豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

空き家対策特別処置法の施行が…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-05-30 16:00:09 | ファース本部
日本全国の空き家の数は800万戸を超えています。カウントされていない数を入れれば1000万戸近いとも言われています。今は8戸の住宅のうち3戸が空き家となっている勘定ですが、20年後には、少子化現象を放置しておくと3戸に1戸が空き家になります。

全面施行される「空き家対策特別処置法」は、放置したままで倒壊の恐れや衛生上の問題がある空き家を市町村が撤去命令をだせる権限を定めてものです。
確かに近隣住民に不快感や危険を及ぼす空き家は迷惑千万です。(写真はネット画像です)
しかし、私物をゴミ処理するにはこのような法律が必要だったのでしょう。

この法律施行で色々なマスコミは、「これを契機に空き家のでないような住宅文化の見直しが必要だ」との記事を目にします。現在の日本国内の住宅数は6000万戸に及ぶそうです。
それでも尚、年間100万戸近い住宅が造られて行く現況を変えなければなりません。

住宅建築は経済効果を高めるには大きな原動力となります。30業種以上のヒト、モノ、カネが動くからです。住宅建築数は、GDPにそのまま影響を与えています。
だからハウスメーカーのような住宅量産販売システムの見直しが出来ないのでしょう。

住宅においては、数を売る時代から確実に質の時代と変わっています。
それこそ量産住宅販売規制法などの制定などこそが、「住宅文化の見直し」になります。
ハウスメーカーは資金力を持っているのですから、業種シフトや営業市場の変換などと対応策は幾通りも存在します。

量産住宅販売会社が無くなっても、単に看板が無くなっただけで、下請、孫請けで実際に現場を施工して家づくりの実践している地域工務店はしっかりと存在します。
その地域工務店に新時代の家づくりノウハウを提供するのが私達ファース本部の役割です。

さて、月曜日から札幌、青森、秋田、東京、高岡、富山、そして東京から北斗市本社へと一週間をフル稼働して来ました。東京と比べるとやはり北海道は爽快さが異なります。
これから休養モードに入ります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰からもが自然に好きになれる人…高岡市~富山空港~羽田空港~東京都内

2015-05-29 20:20:38 | ファース本部
誰もが人様に嫌われるのではないか、との小さな恐怖感をもっているのだそうです。
然るに「嫌われないようにするため」をいつも意識していては、それこそ嫌われます。
自然の振る舞いの中で人様から好感度で見られるようにたるめには…

自分勝手で他人の事に頓着しない素のままの自分がいたとします。
世間知らず、我儘、雰囲気を読めない、迷惑を顧みない、これでは完全に嫌われます。
一方で、振る舞いそのものが、とても好印象を与える事もありそうです。

先ずは嫌われるとか、好かれようとかの意識をなくすることが肝心のようです。
万人から畏敬の念で見られるのは、「自分の前にいる貴方を受け容れる」人のようです。
「自分の前の貴方」を先ず肯定する。その貴方とは、思想も意見も異なるのですが…
それでも受け入れることがとても大切のようです。

これは自分の事をイメージしてみれば解り易いと思います。
「貴方に受容される」とは、胸襟を開いたので何でも打ち明けて下さいとの開示信号です。
家庭裁判所の調停業務は、調停委員に当事者が心を開いてくれなければ上手く行きません。

人の心は抉じ開けるモノではありません。
人によっては、自然といつの間にか心を許してしまっている自分に気付くことがあります。
そのような人になりたいものです。

今日は「ファースの家」にお住いで前三協立山株式会社会長の要明英雄さんを訪ねました。
写真は、ファースの家の隣にある旧宅前で要明さんと撮りました。この旧宅には、ご子息ご一家が住まれているそうですがその前庭では要明ご夫妻が菊の花を育てておられました。

要明さんは、北海道支店長を努め、10年間も北海道に住まいしたことから、今でも多くの要明ファンがいます。要明さんは、まさしくいつの間にか心を開かせる人徳をお持ちです。
要明さんから愚痴や陰口の類悟を聞いた事はなく、先ずは受容する事を自然と出来るのでしょう。
受容してから解きほぐすように語りかけます。要明さんの穏やかな人柄は昔と全く変わっておりませんでした。さて、今日は東京都内に入り、荒物横丁を見学してきました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビジョンが情熱で成就する…東京都内~富山市~高岡市

2015-05-28 22:15:45 | ファース本部
自分が与えられた仕事に成果が生まれない時は、仕事に対する情熱が失せている証拠かも知れません。
成果が出ないのは、社会環境のせい、部下の能力のせい、会社の仕組みのせいなどと、先ずは一義的に、自分以外の事を理由に上げたくなるものです。
更には、自分の能力の無さがなど、自虐的になって自分を責めたりする場合もあります。
その要因の多くは、仕事に対するパッションが失せている事が多いのでしょう。

パッション、つまり情熱とは、ある物事に向かって気持ちが燃え立つ事のようです。
目標に立ち向かうその気持ちが、メラメラと激しく火花を散らすようになれば、周辺に同じ波長の熱情を巻き込み、協力者も必然的に張り切るようになるものです。
情熱の無いにところには、覇気だけでなく、知恵も工夫も生まれてきません。

仕事に対する目標設定は、数値、期間、企業の仕組みやスタッフなど、物理的に無理なものであったりする場合もあります。しかし、情熱を燃やし続けると、自分の納得する業績の光明が少しずつ見えて来て、それが成果へと繋がって行きます。

自分の目標を実現するには、その方針や行動計画を立て、その中に盛り込まれた今日中に行なうべき達成目標に妥協しない事が肝心なのでしょう。
日々の目標数値に妥協しない強い実践力は、燃え上がるパッションによって成立します。

仕事の出来て頑張っている人の目はいつも輝いているものです。
可能性の持っている人は身体からオーラを発散しています。
知恵を巡らし、工夫の出来る人は周りの人々を融合して行きます。

今日はファース本部と業務提携しているサッシメーカー三協立山株式会社 三協アルミ社の富山県高岡市本社を訪問しました。写真は私の右隣が社長の蒲原彰三さん、建材事業部長の大橋秀世さん、左が弊社常務の扇寿志、三協立山札幌支店長の野島成晃さんです。

三協立山様は数千人もの社員を抱え、数千億円の売り上げをキープしています。
このような大企業経営者のスキルは、まさに全身から湧き出るオーラを放っています。
情熱的でなければ企業経営は、成立しないことの経営現場を見せて戴きました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聞えない音が騒音に…弘前市~大館能代空港~羽田空港~東京都内

2015-05-27 21:34:16 | ファース本部
私達は、目視できる光の事を可視光線(かしこうせん)と言います。
窓からの採光や光触媒を活用する際には、可視光線の研究は必須となっていました。
人間の目には380~780nm(ナノメーター)の光の波長(電磁波)を認識するそうです。

それ以下が紫外線、それ以上が赤外線となり、肉眼でのサーチが出来なくなります。
紫外線よりもっと小さな波長をX線と言ってレントゲン写真などに用いています。
X線より低くなるとr線、つまり原子力で使用する放射線量のエリアになります。
赤外線より高い波長を遠赤外線などと言って空中を飛び交う電波のエリアなのです。

私達人間に聞こえる音、人間に聞こえない音もあります。
普通の人に聞こえる可聴域(かちょういき)は、20Hz~20000Hzだと言うことですが、人の耳に聞こえない音を「超音波」と言い、聞こえない音を「超低周波音」と言います。

この超低周波音は、音と言うより空気の振動と表現すべきでしょう。
ピアノの鍵盤を右端のキンキンするような高周波から左側の低温に移動し、その鍵盤が永遠に長く続くと、その先は音でなく完全に空気振動だけとなります。

この10年余りで驚異的に大普及した給湯機のエコキュートは、エアコンの冷媒ガス20気圧に対し、100気圧に圧縮しなければCO2冷媒ガスを液化気化の状態変更が出来ません。
そのためエコキュート独特の「超低周波音」となると言われます。
この超低周波音を無意識に聴き続けているとイライラ感、頭痛や不眠症の要因になります。

また超低周波音は周波数が長いだけに、音を反射板で防ぐとか、吸収させるなどの対策がし難くなります。昨今では、社会問題化されていますが、対応策がない訳ではありません。
エコキュートの販売促進で安価で大量販売したために、室外機の取り付けに際し、周辺環境に気配りを欠落させていました。写真は燐家に配慮し自宅の壁と平行な向きに取り付を。

室外機への吸音マット、方向、設置場所特定などを吟味すると社会問題とはなりません。
自分の隣人の環境は、エコキュートなどの価格破壊で人の心まで壊してはなりません。
さて今日は、弘前市から秋田県の大館能代空港から東京に。明日は富山県に…

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人は人に揉まれて輝き始める…札幌市内~新千歳空港~青森空港~弘前市

2015-05-26 21:20:15 | ファース本部
私は、中学しか出ていないので高校や大校でどんな勉強をしているのかを知りません。
それでも大学を出た人々と一緒に仕事をする機会が多くあります。
大卒でも色々な方がおりますが理路整然とした理屈を言う人が多いようです。
大卒の中には、高卒や中卒者の上司によって対応態度が異なる人もおります。

大卒者は、私のような地下足袋を履くような仕事などには就き難いのでしょう。
更には、工員のように作業服を着る仕事にも就き難いようです。
しかしながら理屈だけで通る仕事など先ずは在り得ないと思われます。

高校、大学では研究室、ゼミなどで学問を学ぶと同時に、学友とのキャンバスなどを中心に人間関係の重要性を取得したいものです。
私は、学校で学んだ事を入社後に会社の仕事に活用できたとの話は聞いた事がありません。

また業訓練所で習った技術を工事現場で直ぐに役立ったとの話も聞いた事はありません。
弊社は素人で入社したスタッフばかりですが、頭脳集団と言われるように育つものです。
私達の職場や工事現場は、利益を生み出す現場であることから、学問や技能を習得する事を目的とした学び舎とは緊張感や切迫感が絶対的に異なります。

学問の経営と実践の経営の決定的な違いは、関わる人のパーソナリティーをいかにして調整できるかに掛かっているように感じます。つまり経営とは、時々の環境変化に応じて、人間をどのようにコーディネートするかなのだとも思われます。
営業、財務、商品、管理、市場分析なども、もとを正せば人間の本性を見抜くこと。

会社も工事現場も全てが人間で構成されており、その人を知る事が重要だと思われます。
人間社会で幸福になるために必要な、笑顔のつくり方、人の気持ちの汲み方、澄んだ心の持ち方などは、人と人とが揉まれながら磨かれて行くのだと思のです。

今日は東北電力の弘前営業所主催のeハウジングビルダー会で1時間30分の講演を行いました。現在も今後も、大きな可能性をひめた優良地域工務店経営者の集まりです。
90分間、熱心に耳を貸してくれる受容力は、まさに磨かれた人間力の会でもありました。
さて10年ぶりで津軽の弘前市に泊まります。明日は東京に移動します。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住む人のための家づくりを…北斗市~函館空港~新千歳空港~札幌市内

2015-05-25 21:24:40 | ファース本部
私が開発した樹脂スプレー発泡の断熱工法は、誰も遣っていない時期に必要に迫られて作られた仕組みです。誰もが相手にしない突飛な断熱・気密工法であったのでしょう。
木造住宅の内側から外壁に向い、燃え易いウレタン樹脂をスプレー発泡するのですから…

何処から見ても、とても乱暴な断熱工法に見えます。
しかしながら従前の断熱・気密工法とは全く異なった居住空間を構築出来るようになりました。
これを世に出すと業界の主だった学者や関連業界は挙って、「施工が危険だ、住む人に不健康だ、燃えると一気に周辺を巻き込んでしまう」などの大バッシングが続出します。

「グラスウールで断熱をしなさい」と言うのが我国の断熱仕様の基軸となっています。
その基軸を構築するには、学識者の長い年月と研究の下地があったことは言うまでもない。
その基軸を作って来た学者の方々は、私の何か訳の解らない乱暴な断熱手法に憤ります。

それでも、先生達の学術会議で認定を交付されなければ、確認申請もままなりません。
早速、認定のための手続きを行いましたが、認定拒否の理由は山積しています。
先ずは、冒頭のダメ理由に加えて「実績がない」と散々でしたが、3年がかりで作ったファースの家が60棟ほど存在致しました。

学術評議員の先生には、現場を見て戴き、住んでいる人の住み心地を聞いて戴き、家が学者の面子や既得権者のためでなく、住む人の幸せづくりのためにあるのだと解きました。
現場に足を運んだ学者の先生方には理解されても、そうでない先生方に散々な批判を。

そのような公的認定の交付の有無に関わらず、熱心に私ごときの話に耳を傾け、そして賛同してくれた工務店経営者達がおりました。
「住む人のための家づくり」を信念にした経営者達です。
まさに実績のない「ファースの家」を育ててくれた開拓者たちです。

それが北海道ファース会(写真は桧山会長)の方々です。今日はその総会に参加しました。
この北海道ファース会がベースとなり現在は日本全国でファースの家が建築されています。
さて、明日は東北に移動して東北電力関連のイベントで講話を致します。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気温と湿度の持つ全熱とは…北斗市

2015-05-24 16:01:51 | ファース本部

北海道北斗市本社にある私の現在の執務室の温湿度は、写真のように気温25℃、湿度25%になっています。気温25℃だけなら快適ですが、湿度50%になると少し汗ばむくらいです。
北海道では20℃なら肌寒さを訴えますが湿度が50%だと快適です。

気温20℃、湿度50%(専門的に相対湿度と言う)の時の気温20℃と湿気の持つ熱の潜熱を足した全部の熱、いわゆる全熱(エンタルピー)は38.53℃となります。
つまり50%に含まれる熱が18.53℃あることになります。
これが今日のように25℃の50%となると全熱が50.29℃となります。

この25.29℃の熱は、エアコン室内機のフィンに絡むとその分が凝縮熱として具現化します。
これから外部湿度が高くなると、何とかして湿度を家の中に入れない工夫が必要です。
その事を調湿機能と言いますがファース本部では、その仕組みを完璧にするための研究を行っています。

さて、明日は早朝にファースの家の地鎮祭を行い、その足で空港に向かいます。
明日から札幌、青森、秋田、東京、富山と出掛けることになります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本を読む人読まぬ人…函館市~北斗市

2015-05-23 15:25:49 | ファース本部
電車や飛行機の中なので熱心に本を読んでいる人をみかけます。
狭い世間の中では、趣味を読書と言うのがインテリぶった嫌味に聞こえる人もいるとか。
男性で読書が唯一の趣味だと言われると、単に草食系男子と言うより、かなりひ弱なイメージを持ってしまいがちです。

当方も肉体労働の時代は、読書など異次元の世界に住む人の行いだとも思っていました。
ところが特許庁に特許出願申請を出し、拒絶命令(特許になりませんと言う通知)の拒絶理由の第一項目が、文章の意味不明だとし、二項目がまともな理由でした。
中卒者の宿命かも思いましたが、少し意地になりそれからは、懸命に文法などを勉強することになります。特許庁には、意見書を提出してその特許を登録させました。

自分の思考や技術などは、人様に上手に伝える必要があります。
自分が文章を書くための、順序立ての仕方が読書の目的だったのです。
しかしいつの間にか、中身に入り込むようになっている自分に気付いたことがありました。

自分の感性でない事項、自分の未経験の世界、自分の全く知らない技術や情報が本には無限に詰まっているように感じます。その私ですが、今まで二冊の著書を出版しています。
現在は、専門紙の連載コラムや月刊誌の技術コラムを執筆しています。

まさに本を読むことで自分でない自分を見出すことは可能だとも思われます。
写真は先ほど行って来た函館の蔦屋書店です。
3冊の本を買ってきましたが、必ずしも小難しい本だけでなく、大好きな小説が2冊も…

さて今日は、天気も含め、とても穏やかな時間が流れて行きます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失敗しない糧を生み出す失敗を…七飯町~北斗市

2015-05-22 18:06:26 | ファース本部
私達経営者は、思っているとか、考えている、などの言葉は禁句かも知れません。
思うだけ、考えるだけ、それなら誰もが直ぐにでも大社長や億万長者にもなれます。
思っている、考えている、と同時にそのための実践行動が伴わなければなりません。

しかし私達は、一歩踏み出し、一つ行動を起こせば先ず失敗がつきものです。
ところがこの失敗は、ひとつの成功より、多くの教訓をもたらすものでもありそうです。
ひとつの成功で得られる情報よりは、失敗で学ぶ情報の方がとても大きいのです。

失敗を怖れて行動を起こさなければ、得られる成果は何もありません。
いたずらに時間と言う、私達に有限に与えられた財産を食い潰して行くだけでしょう。
私はこの30数年間、失敗ばかりを繰り返してきました。

失敗の経験は、失敗しない方法を創りだすための糧になります。
ファースの家は、この失敗の延長線上で確立した住宅システムと言えるのです。
それは、一生一代の建主さんの家づくりに失敗は絶対に許されないのですから当然です。

私達ファース本部は、そのお施主様の大切な家づくりを行う地域工務店様に対して住宅システムを提供しています。FAS加盟工務店が失敗すると言うことは、地域における工務店としての信頼失墜となり、許されないことです。

私達ファース本部が実験施設で様々な失敗を繰り返し、失敗しない糧を作り出し、工務店様とお施主様に「幸せにします」と言い切らなければなりません。
成功するまで継続することで「思うのでなく」「こうします」と断言できると言うことです。

今日は金融機関の支店長さん、クラウンの一ヶ月点検や東京からのお客様対応などの合間を見ながら執筆や研究開発の仕事などを行なっておりました。
さて写真は、雑誌の取材時の自分ですが、少し肌寒い一日も静かに退社時間を迎えています。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せの見つけ方…函館市~北斗市

2015-05-21 17:30:23 | ファース本部
そもそも「幸せ」とは、どの部分を切り取って言えるのだろうか。
自分が「幸せ」だと思った時が幸せなのだと言う人もおります。
自分が「幸せ」と思うに至るため、自分以外の人を不幸にしていないだろうか。

朝に目が覚めて生きていることを確認できたことで幸せだと感じる人もいます。
ご飯を食べられることで幸せだと感じる人も実際にいるのです。
16歳でオリンピック金メダルに輝き、今まで生きて来て一番幸せだと言い切った選手も。

幸せとは、辛苦の後に来る一瞬の解放感、満足感だとも言えそうです。
一瞬の満足感なのですからその幸せは、永遠に継続する訳ではありません。
人様の批判に終始する人には、真の幸せ感に浸ることなど出来ないのでしょう。
自分の幸せは、人様の幸せで成り立っているのだと思われるからです。

私達が仕事をして人に喜んで戴き、その人の「笑顔」を見た時に幸せを感じます。
人様に喜んで戴くと言うことは、その人様の幸せづくりに尽力したことになります。
つまりは、関わる人の幸せこそ自分の幸せなのだと言うことなのでしょう。

事業が成功し、大金持ちで亡くなり、遺族の相続問題が勃発し、骨肉の紛争となり、憎しみ合っている人達を家庭裁判所の調停室で見てきました。一方でトビ職のある先輩は、慎ましい生活であっても優しい奥さんと大勢の孫達に看取られて逝った人もおります。

「幸せの見つけ方」それは、空気が吸えること、洋服を着込めることなど言い換えれば、今ここに生きていられることを幸せだと思えることのようです。
さて今日はこれからハウジング事業部のお客様との懇親会に参加してきます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車寅次郎の侠客とは…函館市~北斗市

2015-05-20 18:33:03 | ファース本部
「葛飾柴又で生を受けた姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」
おなじみの寅さんの決まり文句である。
渥美清さんが演じた寅さんは、一生涯独身で過ごし、「任侠」世界だけて生きたとされます。

任侠(にんきょう)とは「やくざモノ」をイメージしてしまいがちですが、意味を調べると仁義を重んじ、困っている人、苦しんでいる人を放置しておけず、彼らを救済するために自己犠牲を払える人と言うことになります。ヤクザどころかとても良い人なのです。

また侠客(きょうかく)とは、強気を挫き、弱気を助ける正義の味方を意味します。
ところがその後につく任侠を建前とする「渡世人」の総称でもあります。
この渡世人(とせいにん)とは、ばくち打ち、博徒、ヤクザと訳されます。

一宿一飯、義理人情、義侠心、男気などは、まさに男の中の男である賛美なのですが、寅さんの台詞に時々出てくる「渡世人」なのだとする自覚は、家族を持つことの出来ないヤクザ者であることの引け目だったのでしょう。

今で言うヤクザとは、組織暴力団を意味して社会のダニだとされ、一般人から酷く嫌われており、社会的も暴力団撲滅で徹底的に排除しなければなりません。
しかし寅さんの言う「渡世人」と組織暴力団とは相当に意味合いも異なる気がします。

私は中学校を卒業して働いた場所が鉄骨トビ職で「飯場(はんば)」と呼ばれる宿舎暮らしでした。
私が最も尊敬する唯一の師匠であるトビ職の師匠は、まさに腕の立つトビ職人であり、任侠の流れを汲む人でした。背中には見事な昇り龍の入れ墨が入っていました。
兄弟弟子の中にもその流れを汲むモノもいましたが、仕事師ともまた一流だったのです。

当方は、そこで一宿一飯、義理人情、義侠心、男気など身を持って鍛えられのですが、人間教育の一端だったような気が致します。
勿論、組織暴力団とは一切の関わる機会などありませんでした。
彼らの厳しさの裏にある優しさは、現代社会で接する事が難しそうです。

今日は家庭裁判所の調停室で夫婦間紛争解決のために侠客の話をしました。
侠客とは、強気を挫き、弱気を助ける人だと話したら一気に問題解決に。
義理人情って必要ですね。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石を投げれば社長にあたる…函館市~北斗市

2015-05-19 17:57:31 | ファース本部
貧しかった私の幼い頃は、ただ漠然と会社の社長になりたいと夢を持ったものです。
ビジョンや夢を持つ事はかってでしょうが、漠然とした夢ほど儚いものはありません。
ちゃんとした目標を定めた夢やビジョンを定め、その目標に向かっての行動でなければ…

単に自分だけの野望を果たす事ではなく自分も他人も一緒に心を馳せるようなビジョンを。
猛勉強の末に一流大学を卒業し、エリート街道を突き進み、確かに人並み以上の安定した生活を営む事が出来たとて晩年になり、自分も他人も心馳せる人生だったかどうかです。

社会的な地位をゲットして当面の夢を実現したとしても、自分はどれだけの幸せづくりに貢献し、その先にある自分の幸せを本当にゲットしたのでしょうか。
人生のおける最終的な夢の実現は、人を幸せにした分だけの自分の幸せなのでしょう。

代議士選挙に出る人は、いつか総理大臣になって国を治める人物になろうと言う、大きな夢を描くそうです。夢に向って前進し向う方向が見えているので迷う事などはありません。
誰もが夢と希望を持つ事ができ、それは人生の先を照らす灯りなのでしょう。
ひたすら、その灯りに向って歩みを進めれば良いのですから。

大阪都構想は住民投票で否決され、その実現をビジョンにしていた橋下徹市長は政治家引退の断を下しました。改革には行動力、破壊力が必要ですが、それは時に猛毒に見られるときもあります。
全国の地方議員数は5万人と驚くほどの人数になります。
しかし私達、会社経営者つまり社長の数は、全国何と300万人もいると言われます。

まさに石を投げれば当方のような社長に当たる…掃いて捨てるほどの社長がいます。
社長には誰もがなれますが、社会に根付いた社長力の備えた社長はとても少ないのです。
議員になるのも、社長になるのも自己実現の手段の一環でしかないのでしょう。
つまり、議員になる、社長になったら何を為すのかと、ゴールはずっと先にありそうです。

さて、今日は難しい調停案件に取り組んで来ましたが、相手の立場に気付けば一気に解決へ向くものです。明日の家庭裁判所への登庁となります。写真は大好きな富士山です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間・橋下徹の政治改革は…函館市~北斗市

2015-05-18 18:03:10 | ファース本部
長年にわたり継承されて来た仕組みを変える改革実践は実に多くの困難が伴います。
大阪都構想を掲げて活動してきた大阪市長の橋下徹さんですが、その住民投票で、都構想そのものが反対多数で否決されました。
しかし敗戦の弁を語る橋本さんの表情は、清々しく、潔く、そして彼の表情からに悔いの残っていないことを強く感じます。

大阪府と大阪市が競うように行う二重行政を無くすため、先ずは大阪市も大阪府も無くするところから始めなければなりません。
市民、府民は、既得権益を無くすることでの抵抗勢力の攻撃はもとより、在ったものを無くすることへの不安の方がはるかに大きかったのでしょう。

市議会議員も府議会議員は、職を失うのですから反対するのは必然です。
しかし自分の利益だけで反対したのではなく自分達の住む地域には、歴史の積み重ね、伝統文化、地域住民の絆などが存在します。その情念が反対に回った理由のようです。

ともあれ、これまでに彼のような稀有な政治家は存在したのでしょうか。
一人のタレント弁護士だった橋本さんは、政治家として稀に見る逸材だったようです。
三流マスコミが橋本さんへの個人攻撃や誹謗中傷が乱れ飛ぶのは、改革政治家の宿命なのでしょう。
大きな仕事をしようとする政治家にはこのような攻撃が続きます。

我を捨てて政治に打ち込める政治家などは、そんなに多く存在するわけでありません。
惜敗でも負けは負け、もし勝っていたら彼の活動は今日から始まっていて、更に攻撃に拍車がかかっていたのでしょう。必然的に家族をも巻き込む改革活動は、幕引きとなります。

改革者として雑踏の中では難しかった家族との穏やかな時間を取り戻して欲しいもの。
そのような時間を得ることの安堵感が、あの記者会見の爽やかさだったかも思われます。
都構想実現への手法には、課題が多かったようですが、燃焼し尽くして負けたのですから潔くもなります。
12月に市長任期が切れて完全フリーになった後の彼、人間、橋下徹の姿を見たいものです。

今日は家庭裁判所での調査業務や原稿執筆、研究開発などの仕事をこなしておりました。
当方も住宅システム改革者の端くれですが逸材の橋下徹とは、そのレベルが違います。
さて、今日は家庭裁判所の調査で明日の調停業務に備えました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きたお金で健康を保持しよう…北斗市

2015-05-17 16:02:20 | ファース本部
70歳を超える高齢者における疾患率は、急激に高まるとのデータがあります。
中でも脳疾患や心疾患の高齢者確率が一段と高くなるそうです。
特に真冬の脳疾患、心疾患で倒れる患者の半数以上は高齢者で気温差が要因です。

ところが連日氷点下が続く北海道は、その疾患率が一番低くなり、本州に南下するほど高くなると言います。まさに暮らす家を暖かくする断熱の意識度に比例しているようです。
70歳以上の高齢者の貯蓄率は高く、多くの高齢者が数千万円もの預金があると言います。

ある78歳のオジサンは6000万円もの貯金を蓄えており、そんなに溜めてどうするのかの問いに老後が心配だと答えます。78歳は立派な老後だと思いうのですが。
そのような高齢者が6000万円を遺して亡くなると相続紛争のモトとなります。

例えば奥さんは他界しており6人の子供がいた場合、その6名が法定相続人になります。
6名の法定相続人が1000万円ずつの分配を行えば何の紛争にもなりません。
しかし誰が故人の面倒見たか、今後の墓守を誰が、などと紛争のタネは山積しています。
当方も、家庭裁判所の調停業務でそのような事案に遭遇することが度々あります。

家の断熱性能を向上させると病気し難い生活が出来るようになります。
私達は既存の住宅での断熱リフォームなども手掛けておりますが、持っているお金は自分の健康保持のために投資することが最も賢明かと思われます。

国家財政で高齢者医療費負担は、年々と高まっております。
これを断熱リフォームで大幅に削減できるとのデータもあります。
高齢者も自分の健康保持は、自分が元気で暮らすことで周りの人々と国家財政に負担を掛けず、更に相続紛争を避ける要素も多くあります。

今日は弊社ハウジング事業部がファースの家の構造見学と竣工見学会を行っておりますが、当方は自宅と会社を行ったり来たりして問い合わせ回答など行っておりました。
写真は以前に建築したファースの家の内部です。
さて、好天に恵まれた日曜日ですが当方はこれから休養に入ります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実践から生まれる経営の知恵…北斗市

2015-05-16 15:49:43 | ファース本部
何故に家は腐るのか。何故に断熱性能は劣化するのか。
何故に工務店経営はクレーム産業なのか。何故に住む人にストレスを与えてしまうのか。
当方が工務店経営を始めた当初は、このようにいつの何故、何故、何故ばかりが。

断熱素材や工法の善し悪しを問われる前は、誰に聞いても有効な解決策がありません。
多くの失敗と経験を研鑽してファースの家と言う住宅システムが出来上がっております。
私達のオフシャルサイトに記載されている効能などは、出来上がったシステムに後から理屈をつけているに過ぎないのです。
当方が創業するは、理屈など立てるにも理屈の立て方そのものの知識がありませんでした。

40年前の創業者学歴で最も多かったのが中卒者であったと言うデータがあります。
当時は、私も含め理屈に基づかない感性や勘などで企業を興す人が多かったようです。
経営理論や市場環境、ユーザーニーズなどに全く無頓着であっても創業は出来るのです。

しかし企業を興す時は、事前にマーケットリサーチを充分に行う事が必須であろう。
市場状況を調査し、分析を行い、その上で企業戦略を企画し、計画、目標を立てます。
次にそれを段階的に実践してゆくのが創業時の常識なのでしょう。
経営学者には企業経営など出来ないと断じる識者もおります。
この常識的な実践方法は、全て理屈が先になり理屈にそって実践しようとしています。

創業者の多くが、周りの空気、雰囲気、自然状況に付き動かされて、いつの間にか行動を起こしていたと言います。
私も、理屈には全く無頓着な状況で行動を起こし、気付いたら今のファース本部と言う企業が存在していたように思います。

ファースの家との住宅システムは、理屈が先でなく何故、何故、何故が先だったのですが。
さて、今日は北斗市内でファースの家の竣工見学会を開催しています。(写真は案内板)
当方も何組かのお客様とお話を行うことが出来ました。実績で語れる強みかも……

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする