豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

見た目の良い売り易い家とは…北斗市

2009-08-31 18:33:40 | ファース本部
外装のコーナーに幅広のカルチャーストーンが填められ、床から天井までの細長い填め殺しの窓が付き、その窓の縁には赤いレンガが交互に貼られています。
お伽の国の家のようのような佇まいは、見る人に住んでみたいと思わせるに充分な雰囲気を持っています。

地域の大工さんが社長の工務店には、専門のデザイナー設計士にでも依頼しなければ、このような家を設計する事など出来ない事でしょう。
このように外観に情緒性や雰囲気を醸しだすのも、家づくりにおいて大切な事なのです。特に売れる家、売り易い家の多くは、このような意匠に工夫を凝らしているものが多いのです。

この見た目の美しい家が、住んで必ずしも住み良い快適な家だと言えない場合があります。むしろ住んでから後悔する確率が高くなる傾向にあります。
「快適な家」とは、冷暖房費が少なく、夏涼しく、冬暖かく、カビやハウスダクトが発生しないなどの性能がある事です。

この住んでから快適な家とは、とても説明の難しいメカニズムが潜在しています。
大きな夢を持って家づくりをしようと思う建主さん人に、断熱材の熱伝導率とかサッシの熱還流率などを説明すると、一気に気持ちが引いてしまう場合が多いのです。ひと目で解る美観、情緒性、雰囲気の方が絶対的に売り易いのです。

私達が行なっているファースの家の全国展開は、住んでからでなければ解らない、とても売り難い家を扱っているように思います。
住んでから快適なのは、断熱材や気密層の素材、組成、窓ガラスの構成や断熱、遮熱性能などと細かい数値がいっぱい詰まっています。

写真は先週訪問した山形県のファース工務店、高梨建設㈱さんで専務の高梨順教(としのり)さんと撮りました。高梨さんは、情緒性や雰囲気よりも真に中身が大切なのだと懸命に家を科学する事に徹しておりました。
当然、彼のつくるホームページなどにもそのような苦労のあとが滲み出ております。建主さんを思えばこそなのですが…

今朝のテレビや新聞は、何処も政権交代のニュースで溢れ返っています。
自民から民主へ外観が変わっただけででなく、暮らす人々が真に満足するような中身に期待します。その中身を吟味するのも国民であり、建主でもあるのですが…

今日の北斗市は気温11℃と一気に寒くなりました。
明日は台風が心配ですが東京経由で富山に移動します。
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あなたの一票が国を変える…山形~仙台~八戸~青森~木古内~北斗市

2009-08-29 19:56:56 | ファース本部
テレビ取材インタビューに答える街中を行く人は、いきなり突きつけられたマイクにも政治における批判の声だけはしっかりといえるものです。
自治体や国政選挙に毎回、欠かす事無く投票する人々の多くは、感情的な政治批判が少ない傾向があると言います。批判するにも、それは自分が投じた一票の結果なのですからでしょうか。

社会が悪い、政治が悪い、体制が悪いと批判する人々の多くが、選挙における投票の権利を行使しない場合、本来、その批判する権利も有していない事になります。
自分のたった一票では政治や社会は変わらないと思っている人が多いのです。
たった一滴の水滴が激流の源流となっています。そのたった一滴、一票が力の源となるのでしょう。

小泉改革が批判の矢面にたっているようですが、改革を実践すると必ず日向と日陰が出てきます。その日陰を批判するのもまた道理なのでしょう。
しかし改革を非難する人に真の改革は出来ないと言う格言があります。
改革とは既得権者の権限を奪う事なのです。したがって当然ながら既得権者の猛反発があり、彼らが最大の抵抗勢力なる事でしょう。

政治も企業経営も実践してみなければ解らない事も多くあります。
誰もが売れないだろうと思っていた商品が大ヒットする場合もあります。
政治は、国民の生命財産を守る重大な使命を持っており、一企業の商品開発と一緒に語る事は出来ないのでしょうが、手を拱いていると財政、外交、防衛などの様々な問題がドロ沼化してしまう怖れがあります。

今回の選挙は、各政党がマニフェストと言う公約提示しております。
感情や雰囲気に呑まれる事無く、冷静沈着に候補者と政党を選び、粛々と投票すべきと思います。諸外国では軍隊に守られながら選挙で投票する国がいくつもあります。私達はつくずく平和な国家に住んでいる事を再認識すべきでしょう。

またこの貴重な一票を投じて参政権を行使する事は、国民の権利であり、また義務でもあるのです。投票を棄権すると言う事は、政治や社会に対する不満を言える立場を逸するのだと言う事も肝に銘じておくべきです。

今日は山形から仙台市のファース工務店の武海建設さんを訪問後、明日の投票に間に合うよう、新幹線と特急を乗り継いで帰社しました。
写真は盛岡で撮ったも車窓風景ですが、北海道に着いたら外気温が16℃…寒い!!!

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何よりも笑顔が素晴しい…米沢市~山形市

2009-08-28 20:13:50 | ファース本部
誕生して間もない乳児が何となく笑い顔を見せた時の母親の気持ちは、自分の宝物を見た気持ちになるそうです。勿論、乳児が目て感じて微笑んだのではないのを解っていても、笑顔を見せてくれると嬉しくて安心し、更にいとおしさを増すものなのでしょう。

乳児のムシ笑いは、母親の愛情を惹き付ける本能の笑顔なのでしょうか。
ともかく、自分の周りの人々に笑顔が溢れていると言う事は、必然的に自分も幸せの渦中に引き込まれます。どうせなら自分が中心となった笑顔の輪を作りたいものです。

写真は昨日訪問した天童市の東住宅産業さんで撮りました。レディーファストと言う事で、女性を中心に写真を撮りました。この皆さんの笑顔に自分自身も幸せな気分になります。隣が常務の白鳥明美さんと社長の白鳥功さん、後ろの藤木さん(右)と高橋さん(左)の間が本ブログに初登場の塩野三香さんです。

東住宅産業さんの取り組みは、ファースユーザーさんとメンテナンスを行う、東住宅産業アフター会を組織する協力業者さん、そして社員さんの方々が常に笑顔で仕事が出来るように常務と社長の気遣いが出来ています。
白鳥常務のブログこのブログにも思わず笑顔がこぼれるよう内容が書いてあります。

私が各工務店を訪問する時は、必ずしも楽しい話題ばかりを持ち歩く訳でありません。時には苦言を言いざるを得ない時もあり、またハードミスなどのクレーム対応のために出向く事もあります。それでも最後は心から笑顔を貰えるようにする事を目標にしています。

特に家づくりにおいては、大金を支払って戴いた建主さんから溢れた笑顔を貰える事が何よりも嬉しい事なのです。そのためには、工務店経営者もスタッフも協力業者も一緒に笑顔で家づくりを行える環境をつくる事が必要です。
東住宅産業さんの皆さんの笑顔は、必然的に施工現場や、住んだ後のメンテナンスフォローにも生きているようです。

今朝は晴れの予報が見事に外れ大雨に見舞われた山形でした。それでも昼過ぎには少し夏らしい暑さとなりました。今日は米沢の相田建設さんや山辺町の藤建設さんを訪問する事が出来ました。各工務店が夫々の笑顔の求め方を実践しており、とても勉強になりました。

明日は仙台の工務店を訪問後、夜には北斗市の本社に帰社する予定です。
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エコと環境…天童市~東根市~山形市

2009-08-27 20:43:37 | ファース本部
エコポイントの付く電化製品などが発売されています。
エコカー、エコバッグ、エコツアー、住宅業界ではエコリフォームなどとエコのオンパレードのようです。このエコとは自然環境、つまり地球に優しい事柄を示しているようです。自然保護がエコならなば、単に「環境」と言うだけではエコにならないのでしょうか。

私達の平素の生活の中には、幾多の環境と言われる素材が詰まっているようです。居住環境とは、人が長時間にわたり身を寄せる住まい空間の環境の事です。
病気をして入院したり、治療するのは医療環境を言うのでしょうか。

子供達がのびのびと成長する状況を構築する事を養育環境と言うようです。
学校で勉強する事を教育環境、家族に恵まれている事などを家庭環境などと言います。年齢を重ねたり重病にかかったりして人の手助けが必要となると介護環境が問われます。

エコ・つまり自然環境を守る事と人の暮らしに我慢を強いる事になっていないでしょうか。国家がCO2の排出規制を行うと国益を損なうと言う事です。アメリカが京都議定書を批准しなかった事は、まさに国益を優先した事に要因があります。しかし、そのしっぺ返しのように猛烈なハリケーンに襲われました。自然環境に対する認識を新たにしたようです。

エコには、真っ向から逆行する、住宅を30年で粗大ゴミにしてしまう住宅産業の在り方が大きく問われ、今後90年は大丈夫と長期優良住宅が標準となりそうです。
私達は、20年も前からエコを訴えての家づくりを行い、ようやくスタートラインに立った気がします。

昨日は、ファース工務店の㈱山形環境荒正さんを訪問し、代表取締役専務の須田和雄さんと意見交換を行って参りました。写真は、創業者の見つめる前で須田専務と撮ったものです。須田さんの会社では、土木建築、産廃処理、老人介護、介護医療、農業事業などと全てが環境、つまりエコに付随の業務を行っております。

地球上で人間が生活を営む事そのものが公害だと言う側面もあるのでしょう。しかし、山形環境荒正さんを訪問し、全ての環境を守る事がエコに繋がるような気が致しました。教育、医療、家庭、住居の全てを良い環境に保持する事がエコそのものなのでしょう。

夏らしい天気だった山形県内を走り回った一日でした。明日も山形県内に…
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誰にも誠意と言う武器がある…北斗市~木古内~八戸~仙台~福島~米沢~山形

2009-08-26 21:12:18 | ファース本部
誰もが穏やかで幸福な人生を送りたいと思っています。
また幸福になるにはお金が必要だと思っている人も多いでしょう。
しかし、どんなにお金があってもその金で買えないものがあり、それは人の真心だと言う事です。

「誠意ある会社に人は集まる」と言う格言があります。
誠意とは「私利私欲を持つ事無く、正直にそして熱心に事にあたる真心」と言う意味なのだそうです。普段は、何気なく誠意、誠意と言い放っておりますが、この意味をもう一度噛み締めたいものです。

特に政治家や企業人は、この誠意を言う言葉を多くに発するように感じます。
私利私欲とは、自分の利益など求めないと言う事ですが正直とは、誰からも後ろ指を指させる事のない行動の事を言うようです。

選挙の最中ですが、遊説車から聞こえる単語に誠意、正直、熱心などが多く用いられています。熱心とは「情熱」と「真心」に「偽りのない心」なのだそうです。

はたして私達は、本当に誠意を持って熱心に人生を闊歩しているのでしょうか。
自分は私利私欲で行動した自覚が無いのに、いつの間にかそのようになっていた場合もありそうです。

心に濁りのない正直さや、人のため、会社のために役立とうと、情熱を持って事にあたり、結果として自分の利益になる事を私は、私利私欲とは言わないと思います。

ともかく「誠意」と言う武器は、誰もが持っていて誰も行使できる事のでしょう。
人徳とは、人の生き様から身に付くものであり、一朝一夕で得られるものではありません。ひたすら正直に、誠意をもって熱心に事にあたると自然に人徳が身についてくるようです。人徳を積んだ人の周りには、正直で誠意のある人ばかりが集まってくるものです。

今日は、早朝の特急で津軽海峡を渡り、八戸から新幹線で福島乗換えで米沢に行き、置賜地区のファース販売代理店、㈱大木建装硝子を訪問しました。
写真は専務の大木義徳さんです。大木建装硝子はガラス建材を主とした歴史のある老舗のサッシ販売店硝子店です。社長さんは義徳のお兄さんですが、先代から人徳を積んできた家督の経営者だと言う事です。

業界が混迷を来たしていると言いながらも、大木さんのような面倒見が良く、人徳の積んだ方が経営している会社さんは、常に安定した経営を行っているものです。

夕方に山形市内に入り、ファース加盟工務店を訪問(後日紹介)して来ました。
今日も北海道、青森、盛岡、仙台、福島、山形と気持ちの良い天気の一日でした。

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人に好かれてこそ人になれるのか…北斗市

2009-08-25 18:02:03 | ファース本部
モノを作って商売をする企業にしても、行政サービスを生業にする役所にしても、その先には必ず人の存在があります。モノを大切に扱うと言うのは、そのモノづくりに関った人、そしてそれを買って使うのも全て人だからであろうと思うのです。

その人に認められ、好かれる事で人の営みがとてもスムーズに行く事になるのでしょう。人に好かれるコツとは、その人に対して先ず温かい関心を示す事だと言います。

子供に好かれる人物は、子供が着ているものや持っているものを、さり気なく誉める事を忘れません。更にその子供たちに優しい笑顔で接する事なのでしょう。

人に好かれる人は、相手の人の存在を無視しない態度に終始する事も大切だと言います。私が時々利用する函館駅前の駐車場を管理するオジサンは、誰にも好かれ、そのオジサンがいるからその駐車場に車を止めるのだと言う人もいます。
暑い時も寒い時もいつも優しい笑顔で接し、雨の時はサッと傘をかざしてくれる心遣いがあります。

空港のロビーを掃除するオバサンにも大人気の方が居ると聞きます。
ロビーを忙しそうに通り過ぎる人々に対し、常に気遣いと気配りが行き届いています。床掃除のオバサンも駐車場のオジサンも、その人々の存在に関心を寄せているのでしょう。

人は誰もが人間としての自尊心を持っているからこそ、厳しい人生競争を生残っていると言います。その自尊心を傷つけない配慮が無意識に発揮する人が、人に好かれる人なのでしょう。人に好かれるのは、人を好きになる事のようです。

今日は、北斗市内の企業実態を取材するため、北斗市役所の総務部 企画財政課 主幹の種田 宏さん(写真)がご来社されました。種田さんとは私が旧上磯町商工会の理事をしていた頃、当時の商工担当者としての付き合いがありました。
彼は当時からとても人に好かれる好青年でしたが今も変わりません。

役所の仕事は、色々と個性のある、多くの方々と公平に対応する事が肝心なのでしょう。しかしその基本は人々に関心を持って接する事なのだと思われます。
種田さんは、弊社が行っている研究開発の業務内容と、そこに関る人々の存在を取材されて行きました。

人が居て地方自治が在り、地方自治があって国が在り、その全てに人が関っているのです。

自分の執務室から見える函館山の背景の下北半島までが青空にくっきりと浮き上がり、既に秋風が吹いている北斗市です。明日から山形県に出張予定を…
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トタン屋根の色々…北斗市

2009-08-24 18:23:21 | ファース本部
北国に建つ家の屋根の多くは、トタン葺(薄いカラー鉄板)となっています。
これは重量を出来るだけ軽くして積雪に対応する事が大きな目的でもあるのでしょう。㎡当たりのトタン屋根材の重量は、50kg近くに及ぶ瓦と比べ10分の1の僅か4kgです。何百キロにも及ぶ積雪量を考慮したら屋根を軽くするに越した事はありません。

写真の屋根は、平成元年に施工したファースの家1号棟です。ファース本部本社の隣に建っており築20年のファースの家です。この屋根は勾配付き無落雪方式を採用しています。この屋根の場合は、降った雪を滑り止め状のハゼ屋根に積載したまま、風で吹き飛ばせる事が前提です。降った雨は、縦に下に流れ落ちるのでなく、横に流れて妻側から落ちます。

平成12年施行の住宅品質確保促進法では、竣工までの期間に雨漏りと構造体に関する瑕疵があった場合、施工者や販売者がその責任を10年間、負う事が義務付けられました。雨漏りを絶対にしない屋根を施工しないければなりません。

トタン板葺き屋根は、トタン板の短部を折り曲げて、ハゼと言う重ねヒロをつくり組み合わせて参ります。その重ねハゼに毛細管現象などで雨水が回り漏水する事があります。ハゼの山を越えるような大雨が降った場合は、多くのトタン屋根は漏水する理屈です。

瑕疵担保責任が問われるようになってからは、単にトタン板だけで漏水を止めるのでなく、屋根材を受ける野地板の上に敷き込む防水層が重要となってきました。トタン板の上から吊子を止める釘の効くタイプの防水粘着シートなどが開発されています。

また同じトタン板でも福岡市の㈱栄住産業さんは、水勾配ていどのフラットな屋根やバルコニーにでも使用出来るように二重三重に漏水対策を行ったトタン屋根を作っています。この栄住産業さんの技術は、30年もの期間において漏水の発生しない信頼性を保持していると言う事で、寒冷地の屋根にも採用しようと試みを行っております。

雨漏りと言う事象が発生しますと建主さんは、内装部材の汚れ、カビ、構造体の腐食などとその不安やストレスが増大します。また雨漏り要因や特定箇所を見つけるのに相当の苦労を要します。

私達は温熱環境の性能に特化した技術を持っていても、家づくりにおいては総合的な気配りの必要性をも感じています。今日は秋風を感じる北斗市の本社にいます。
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表情は口ほどにモノを言う…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-08-22 14:41:18 | ファース本部
衆院選挙の街頭演説が盛んに、しかも賑やかに、そして騒々しく、行われています。党首や大物議員と言われる方が来て大勢の方に聞いて戴く街頭演説は、主に駅前の広場など、個人の方に迷惑のかからない場所を使用しているようです。

個人の家の前で演説をしていたら、その家のおっさんが出て来てマイクを取り上げ、「うるさい!」と一喝して逮捕されたと言う事です。うるさくとも正規の手続きに基づいて行っている選挙の街頭演説なのでマイクを取り上げると選挙妨害で逮捕されるようです。

一喝して逮捕されたおっさんの気持ちが解るような気も致します。
正規の手続きを行っていると言っても、単調なコピーと候補者名を、家の前で何回も何回も絶叫調で叫んでいたらマイクを取り上げたくもなる事でしょう。でも我慢なのですね。

聞いている人に我慢を強いるような街頭演説は決して誉められません。聞いている人の気持ちに入り込めるような内容と伝達方法を工夫すべきです。ただマイクで声だかに叫ぶより、街頭に繰り出して、道行く人の話を聞いて歩く姿勢なども方法のひとつでしょう。名前やコピーの連呼は、移動する遊説車からのみにすべきが良いのではないでしょうか。

このような事を関係者に進言したところ名前もコピーも連呼、連呼で人の脳裏にインプットする事が選挙における鉄則なのだそうです。確かにそのような事を聞いた事もありますが、テレビに毎日でる知名度の高い候補者が落選する場合も少なくありません。

名前を知っているからと言ってそれがそのまま集票に繋がるとは言えません。
その人の表情や雰囲気からは、人柄が滲み出るものです。また滲み出る人柄は、その人の政治行動にも少しずつ表れてくるものなのでしょう。あるネット調査では、政策や名前の連呼は、むしろイメージを悪くすると言う意見が大半をしめたと言います。

今日の北海道は気温が28℃と夏日ですが、湿度が50%を切っているので爽やかです。(写真は今日の丘珠空港)秋空を感じる爽やかなフライトで函館空港に戻ってきました。小さな飛行機で新党大地の鈴木宗男さんと近い席に乗り合わせました。

様々なエピソードを持つ鈴木氏ですが、初めての短い会話から彼の小さな身体から溢れるパワーと情熱を感じ、遊説車に乗り込む後姿にも覇気があり、口よりも表情や態度で訴える力の物凄さを再認識したしだいです。
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生きてる事がブログのネタに…北斗市~函館空港~丘珠空港~札幌大通

2009-08-21 22:11:02 | ファース本部
当方のブログを読んで戴いてる人に、「よくまあいつもいつもあんなに多くのブログネタがあるもんだね」と、呆れたような感じて言われた事があります。ブログネタなどは、一日24時間を過ごすとその経過の中で見たり感じたりする事が必ずあるはずで、そこで感じた事を綴っているのにすぎません。

体調が悪く、一日中ベッドに寝ていて天井を見て過ごしたとします。天井に貼った内装材の下地が透けて見えたりすると、その工事施工した職人の状況を読み取る事が出来ます。あんな狭い天井の隅っこをどのようにしてクロスを貼り付けたのかと想像するとブログに書く内容が湧き出してくるものです。

道路のアスファルトの継ぎ目から強かに花を咲かしたタンポポを見て、いつ何処からこのタンポポのタネが飛んで来て根付いたのかを想像すると、タンポポの生命力と、アスファルトに隙間を作ってしまった人間との関わりが面白いのです。

足元に転がっていた黒い色の小石には、ピンクの数本の筋模様が入っていました。山の岩石が崩れて谷に落ち、雨で水が多くなり流されながら転がされ、同じような石がぶつかりながら角が取れ、海に近くなる頃には真ん丸になり、岩石を形成した時の成分が浮き出て来たのでしょう。その石が何故に此処にあるのかを考えるとネタになります。

コンビニ弁当に付いてきた割り箸を見て、この箸に使われている木のルーツや、そのどの部分がどのようにして削られ、商品化されて、そして細長い紙袋に入れられ、しかも無料同然で此処に在るのかを考えると、とても面白い発想が湧いてきます。

つまり、ブログネタなど生きて生活をしているかぎり際限などはないと思うのです。自分も自分が書いた過去のブログを読み返してみて、自分でも面白いと感じるブログには、自分に関る人々が織り成す人の存在が克明に描かれているものです。人間の存在を想像してみると人間模様にこそ彩りがあり、そこには多くのブログネタが存在します。

今日は札幌のファース工務店、サンケイ建匠、湯浅社長さんの母校である北海道大学の工学部を湯浅社長のコンタクトで訪問してきました。教授の先生の計らいで、学生食堂(写真)で昼食をとる事が出来ましたが高級レストランの雰囲気でした。また高名な大学と先生と長時間にわたり貴重な時間を過ごせました。
この経緯などは書き切れないようなブログネタが…つまり生きている事がネタに…

雨の予報が外れ暑い札幌の一日でしたが明日はまた北斗市の本社に戻ります。

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為せば成る…北斗市

2009-08-20 18:43:22 | ファース本部
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」
弊社が朝礼に用いている倫理法人会発行の「職場の教養」8月20日付け冊子にありました。これは、江戸時代の偉人、米沢藩の赤字財政を立て直した上杉鷹山の有名な言葉です。

為せば成ると言うのは、成るまで遣り遂げると言う事でしょう。為さねば成らぬと言うのは、成るための行動、実践をしなければと言う事でしょう。何事も成らぬは人の為さぬなりけりとは、何もしなけば何の成果も上がらないと言う事でしょう。

信念を持って事に立ち向い実践すると、何事も必ず達成できるのであり、最初から諦めていると出来る事も出来なくなり、大きな機会を逸してしまうと言う意味なのです。成果の上がらない人の報告は、出来ない理由ばかりが先んじてしまう傾向にあります。

上司から指示されて実践し、それが首尾よく行かなかったとすると、その指示そのものに問題があるかのような錯覚を起すのです。ビジョンに向かい、目標を見定めて行動実践計画を策定して行動しますと様々な壁に突き当たります。またその分の情報も入ります。

行動しなけば、どんな壁があるのかも、どんな情報が転がっているのかも解りません。為せる人は、成すために様々な手法を試みます。押してダメなら引いてみたり、視点を変えて、行動戦略を見なしてみたり、上司や仲間と行動方針の意見交換を行ったりです。

会社の仕事だけでありません。人間関係においても人を見て幾つかの嫌な事が重なると、嫌いな奴だと決め付けます。ところが、異なる場面で見たその人が、大きな誤解であったと言う場合もあります。人間関係の良好な結び付きも為せば成るものなのでしょう。

家づくりは、住む人が住んでから満足感を実感できるような家の性能と、適切なメンテナンスフォローが相まって成り立つものです。その家づくりに携わる関係者全員が建主さんと一緒に幸せを分かち合おうと言うのが我々の理念です。必ず為せば成るでしょう。

写真は先般、庭に咲いた手鞠桜と言う花だそうですが、隣に住んでいる一番上の姉が丹精込めて育てた木々です。為せば成るんですね…
秋の気配の感じる北斗市でしたが明日は札幌に移動する予定です。

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言って良い事、悪い事…北斗市

2009-08-19 19:44:16 | ファース本部
厳しい取調べで無実の人を自白強要させた事件があります。
その容疑者に対する取調べの内容を公開して可視化する方向にあると言います。
取り調べ段階でどのような対応をしたかを振り返ると真実が見えてくるのでしょう。
しかし、その可視化を利用して真実を曲げる容疑者が出たとしても、それを見抜く方法ならば充分に吟味出来そうな気がします。

外部から企業や官庁などに対して情報収集しようとすると中身を積極的に知らせない作用が働くそうです。組織内部の事情をあえて外部に漏らす必要もないとの事でしょう。すると次には憶測が飛び交って、しだいにドロドロした情報として伝わる場合もあります。

私達も、開発途中の商品については、骨格が見えるまで企業秘密にして置く事が重要です。特に特許技術などは申請前に一旦、外部にも漏れた時点で「公知の事実」と解釈されて特許登録の資格を逸してしまいます。弊社も多くの特許申請を行っていますが、対外的に発表する前には、少なくとも特許申請済みの技術に関するものばかりです。したがって特許取得は新聞記事にもならないジレンマが…

現在、総選挙が始まっていますが官庁の情報公開は、まだまだ不十分のようです。年金問題などでも、国民から預かった税金や年金の使い道を常日頃から公開しておけば、今回のような「消えた年金問題」などにはならなかった事でしょう。
特許のような企業秘密を官庁に当て嵌める事が必要なのでしょうか。
役所などの公的な機関は、積極的に情報公開を行った方がはるかに賢明だと思います。

今日は北海道内で85%もの購読数を誇る北海道新聞、函館支社の報道部記者、山村 普(すすむ)さんがご来社されました。(写真)山村記者は、仕事がら様々な企業や役所などを取材訪問するそうですが、問題の少ないところは積極的に情報開示する傾向があるそうです。

企業も一流と言われる会社は、情報公開を担当する人に、人間的な温かさを感じさせる中身が伴っているそうです。記者も人の子、好感を与えた企業や役所なら、同じ内容でも表現法がいつの間にか穏やかになるのでしょう。

オフレコでの発言が出し抜かれて記事になり問題になった事がありますが、当事者と記者との人間関係の在り方に課題があるのでしょう。山村記者には、こちらの方から多くの企業情報などを聞かせて戴きました。まさに今日はハートのある生きた情報を戴きました。
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説明の難しい湿度管理の家…北斗市

2009-08-18 19:00:07 | ファース本部
今日の湿度は何パーセントですか…私達は普段何気にこの湿度何パーセントと言う言葉を口に致します。パーセントとは割合の数値ですが講演なので参加者に質問すると、この湿度「%」が何の割合なのかを明確に知っている人が意外と少ないのです。

私達は、湿度や木材の含水量など水分管理を行うために換気量を抑制する必要に狭まれ、昭和60年頃からオール電化住宅に取り組みました。また同時に家屋を隙間無く覆うため、樹脂スプレー発泡の断熱、気密工法を構築して平成5年に国内初の断熱と気密の工法を公的に認可されましたが、これは全てが家屋内の水分管理が目的だったのです。

冬場において快適な家屋内の温湿度は、気温20℃、湿度50%だと言われます。この室内に陽が指し込み室温が上昇し気温40℃にもなると50%の湿度が25%くらいまでに下がってしまいます。つまり湿気の量が変わらずとも気温が上がると湿度が下がるのです。

気温は水蒸気(湿気)を抱える器の役割を果たしており、気温と言う器が大きくなれば湿気の割合が小さくなり湿度は下がり、逆に気温が下がれば湿度が上がります。「%」で表記する湿度を専門家は温湿度の相対関係なので「相対湿度」と言っています。

実際に空気中に含まれる水蒸気量(湿気)の事を「絶対湿度」と言います。空気1kg(約0.8立方メートル)に含まれる実質水分量を「g」と重さで表示いたします。ちなみ快適だと言われる気温20℃、湿度50%の時の絶対湿度は、約7g/kgです。

北海道のようにマイナス20℃にもなると湿度は90%以上になる場合があります。
これは、気温と言う器が小さいため水蒸気量の割合が大きくなっているからです。真冬の東京は気温5℃、湿度25%、北海道の気温-15℃、湿度85%だと絶対湿度が1.4g程度になり、つまりこれは北海道も東京も同じ湿気量なのです。(写真は今日の私の執務室の温湿度です)

北海道の夏が快適なのは私達の身体から水蒸気を蒸発させて体温を奪ってくれるからです。家の水分管理とは、住んでからの快適さ、家の寿命などに大きな関連性を持っています。しかし、とても難しい理屈が伴うため実際の家づくりには殆ど生かされておりません。

家を売るためが目的なら、こんな難しい理屈を並べてはビジネスモデルになりません。業界は建主さんが住んでからの事より、見た目が美しく、住みやすそうな家が売れているのが現状なのです。家づくりに対する意識改革が必要です。
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間もなく総選挙の舌戦が始まります…北斗市

2009-08-17 19:32:48 | ファース本部
企業などの組織を運営するにあたり最大の不幸は、能力の劣るものが能力の優れたものの上に位置する事であると言われます。組織内で発生するトラブルの多くは、ここを源にしているそうでが、全ての面で部下より優れている上司などは決して多くないと思います。

弊社においてもトップである自分よりは、多くの面で社員の方が優れていそうです。夫々の持分や役割があり、そのチームワークで組織は成り立っているのでしょう。しかし、優れた上司は、常に部下よりも優越した人間になろうと努力する姿勢が大切のようです。

幹部の存在価値は、自分より優れた部下を何人持っているかで決まると言います。上司の知力、技能などは、いくつかのうち部下より多少なりとも劣った方が好都合の場合もありそうです。しかし、絶対に劣ってならないものは、責任感、包容力、慣用性と統率力などでしょう。

昨夜のテレビドラマ「官僚の夏」では、所管大臣が、自分の存在感を得ようと優秀な官僚である次官以下の部下やマスコミに対し、目先だけの軽はずみで過った発言を行い、せっかくの法案が廃案になった失政を演じてしまうと言う内容でした。

間もなく告示される総選挙を前にして、どの政党や政治家も自らの信ずるところを捨て、票取り合戦にだけに奔走すると国民には、その希薄さが貧しげに透けて見えるものです。国民に対して将来的な希望を持たせ、そのビジョンに向かい、みんなと一緒に立ち向かう姿勢が求められます。

討論番組を見ているとライバル政党の政策を批判し合うと言う、極めて低レベルの舌戦に聞こえます。相互が持っていないものを補填し合うと言う行動は、政権奪取のための選挙メカニズムとして、とても無理な事なのでしょうか。

自分が出来なかったら出来る人に委ねると言う度量も慣用性も必要と思われます。任せるに足りる存在が居ないくらい不幸な事はありません。
それは、政治活動も企業運営も共通性があり、多くの人々の思考や行動の整合で成立しているからでしょう。

今日は連休明けの役員会議で、下半期の行動規範で仲間を信頼し、任せ合うための合意策定を致しました。
窓を開ければ冷たく感じる風が入る今日の北斗市でした。
写真は先ほど自宅前で撮った庭の松と北斗市の夏空です。
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あの太平洋戦争と私達の存在…北斗市

2009-08-15 18:02:18 | ファース本部
「人の運命を狂わす忌まわしい戦争は、絶対に回避しなければならない!」
終戦記念日になると毎年のように報道番組は、悲惨な戦争の様子を知らせてくれます。どのテレビも新聞も大きな特集を組んで繰り返し戦争の無惨さと無意味さを訴えます。

このお盆休みに一日3時間、二日連続で6時間のNHKのBSドラマ「遥かなる絆」を見る機会があり、翌日には作者の城戸久枝さん自らがドラマを解説する番組も見ました。城戸さんの「あの無惨な戦争が在って今の自分が在る」の言葉に大きな意味を感じます。

日本軍が大陸の一部を占領し、その国にインフラ整備などを行い、日の丸の旗の下に自国の領地を構築しようとした過去の事実は誰もが変える事など出来ません。
そのような愚かな行動によって多くの自国民や他国民が身にも心にも深い傷を負ったのです。

当時の日本は、中国大陸だけでなく東南アジア諸国全域で領土拡大の戦争を行い、出兵して戦死した自国民、侵略されて傷ついた他国民、どちらの傷が深かったかの説明など不要だと思われます。(写真はネット画像から戦艦を)

城戸さんの言葉の意味は、あの戦争がなければ父親は全く異なる人生を送っていた事であり、すなわち自分の存在も無かったと言う事になるのです。城戸さんだけでなく、今ここに居る我々日本人の殆どが、先の大戦の延長戦上に存在すると言う事になります。

忌まわしい戦争、焼け野原となった自国、戦争は絶対に嫌だと言う平和思考などが相応し、奇跡の復興を遂げたのでしょうか。
戦争とは、攻める側の兵士にも、守る側の兵士にも、そして巻き込まれる一般人にも多くの惨たらしい犠牲者が伴います。

戦争犠牲者に自国も他国もなく、せめてもこの終戦記念日には自分の胸に手を当てながら、犠牲者に哀悼の念を捧げたいものです。

不戦を誓い平和の願いを現実に生かすには、あの忌まわしい戦争が、いつの時点から、何故、どのようにして踏み間違えて行ったのかを、党派を超え、国民全体で辿り、真の検証を行なう必要が不可欠と思われます。誰一人として戦争で傷付き合う事をのぞんでいない事は確かなのですから…

毎年のようにこの8月15日の終戦記念日は灼熱の太陽が降り注ぎます。
今日も全国的に太陽熱がジリジリと地べたを熱する暑い一日でした。

北斗市も夏らしい快晴でしたがこの夏休みの期間中、暑さ対策の相談メールが多くあり、回答作業のために出社していましたが、夏連休も明日までです。

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故人を偲ぶお盆の一日…知内町~北斗市

2009-08-14 17:02:26 | ファース本部
弊社副社長で私の家内は、演歌歌手、北島三郎の親戚筋で知内町に実家があります。函館の西側に我町北斗市、そして木古内町、その西隣町、約40kmに位置するのが知内町で人口5300名の小さな町です。北島三郎の本名は大野穣(みのる)さんと言いますが、知内町には大野姓の所帯が多くあり、家内もサブちゃんの本家筋で大野家の一員です。

サブちゃんは、この小さな町から進学校である函館西高等学校に片道1時間半を掛けて通ったと言い、偶然ですが私の二番目の姉もこの学校でサブちゃんと同級生でした。卒業写真に一緒に写っておりました。家内の父親は、近くに住んでいたサブちゃんのお父さんと、とても仲が良くて、毎日のように一緒に過ごしており結婚当時はよく庭先で見かけました。

私達の子供が小さい頃は、知内町の実家の向かいの浜辺で遊んで貰った記憶があります。今日は、孫達を連れて知内の大野家の墓参りに行ってきました。その帰りに昔遊んだ浜辺に出てひと時を過ごして来ましたが写真は、息子で専務の次女の果歩(かほ)です。後ろに見える埠頭で、義父やサブちゃんのお父さんと一緒に釣り遊びをした事があります。

あれから既に30年も前になるんですね。息子や娘たちも写真の孫娘と同じくらいの年頃でした。テトラポットの置いてある付近に埠頭から釣り糸を垂らし、私達に付き合う、サブちゃんのお父さんと義父の、孫達を見る穏やかな笑顔が思い出されます。その二人と連れ合いが亡くなってから既にまた何年、何十年と過ぎ去って行きました。

お盆とは、縁のあった故人の方々を心の中に思い起こし、その生き様を偲ぶう機会なのかも知れません。サブちゃんと同級生だった私の姉も3年前に細胞ガンで亡くなりました。私が独立のために上京する際、当時15万円のお金を出してくれた姉です。そのお金が弊社の独立資金となって今現在に至っています。

孫を連れて墓参り、そのついでに浜辺で遊んだ事を思い出してきました。そこで埠頭で過ごした義父達の笑顔の中に、自分達のために骨身を削った姉の姿が回想できました。お盆とは、心に宿る、ゆかりの故人達を自分の前に来て貰える機会のように思われます。

自分達もいずれは人の心の中に宿るのでしょうか…せめてお盆の時期には、一瞬でも呼び起こして貰える存在になれるよう、生きてる間に奮闘しなければ…
今日は、北海道では珍しいくらい暑さを感じる夏日でした。
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