豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

制度は、廃止も含む実践、改善、改良を…北斗市

2012-06-30 13:57:43 | ファース本部
裁判員制度が始まって今月で3年になり、これまでに3000人の判決が言い渡されました。傾向としては覚醒剤の密輸事件で無罪になる割合が大幅に増えていると。
反面、性犯罪の刑が重くなるなど、市民参加で判決傾向に変化が出ているそうです。

私は家庭裁判所の調停員を拝命してから16年目になり、裁判員制度の導入啓蒙に駆り出された経緯があります。
本当に素人が死刑を含む重罪裁判に関わって良いものかどか、自分自身も疑心暗鬼でした。平成21年5月から始まったのでちょうど3年目となります。

最高裁判所が判決の変化について調べたら、覚醒剤の密輸事件の裁判員裁判では2.1%に当たる7人に無罪が言い渡されたと言います。
それ以前、裁判官だけの裁判の時は0.6%だったそうですから無罪の割合が大幅に増加していると言うことです。

一方、婦女暴行事件は、裁判官だけの裁判では懲役3年から懲役5年の刑が最も多かったそうです。
裁判員裁判では、懲役5年から懲役7年と刑が重くなる傾向が顕著だそうです。
このような傾向について専門家の見解として「市民感覚が反映されたものでプラスに評価すべきで、制度の導入で期待されたことが現れているのではないか」と述べています。

裁判員裁判制度の導入時には、喧々諤々の議論が錯綜しました。特に反対する人々は、司法制度崩壊に繋がると危機感を抱いておりました。
為せば成るとでもいうのでしょうか、手探り状態でも日本独自の市民参加の裁判も少しずつ熟成しつつあるようです。

私達が行う調停委員制度は、裁判官と一緒になって紛争解決を行う市民参加の制度です。
既に60年以上もの歴史を積んできました。それも幾度となく改善策を施してきての事です。
草案段階からネガティブ想定で反対するのではなく、何事も改善、改良、場合によって見直しや廃止も含む、柔軟な対応が必要かも。

さて、写真は我家の庭を撮ったのですが、今日も素晴らしい天候の北斗市です。
デスクワークを離れ、これから現場訪問など、少し外気に触れてきます。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作付け・育成・収穫を…札幌市内~千歳空港~函館空港~北斗市

2012-06-29 18:21:51 | ファース本部
家電や自動車、建材に至るまで量産メーカーの使命は、売り物を企画開発が最初にきます。
これは、農産物であれば作付けと言う段階なのでしょう。
研究開発で出来た製品を量産する仕組みづくりが次の段階となり、育成と言うことか。
生産された製品を販売し、資金回収を行いますが、これを収穫と言う事なのでしょう。

宝くじも、買わなければ「絶対」に当たることはありません。
作物もまた、種を植えなければ収穫を迎えることは「絶対」にありません。
あえて「絶対」と言う事を強調します。
自分が作付けを行わず、育成だけを行う方法もあります。作付けも育成も行わず、収穫だけを行う方法もあります。

自動車や家電などは、作付け、つまり研究開発を外注し、優れた技術だけを仕入れる手法。
生産ラインを外注し、出来上がった製品にブランド名を付けて販売と資金回収を行う手法。
このいずれかを採用しているメーカーが殆どでしょう。
作付け・育成・収穫を一貫して行うメーカーは皆無と言って過言ではありません。
良し悪しはともかく、合理的なのです。

酪農でも肉牛を飼育する場合は、子牛を仕入れて餌で肉質を整え、ブランド化します。
ブランド化したと言っても、販売と資金回収は、デパートなどの小売店になるのでしょう。
写真は、我家の大豆の畑ですが、種蒔きの作付けから2週間で8センチほどに成長を。

この後は雑草処理など育成時期となり、秋の収穫となります。
機械で刈取った大豆は、脱穀して販売業者に引き取られますが、作付けを行わないと「絶対」に芽吹かないのです。
昨年まで、雑草処理だけの空地だった場所が、作付けで収穫できる事になりました。

社員教育や新商品の開発は、この「作付け」段階であり、大きな可能性を見出すことと言えるのでしょう。
さて今日は、函館市や北斗市が道内で一番涼しく、22℃でした。
つまり全国で一番涼しいエリアだったことになります。今年の冬は札幌よりも寒く、低温だったのですが…
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピーチ・プレゼン・講演の違い…東京都内~羽田空港~千歳空港~札幌市内

2012-06-28 22:53:04 | ファース本部
昨日のパッシブデザイン協議会で行われた10名の講師の10分間の講話をスピーチか、講演か、プレゼンテーションかと問い直してみると、明らかにプレゼンテーションです。
昨今の講演の多くは、プロジェクターを用いて、画面を見ながら話を進めています。
画面を見る方が、背景や状況が、はるかに解り易い利点が多いからでしょう。

このビジアルを見ながら話を進めることは、講演と云えるだろうか。
講演とは、講話を演じることと解釈すると、あくまで話術で伝える技法かも知れません。
ビジアル説明は、講演ではなくプレゼンテーションと云えそうな気がします。

来賓挨拶などは、時間配分の3分間が基本となります。
この3分間の冒頭15秒が導入で、聴く人に聴くと面白そうだとの観念を与えることです。
次に主語となり、伝いたい概要をしっかりと纏めておく必要があります。
最後が転結、いわゆる納めどころです。
この起承転結が整っていれば、内容が希薄で聴衆の共感を得やすくなるものです。

講演は、この3分間スピーチのリピートだと云えそうです。
人は一セッションの話を集中して聴けるのは、3分間だと云います。
この3分間で一つの主語転結が狙いとなるのでは。

1時間講演だと、3分間スピーチの20リピートをするのです。
この3分間転結に濃淡をつけることで40リピートでは2時間講演も出来ることになります。

ビジアルを用いることは、いくらでも時間を持たすことが出来ます。
聴く方が、画面と話の双方を咀嚼できることが前提となります。
私は、ビジアルを使用しない、いわゆる3分間リピート講演の方が多いような気がします。

今日は、三協立山株式会社さまの経営者総会で1時間ぴったりの基調講演を行う機会を戴きました。
建材、建具、素材販売など営む経営者さんを対象にしたイベントでした。
さて、後の懇親会で感想を聴くと難しかったと……技術や経営を簡単に言うのが難しいのです。

写真は、三協立山株式会社の藤木社長さんの挨拶を行う光景です。
さて、スカッと爽やかな札幌も暮れて行きますが明日は函館空港経由で北斗市に戻る予定です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッシブデザイン協議会の創設…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2012-06-27 19:01:07 | ファース本部
パッシブの言葉の意味は、受動態、つまり自分からは積極的に働きかけないさまを云い、消極的な動作、行動、行為など示しているようです。
パッシブハウスと云う家は、冷暖房などの温熱環境を、自然環境に託す手法であり、その思想には大いに賛同します。
自然共生と理念から湧き出た思考です。自然共生の住宅をパッシブハウスと云うのかも。

今日は、パッシブデザイン協議会と云う社団法人の創設総会に参加してきました。
パッシブは自然共生ですが、それにデザインをつけると意味合い深くなります。
先日、デザインなる意味について本ブログで書いたところ、多くの意見を寄せられました。
デザインとは、単に形を創造するだけでなく人の生き方までもレイアウトするのだと。

パッシブデザインとは、自然共生と云う手法において、人生そのものを創造しようと。
当然、人生を創造するには、その人の住む地球環境まで創造しなければなりません。
今日は10名のパネラーが、其々10分間の中でプレゼンテーションを行いました。
この10分間プレゼンは、パネラーの方々も普段、講演慣れした人なのでバタバタした感じになるものですが、10分間を最初から意識して組み上げると素晴らしいプレになりそう。

パッシブの対語は、アクティブと云う事になるのでが、私達が開発している高気密、高断熱、遮熱、蓄熱、調湿などの構造思想は、真逆の対立軸になりそうな気もします。
ところがパッシブとアクティブは整合してこそ成り立つものなのでしょう。
ともあれパッシブデザイン協議会なる法人が誕生しました。
家を量産する時代から人の生き方を創造、提案する時代になったと云う事でしょうか。

写真は、挨拶を戴いた建築研究所理事長(今年春まで東京大学教授)の坂本雄三氏です。
さて、東京も快晴の一日でしたが、湿気が多いだけ汗が。明日は札幌へ移動に。

src="http://widget.blogram.jp/images/bgButton2_whi.gif" alt="blogram投票ボタン" width="100" height="15" style="border: none;" />

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発明工夫を思考すると…函館市~北斗市

2012-06-26 20:33:26 | ファース本部
コップや茶碗など、いつも何気なしに使用して日常の道具にも、それを作り上げた理由があります。
風に飛ばされない工夫をした帽子、日焼け止めをしないように工夫した帽子、頭のサイズを自在に調整できる帽子など、帽子にもそれぞれの特徴があります。
その飛ばれない工夫。日焼け防止工夫、サイズ調整工夫の全てが発明なのです。

私達、福地建装ファース本部は、一ヶ月に一件程度のペースで特許、実用新案、意匠登録、商標登録などの出願に関わっております。
会社が発明工夫を行うことで成り立っていそう。
この発明工夫と言う思考には、経験とか知識が邪魔になる場合があります。
丸いものは丸で、四角いものは四角いと言う観念が潜在しているからです。

サイズ自在の調整の部位や日焼け防止のために先を広げた帽子を見て、「なるほど」と、思ったことがあるとするなら、その人には発明工夫が具現化できる才能を垣間見られます。
多くの人は、目の前にあるモノや形、道具などに、なぜ、どうしてこのような形状になったのかを改めて思考することなど、ほとんどないのでしょう。
丸いモノは丸なのです。

「なるほど」と思うようになると次に、こうしたらもっと使い易くなると思考が巡ります。
もうこの時点であなたは発明者になれるステップを数段あがったと言えそうです。
今日は、函館発明協会の総会に参加してきました。私達のような企業法人や個人でも参加できます。
発明とは決してエジソンのような特別な行為などではありません。

この不便さを改善しようと思いついた時から発明の芽生えが始まっているのでしょう。
今日は、上場メーカーの開発部門と管理職と住宅部材の新商品の開発準備の刷合わせを行い、その後に発明協会の総会に…明日は一便で東京に移動します。
さて、大手毬花の花びらが地上に4センチも積もり、出張から戻ったら無くなっていそう。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デザインと云う意味を問う…北斗市

2012-06-25 19:41:47 | ファース本部
私達は、造形に優れている、恰好が良い、見栄えのする造形物などをデザインが良いなどと言ってきました。
ところがこのデザインとは、必ずしも造形物だけの意味ではないよう。
デザインは、日本語では設計、形態、意匠などと訳されてきたようです。

昨今は、多くの目的を持つ人間の行為を良い形で実施するための「計画」の意味にもデザイン何がしと言われるようになりました。
人間が作り出すものは特定の目的を持ち、それに適うよう、設計者の手によって計画されることを言っているようです。

私達の家づくりの建築のデザイン(意匠)を行っている人は、デザイナーと呼ばれます。
建築家と言われる人は、構造学や構造ロケーションの企画、そして意匠を統括して行う人を言うのであろう。
私のような温熱環境の研究者や工務店経営者を建築家とは言いません。

日本でも近年は、「ジュニア・デザイナー、シニア・デザイナー、 プロジェクト・チーフ」あるいは 「意匠設計者」「アーキテクチュラル・デザイナー」などと言う人もいます。
家づくりで、インテリアデザインやリフォームなどの内装を企画する人は建築デザイナーと言われるケースもあるようです。

デザインの対象は、衣服などのファッション、印刷物のレイアウト、工業的な製品、そして私達の家づくりなどにとどまらず、都市計画やライフプラン(人生設計)まで及ぶことになりそうです。
人の物理的な形状、動作、生理的な反応や変化、心理的な感情の変化などの人間工学も、デザインと云われるジャンルに入りそうです。

今後は、あらゆるケースでこのデザインと云う言葉が出てきそうな気がします。
さて、今日は終日、穏やかな天気に恵まれました北斗市でした。写真は、看板に入れるロゴ字体のデザインを思考しており、成り行きでデザインの意味を調査してみました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エコ」エコロジー(Ecology)を考える…北斗市

2012-06-23 15:47:27 | ファース本部
今日の土曜日もエコ部材の開発企画と称して弊社の研究開発室で資料調査や関係者と連絡を取り合っておりました。
エコ商品を作る前にこの「エコ」の意味を今一度、検証を。
写真は函館フェリー乗り場にモニュメントとして置いてあった船のスクリューですが、今日のテーマに関係するのは、スクリューの脇ある黒塗りの車にあります。

4000㏄、300馬力のエンジンを積んだシーマです。昨年まで私が乗っていた愛車でした。
ハイオクガソリン・1リッターで4kmしか走れない、超不経済な自動車でした。
昨年、1300㏄のハイブリットカー・インサイトに乗り換え燃費は5倍の20kmです。
省エネ・エコ住宅の研究開発を生業にして燃費リッター4kmの車はないだろうと。

シーマ購入や乗り続けた理由を言うと屁理屈になるので割愛します。
本題の「エコ」とはエコロジー(Ecology)の頭をとった略語の和製英語だとそうです。
「eco」が接頭語として用いられています。
エコロジー(Ecology)とは、生態学で生物や物理的な環境学も入るのだそうです。

環境破壊や公害問題が大きくなると、それを解決する学問分野での生態学が注目を。
従前の方法の変更、見直し等を行なう運動が起こり、それらをまとめて表す言葉として、エコロジー運動(エコロジズム、エコロジスト)の言葉が使われるようになったようです。

いつからか環境保護運動や活動にエコロジーという言葉が使われるようなり、生態学と関係のない言葉として一人歩きし、現在に至っていそうです。
エコロジーの頭を取って「エコ」を多く用いるようになったのは、21世紀に入ってからだと言われます。

ともあれエコを思考した末に13年間乗り続け、故障知らずの愛車シーマを、溶かして鉄に戻す廃車にしたのですが…もちろん、涙を呑んでです。
今日も気温の低い北斗市ですが、ここから見える西陽を浴びた函館山の勇姿が綺麗です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消費税増税と公務員宿舎の建築…函館市~北斗市

2012-06-22 18:03:36 | ファース本部
いよいよ消費税増税法案が国会に出されようとしています。
しかし3・11被災では、いまだに多くの人々が避難生活を強いられ、劣悪環境の中で過ごす被災民が存在します。
この状況の中で100億円もかける公務員宿舎の建築が着工となりましたが。

この事業は例の事業仕分けで凍結となりながら今年度の予算で「解凍」されたもの。
自民党時代の公共事業漬けを止めるかと期待された政権交代でした。
この建築費は、古い宿舎の売却で捻出するそうですが、そもそもこのご時世です。
大企業も社宅や保養所などを売り払って事業資金を作っている時期に、公務員が公務員のための公務員住宅を建築するその感覚を問いたくもなります。

「良い住宅に公務員を住ませ、良い仕事をさせる」これは、自民党政権時代に事あるごとに聞かされたセリフでした。
こんな時代に家賃の低い公務員宿舎を建て、そこに住む公務員の住み心地などは、決して快適なものではないように思えてしまいます。

住宅とは、単なる器ではありません。住む人のマインドをも包み込むのです。
負債だらけの政府が建てた住宅に住まわされる公務員が気の毒に思えてしまいます。
消費税増税を拒むものではありません。
安全に安心して暮らしが出来るために私達は税金を収める義務を負わなければなりません。
増税は、政府が遣るべきことを遣ったと思えるタイミングが必要であり、それは決して今ではないような気もします。

政治家の全てが無能なわけではありません。
全うな意見を主張し、天下国家のために奔走する政治家も少なくありません。
しかし、官僚機構の根っこの部分を代えなければ財政再建は無理なのではないか。
これに消費税増税の処方箋は、危篤状態にある財政をさらに!!

この増税タイミングを止められないとすると野党自民党も責任を問われます。
政治環境のガバナンスを変えなければならないように思われます。
コロコロと大臣を替える環境は、官僚なくして成り立たない国家になったのか。
身勝手なマスコミ報道に翻弄される私達、選挙民にもその責任の一端がありそうです。

さて、政局の影響を受けているのでしょうか梅雨のない北海道ですが、ジトジトした天気が続きます。
しかし、樹木の緑だけが生き生きして見えるのは幸いなことかも。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中卒者だから出来ることがある…北斗市

2012-06-21 16:17:17 | ファース本部
私は、人は皆が素晴らしい能力を持ち合わせていると思っていた時代があります。
東京で創業した当時は、自分の周りを見渡しても中卒者は自分だけでした。
高卒者よりもの大卒者が多く、中学しか出ていない自分はとても卑屈に感じたものです。

その自分が出来ること、そして実践できることは、他人などもっと上手に、もっと高度に行えるのだろうと思い続けていたものです。
ところがいつのころから意外とそうでもなくて、自分でも人より色々なことが出来ていることに気付いた時があります。

中卒者というのは、自分の人生プロセスに多くの資金的、あるいは時間的な投資をしてこなかったのではないか。
然るに失うものは最初から持っていなかったように思われます。
失うものが無いことは、怖いものもなく、どんなことにも立ち向かうことが出来そうです。

時には自分自身がアンコントロールになってしまう危険とも隣り合わせです。
しかし、だからこそ果たせそうなこともありです。
しがらみがないことは、自由奔放な生き方が可能となり、この奔放さに社会性が備わってくると面白いモノを生み出します。

戦後の創業者の半分以上は中卒者だったそうです。学歴や教養がないために、肉体労働者に成りざるを得ません。
その肉体労働から得た知恵や工夫を起業に生かした結果です。
高校や大学を出て学歴と知識を身につけると、出来ないことも多く背負込んでしまいそう。

しかしながら昨今の経営者は、その殆どが高学歴の持ち主ばかりです。
昔のようなバラエティーに富んだ経営者ではなく学識経験が企業経営に必要な時代となったのでしょうか。
視点の傾け方の工夫で学歴に関係なく企業経営は行えると思うのですが。

さて、私のような中卒者でも新聞や雑誌の執筆依頼があるのです。
写真は昨日発売の月刊誌「住まいと電化」です。
4ページにわたり「これからのエコ電化住宅」と題して私の書いた記事が掲載(連載予定)されています。
日本工業出版から発売になっています。
全国の書店や電力会社の窓口、或いは出版社に直接お取り寄せてください。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変貌する出版社の業務内容…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2012-06-20 18:03:58 | ファース本部
新聞やテレビなどのマスコミは、押し寄せるIT時代の影響を受けて紙媒体からネット媒体に変わりつつあります。
記事や写真を印刷して紙を見るのではなく、液晶体の画面をそっと触れただけで次々と掲載記事や写真を読み、見る事のできる時代です。情報を伝える方法が変わったと云うことなのでしょう。

しかし、記事を書くための取材、撮影、データ取り、その分析。いわゆるコンテンツの中身は、従来とさほど変わっていません。
伝達方法は変わっても肝心な中身の濃い、コンテンツ制作がどんなにATが進んだとしても、人の視点、手先、感触などが基本かも。

毎日、毎週の情報を提供する日刊紙、週刊誌などは、紙媒体からネット媒体に大きく舵を切ろうとしているようです。
しかしながら今日、訪問した専門月刊誌は、やはり紙媒体でなければツールとして活用し難いようです。

今日は東京都内駒込にある日本工業出版社さんを訪問しました。
写真は10年ぶりにお会いした編集部 編集2課の山口 康さんと撮りました。
持っている本は今日20日発売になる「住まいと電化」7月号です。
私の「これからのエコ電化住宅」の記事が4ページにわたり掲載されています。
データや写真と文章を照らして見るツールはやはり紙でなければと。

書店で販売する本は、専門的なマニュアル本だけになると指摘する識者もいます。
しかしながら、その本を書くため、調査、取材や文章にして見る人に情報を与え、感銘や知識をもたらすためのコンテンツは、あくまでもアナログの世界に留まりそうです。
この「住まいと電化」は書店でも売っていますが、電力会社にも置いているようです。

さて、昨日は、台風直前に東京に着き、仕事を終え、寝ているうちに台風が過ぎ去り、今日戻った北斗市本社は台風の余波なのか小雨がパラついています。気温13℃、寒い!!

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご隠居さんになるためには…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2012-06-19 20:46:15 | ファース本部
社会的にも大きな責任を果たした人は、その余生を穏やかにそして悠々自適の暮らしを過ごさせたいと思うものです。
これをご隠居さんと云う立場のことを云うのでしょうか。
しかし、昔の大名が隠居するとは、閉居つまり存在を押し隠されることを云ったのだと。

この「隠居」と「閑居」は「一人でいる」との意味合いが強いのだそうです。
以前、このブログで書いた事もあるのですが、隠居(いんきょ)、閑居(かんきょ)の反対語は、「君子は一人を慎む」と言って「徳を積んだ者は孤独になっても行いが乱れない」と言う意味だそうです。
企業トップの社長は、常に孤独な立場にあるのですが。

社長といえ、聖人君子などではないのですから、心に隙間ができて過ちを犯す事もあります。
政治家にも些細な間違いで失脚した総理もいました。
また金と暇を持て余した人には、良い人生を過ごす事など在り得ないと思うべきか。

社長は、常に時間、仕事、金に追いまくられているのが宿命であり、そう在るべきだとも言います。
隠居と閑居が同意語で決して良い状況でないようですが、この隠居の頭に「ご」を、後に「さん」つけ「ご隠居さん」となれば、意味合いがかなり異なるようです。

隠居、閑居は一人で孤独なのですが、「ご隠居さん」には、大勢の方々の心優しい真心に囲まれているのでしょう。
しかし社長の全てが「ご隠居さん」になれる訳でないようです。
普通の人生を辿った人でも「ご隠居さん」になっている人が多く存在します。
常に人様を敬い、慎み深い行いを貫いた人は、きっと「ご隠居さん」になれるのでしょう。

さて、今日は台風が来る前に東京に到着し、販売代理店会総会に出席しました。
参集した方々は全員が経営者ですが幸い全員が台風に邪魔されずに出席できました。
写真は、新橋で総会を終えて外に出たら台風の雨が降ってきました。

さて、参加者の多くが「ご隠居さん」候補者ですが、会合の後の二次会、そして銀座にでも…帰りの無事を。
当方は明日の午後の移動となります。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何とも哀れな人生にしたのは…北斗市

2012-06-18 18:10:27 | ファース本部
オウム事件は、地下鉄サリン事件という空恐ろしいテロで全国民を恐怖に晒しました。
世界的には治安世界一の名声を奈落の底に突き落とした大罪集団の最後の一人が逮捕されました。
17年間の逃亡の末に逮捕連行される中年男は、手配写真のどれとも違って見えた。

オウム真理教元信徒、高橋克也容疑者は、逃亡することが修行だと勘違いしていたのか。
最後はかくまってくれる仲間もいなかったのか何とも無防備な状態での末路でもある。
彼を追い詰めたのは、防犯カメラという近代装備の貢献だったようです。

市街地のコンビニ、金融機関、ATMなど都会の生活には欠かせない至る所に防犯カメラが設置されています。
自動車に乗ると幹線道路には、Nシステムと言われる装置で車のナンバー、車種、運転者の人相までも立ちどころに分かってしまうとか。

これでオウムの残党はすべて捕まりました。
最後の逮捕者の男は、辛かろうが苦しかろうが、あの忌まわしい記憶の全てを法廷の場に曝け出して狂気の実相を公開することが使命であろう。
オウム被害者や遺族を傷付け、泣かせ続け、恐怖に落し込んだ償いこそが次の役目である。

憎き狂気の教祖に洗脳されて大罪を犯した彼らにも一抹の同情が……
しかし、被害者のことを考えると彼らが同情される時は、事件の真相を語り、同じような事件を二度と起こさない社会環境の構築が認められた時なのだろう。
それにしても私達の生活の一部始終が、防犯カメラやNシステムで監視されていることが。
もっとも普段の生活を粛々と行っていれば監視されていることがむしろ心強く思えるかも。

今日は隣の上磯中学校の一斉下校実施日なので校門前で生徒を見送ってきました。
この写真の生徒達は、純真無垢で私達の将来を担う世代です。
この子供達に憐みなどと無縁の人生航路を与えるのは私達、大人の使命と責任なのでしょう。
さて、明日は防犯カメラの並ぶ大都会、東京への移動となります。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エアコンの寿命とは…函館市~北斗市

2012-06-16 18:01:46 | ファース本部
最新のファースの家は、高機能エアコンを天井裏に収め、その熱を床下から外皮(外壁面の通気層)を通じて天井裏に循環させた仕様を採用するようになりました。
ファースの家特有の構造でこそ為し得る工法ですが、冷暖房機器が生活空間の見える場所にありません。

これで高機能エアコンでも北海道のようなマイナス20℃の地域暖房を賄えるようになりました。
8年前から蓄熱暖房機と併用して高機能エアコンを試してきましたが、しだいに蓄熱暖房機の熱量を弱くして3年前からエアコンだけの暖房でも充分な暖房空間が構築できます。

最初はおっかなびっくりでしたが一昨年の後半からは、この天井裏エアコンの普及率が飛躍的に多くなりました。
昨年の弊社ハウジング事業部の施工するファースの家の全てがこのタイプです。
故障の殆どない蓄熱暖房機と比べると複雑な構造のエアコンに不安は無いと言ったら嘘になります。
しかしながら機械には当たり外れも多いようですが。

写真は、25年前に友達の経営する喫茶店に取り付けしたエアコンですが、現在もちゃんとその役割を果たしています。
このエアコンはそれより更に10年前にある新装した事務所に新品で取り付けしたものですから、35年間も動き続けていることになります。

私達が蓄熱暖房機を使用し始めてから26年になりますが、エアコンの寿命も捨てたものではありません。
ところが電化機器のメーカー保証期間の殆どが1年となっております。
私達はある保険機関と連携し、ファースの家に使用するエアコンを10年までの延長保証を行う制度を作っています。

写真のエアコンは現在、無くなった冷房専用冷房機です。つまり冷専ですからエアコンディショナーの「エアコン」とは言えないかも。
この冬場に使用しない機器寿命は、停止期間が多くて寿命には悪影響を与えるそうです。
現在のように夏冬使用のエアコンの方が条件的にはもっと高寿命になるかも知れません。
それも当たり外れは多いのですが……さて、今日は終日16℃で肌寒い一日でした。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越前加賀海岸の東尋坊とは…函館市~北斗市

2012-06-15 18:56:51 | ファース本部
昨日は、福井県坂井市三国町、越前加賀海岸国定公園の奇勝として名高い東尋坊を見学する機会がありました。
この東尋坊を海から間近にみた断崖は、まさに迫力満点です。
「輝石安山岩の柱状節理」と云われるゴツゴツとした岩が約1キロも続いています。
これは、地質学的にも珍しい奇岩だと云われ、東尋坊を含め世界に3箇所しかないのだと。

水面から25mもの高さから見下ろすことができますが、押し迫る日本海の迫力があります。
この東尋坊から橋で渡れますが、神奈川県の江ノ島に良く似た形状で「雄島」(おしま)と云う島があります。
この雄島は昔から「神の島」とあがめられています。

朱塗りの大橋をわたり石段を登ると神聖な大湊神社が鎮座しており神秘的な雰囲気が。
この東尋坊一体は、江の島に例えられ、また北陸の「越前松島」とも云われています。
私は、仕事で各地を訪問する機会が多いのですが、観光地を訪れることは殆どありません。

昨日は、宿泊先の芦原温泉から小松空港に向かう途中に、見ておくようにと訪問先のご配慮で東尋坊を見る機会に恵まれました。
写真はその案内をして戴いたセーレン㈱、ハウジング資材販売部次長の杉田賢造さんと東尋坊の突端で撮りました。
ご覧のような天候に恵まれて、日本海から崖を吹きあがって来る風が何ともの心地よく感じたものです。

絶景の観光地を訪れるにも、アテンドしてくれる人や、その時の天候などによっても印象度がことなるのでしょう。
セーレンの専務さんや杉田さんなどのご配慮と、素晴らしい天気によって東尋坊の絶景が一層際立って見えたものです。

さて今日は午前中、家庭裁判所の調停業務を行いました。
午後からは終日、社内業務でしたが、北斗市の気温17℃ととても過ごし易い一日でした。
私の執務室から見える函館山も夕陽に反射して気持ち良さそうに佇んでいます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分で住みたい家でなければ…福井県~小松空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2012-06-14 18:12:31 | ファース本部
私達、ファースグループの販売代理店さんや加盟工務店は、自宅をファースの家で建築して住んでいる人が多くおります。
弊社スタッフもまだまだ親の家やマンション住まいが多いのですが、3分の1は、ファースの家を建築して住んでいます。

販売代理店の社長や関係者、加盟工務店の経営者の多くがファースの家に住んでいます。
元々、何故ファースになったかの動機は、梅雨時期や真夏の体感、それにカラカラ乾燥と寒い冬に、見学会などで体感したことがきっかけだったようです。
玄関を入った瞬間にほんわりとした空気に全身が包まれ、初めて味わう身体での感動だったと。

冷房や暖房は空気を動かさない輻射熱。空気中の臭気や汚染物質を洗浄。絶対湿度を4gから7g程度の範囲にキープ。
このような効能を醸し出すために、断熱、気密材、窓ガラス遮熱、調湿材に空気洗浄機能を付加など、見えないところに様々な工夫を行っています。

しかも、売る終わる家づくりではなく、作って育てる家づくりを実践しています。
どのような高性能、高機能の家であっても、その能力を充分に使い切ってこそです。
また人の作ったものは、何処かに不具合を生じることも少なくありません。
建主さんと連携しながらメンテナンスフォローをして行くことになります。

写真は昨日、訪問したファース工務店のタカセ工業代表、高瀬義治さんのご自宅です。
タカセ工業さんは、リフォームと建替受注を主に行い、家族だけ経営する小規模工務店です。
やはり、自分も身体で感動し、ファース加盟を行い、棟数を抑えながらも毎年、堅実な着工実績を上げています。

高瀬さんの直向きで真面目なパーソナリティーは、知合いの方に「一回、体感を」のお誘いが、わりと素直に受けいれられる状況を作っているみたいです。
さて、気温30℃近い本州から気温13℃の北斗市です。温度15℃、寒い!!!
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする