豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

自分勝手な正義と云う理屈…北斗市

2019-12-31 12:48:32 | ファース本部

鷲(わし)と鷹(たか)は、どんなに飢えていても、お百姓さんが汗して育てた穀物の穂をついばんだりはしないそうです。
昔から鷹とか鷲は正義の象徴であると言われ、徽章などに鷹などが使用されます。
写真はドイツ イーグル国旗です。

組織の中で思い責任に在る人は、まさに鷹、鷲のような行動が求められるのでしょう。
先般は日本郵政の経営者が傘下の「かんぽ生命」が顧客に不利益を与えるような強引な勧誘行動を行ったとして行政指導を行い、経営陣が総退陣した事案がありました。
ガバナンスに大きな緩みあり、法令順守(コンプライアンス)を逸脱していたそうです。

日本郵政が民営化されてからは、高級官僚の天下り先の巣窟とも揶揄されておりました。
一頃は、高級官僚のが「渡り」と云われる天下り先を転々と転職し、そのたびに退職金を受け取ると行為があり、これは回りまわって一般住民が支払う羽目になっていたのです。

私達企業経営者において粉飾決算や不正表示などは、コンプライアンスを無視した行為であり、露見すると一気に企業破綻などの存亡の危機に立たされます。
「衣食足りて礼節を知る」との諺があります。

鷲や鷹は腹をすかしても義を重んじましたが、その経営者や政治家は肝に銘じるべきです。
鷲や鷹のように義を重んじ、その上で社会貢献する事が正義を貫いていると云えそうです。
正義とは自分勝手な正義ではなく、万人が納得する行いでなければならないのでしょう。

ともあれ、正味七ヶ月間の令和元年も今日は大晦日、明日からこそ誰もが納得することのできる「正義」をまっとう出来る令和2年を迎えましょう。
どうぞ挙って良い年をお迎えください。

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年末年始の帰省ラッシュ…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2019-12-30 15:20:44 | ファース本部

お盆と正月は帰省して家族と一緒に過ごそうと思うのが人情です。
これは日本人だけでなく、外国人も旧正月やお国の事情に合わせて帰省して行きます。
私のように年末年始も仕事で移動するモノは、その混雑ぶりを最初から想定しておかなければなりません。

今日も一般搭乗待合室に入るための搭乗手続きと、手荷物検査場を行う帰省客が長蛇の列を作っておりました。(写真)
飛行機を頻繁に利用する私はダイヤモンドメンバーですが、手荷物検査場の入口は此処もまた長蛇の列が出来ておりました。

じっくりと並んで待って入ったダイヤモンドメンバー専用ラウンジは、さすがに閑散としておりました。ビジネスマンの家族連れは殆どおりません。
それでも幾人かのビジネスマンは、パソコンに向かい何やら真剣に打ち込んでおりました。
当方もそのうちの一人かも知れません。

現在、大学の先生とファース温湿度データとエアコン消費電力の推移を調査分析しております。年明けに学会論文を出すためのチェック依頼があり、遣り繰りを行っております。
共同論文には日本建築学会の会員登録番号が必要で、北斗市本社に帰社して会員番号を調べ、連絡し終えました。
さて、早々に帰宅して妻の年末始末の手伝いを行います。

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様々なジャンルのアーティストが一同に介して…東京都内

2019-12-29 19:54:34 | ファース本部
長男が東京都内の四谷三丁目で経営する総合藝術喫茶「茶会記」の忘年礼会に参加してきました。
綜合藝術と云うだけあって、まさに色々なジャンルの方々が参集されておりました。

ピアノ奏者、サックス奏者、フルート奏者などの他に、彫刻家、歌舞伎役者、画家、書家、能面師のような方々やバイク愛好家、登山家、植物研究家なども。
写真は書家の白石雪妃さん、フルート奏者の北山朝美さんと撮りました。

白石雪妃さんは、音楽演奏に合わせ時が流れる如く、その空間の雰囲気を日本の伝統文化である書道をアートにしてしましました。
彼女が云うには「書は伝統に触れ、墨で遊ぶ」ことが大切だと説いていいます。
書を文字や絵に単に描き出すだけでなく、流れる時間に合わすような遊び感覚こそ、極めて重要なのだそうです。
書道教室やイベント書家として多忙な日々を過ごしておられます。

北山朝美さんは、大きなコンサートホールでの演奏活動、ホテルやデパート、ショッピングモールなどのイベント演奏会で、全国各地での演奏活動を行っております。
特に白石雪妃さんが、北山朝美さんのフルート演奏に合わせて描き出すプロセスは、見る人、聴く人を感動させます。

今夜はまったく異なるジャンルのアーティストの大勢が参集し、2019年の締めの礼会です。
長男は元々ジャズが大好きで、ジャズ喫茶を始めたと聴いたのですが、いつの間にか総合藝術喫茶へと様変わりをしておりました。

衣食住と異なりアートは、無くとも生き死に関係などありませんが、アートのない世界などは、生きて行く気概させも失せてしまいそうです。
私は、「人生に彩りを与えるのがアート」だと強く感じます。

白石雪妃さん、北山朝美さんは、茶会記創成期からのお付き合いだそうです。
また本日ご参集のアーティストの方々には、今後も末永くアートを追求して頂きたいと思います。

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青い目の和服外国人の多い浅草寺…東京都内

2019-12-29 16:23:11 | ファース本部
今日の会合場所は浅草公会堂でした。
その浅草は、身動きが出来ないような大勢の人々で賑わっておりました。
私は浅草が大好きで東京で仕事をしていた時代には、毎日のように足を運んでいました。
和服の着流しに雪駄姿が定番で、外国人から写真を一緒とのリクエストも多くありました。

今日の浅草には、実の大勢の和服姿の人々が行き来していました。
お正月に和服を着ての浅草寺(写真)詣りは、納得するのですが、年末の和服姿です。
よく見ると総て外国人だけで、中国人より西洋人の方が多いみたいです。
外国人は、貸衣装屋さんから和服を借りて着付けもして貰うのですね。

カップルで和服を着て写真を撮り、それをSNSで拡散することがトレンドになっているのだそうです。新仲見世の店主に聴いたのですが、それも浅草寺が理想なのだと云います。
SNS拡散で浅草は、今や東京で一番の観光スポットとなっているそうです。

私は浅草に出ると必ず浅草寺をお参りすることにしております。
今日は参道が外国人でいっぱいで、仲見世を抜けるのに1時間近くも掛かりました。
横道も知っていますが浅草寺は仲見世(参道)を通ってのお参りでなければならないのです。

今日は陽射しも強く穏やかな日中でしたが、気温8℃前後で公会堂も暖房が効かずに肌寒い浅草での一日でした。
一旦、ホテルに戻り仕事を片してから夜は長男の経営する「藝術喫茶・茶会記」の年末イベントに参加してきます。

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このままで良いのかチャイナ資本で…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2019-12-28 19:18:09 | ファース本部

今日の東京移動は、帰省客対応のためか大型の飛行機が用意されていました。
帰省客とは、東京から函館に帰って来る人達の多さを想定したモノです。
事実、帰省客を乗せた羽田空港発函館空港行きの便は満席だったようです。
当然、函館空港から羽田空港までの戻りの便は空席ばかりと思っていたのですが…

ところが東京行きの飛行機はどれも満席だそうで、搭乗した飛行機もほぼ満席でした。
昔は想定も出来なかったことですが、その乗客の殆どが中国人です。
それも家族連れが多く、子供が機内を走り回り客室乗務員は、絶えず目を向けていました。
子供には、幼い頃から社会性を身につけるいわゆる躾がなされていないのでしょう。
つまり親がそのような躾を受けなかったと云う事になります。

北海道留寿都にIR誘致を企画した衆議院議員に中国の資金がわたり、受け取ったとされる議員は、贈収賄罪で逮捕されました。
IRとはカジノ(賭博)だけを行う施設ではなく、総合リゾート施設でショッピングモールや遊園地、動物園、ホテルなどの一部にカジノ施設を加えてインバウンドで地元に観光客を呼び寄せるレジャー施設です。

それを中国資本で実施しようとの試みには、納得の行かない日本人が多いと思います。
北海道には、これ以上の中国人の呼び込みをしない施策を思考すべきです。
日本に来られる中国人は、誰もが日本の伝統、文化、ルール、道徳などの基本教育を受けたヒトだけを受け入れる制度を法制化すべきだと思えてなりません。

先ほどは、羽田空港のモノレール乗り場の改札口の近くのコインロッカー前で、荷物を大きく広げて中味の分類整理を行う中国人を見ました。
大勢の人の行き交うターミナル改札口近く、中国語が解らず注意のしようもありません。
賢明で心優しい中国人の知り合いもいるだけに、教育しだいだと思われます。

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今日12月27日はファース本部の仕事納め…北斗市

2019-12-27 18:07:21 | ファース本部
昨年は12月29日土曜日から1月6日日曜日までの9日間が年末年始休暇でした。
今年は明日12月28日から1月6日日曜日目で同じく9日間の休暇となります。
私が職人で現場に入っていた時代は、北海道の建設現場の多くが、12月31日から3月上旬まで現場に入れず、失業保険の支給を受けておりました。

我々ファース本部は、全国各地にファース・グループの工務店がおり活動しております。
特に北海道発祥の住宅システムのファース工法ですが、九州地区での建築実績が意外と多くなっております。もともと断熱概念の無かった地域であり、断熱材の入っていない住宅が多く存在致します。本州南端の大隅半島の冬は、3℃、4℃時に降雪もあります。

断熱材の入っていないのは住宅だけではなく、蕎麦屋、寿司屋、雑貨店などもそうです。
先般、台湾に行った時はエアコンには冷房機能しか備わっていませんでした。
エアコンコントロールユニットの気温の最高が26℃でそれ以上にはあがりません。

冷房気温ですから26℃が最高なのですが、断熱する概念がないため外気温の15℃のときは、何処へ行っても15℃です。出先の大学の研究室、構内、ホテルのロビー、部屋、廊下、レストランや向かいの中華料理屋も15℃、寒くてたまらないため早々にホテルに戻り、浴槽に熱めのお湯を入れて浸り、ようやくカラダを温められました。

今日は現在、沖縄でファース工法のモデルハウスを建築中のFAS加盟工務店、幸建ホームさんの玉城社長と電話連絡出来ました。-5℃の北海道と+21℃の沖縄です。
沖縄も台湾と同じ状態なので、「#ファースの家」が出来上がり、体感する事で皆さんが輻射熱冷暖房の心地よさを認識されると思います。

さて、明日から会社は休暇に入りますが研究が趣味で特技の当方には、年末年始休暇こそ、研究に没頭できる休暇日なのかも知れません。写真は玄関口の年賀お供え餅です。

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レームダックとは…北斗市

2019-12-26 17:25:48 | ファース本部
政治家は任期が終了間際でも、次の選挙に出ることを前提に行動をとります。
次は辞めると表明した時点で一気に存在感をなくするからです。
その存在感を逸した政治家のことをレームダック(lame duck)と云います。
レームダックを直訳すると「足の悪いアヒル」と云う意味になります。

会社の管理職も定年間近の先輩に対し、先輩としての敬意を表しても気持ちの上では過去のヒトの存在となっています。
我国は、安倍総理4選を指示する声もある中で、おとなりの大統領は国内の経済環境の悪化を招き、既にレームダック化していそうな感じもいたします。

私達のような工務店経営者は、お引き渡しを行ったお施主様に対する責任が、一生涯にわたり背負う使命があります。
まして定年も転勤もないことからレームダックになりようもありません。

当方は、常に研究開発を行っていなければ、直ぐにライバルに追い抜かれてしまいそうな、緊迫感と緊張感を常に抱えております。
むしろ研究開発室にいる方こそ、カラダが休まるような気がいたします。

仕事が趣味だとすると、とても情けない気もしないでもありません。
しかし、研究こそが自分の趣味なのかも知れません。
楽隠居で孫や曾孫と日向ぼっこを行う年配者を見る事がありますが自分には、一生涯にわたり楽隠居する時代など来ないと思います。

研究開発や、お施主様や協力業者様とのお付き合いもあり、楽隠居をする暇はありません。創業経営者の宿命なのかも知れません。
レームダックにならない代わり、大空を飛び回る大鷲(写真)になりたい気分です。

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可燃性のウレタンで安全な家づくりを…北斗市

2019-12-25 17:32:51 | ファース本部
私達のような温熱性能のノウハウを提供するフランチャイズは、その殆どが「高気密・高断熱」をキャッチコピーにしているようです。
北海道では、断熱や気密性能がなければ瞬時に市場から追い出されてしまいます。

昨今は、節電や省エネが必須ですが、「高気密・高断熱」が救世主のような宣伝を行う工務店やハウスメーカーも現れています。確かに気密断熱の高い家は、省エネになりますが施工法や換気方法との兼ね合いも充分に吟味する必要があります。

また私達のファース工法のように、可燃性のウレタン樹脂をスプレー発泡断熱する工法は、火災対策がどこまで為されているかを吟味することも必要です。
私が30年前に、日本で初めてこの工法の公的な認定を交付されましたが、審議官の先生方からは、可燃物の断熱材など断じて認定出来ないとの厳しい指摘を受けました。

当然ながらそれは想定内であり、何重にも防火対策の研究を行いました。
先ずは、ウレタンを燃え難くするため構成している、「ポリオール」と「イソシアネート」の配分量を変え、更に難燃添加物を混在させていますがこの添加物の難燃性は劣化します。
つまりは燃え易いウレタンである事を前提にした、断熱気密層でなければなりません。

ファース工法は、通気を促しつつ火炎を止めるファイヤーストッパー開発に成功しました。
450㎜ピッチの間柱の間に穴の空いた板を挿入させますが、孔の大きさに秘訣があります。
このファイヤーストッパー挿入壁、挿入しない実験壁をつくっての燃焼実験を行いました。
インナー通気の役割を果たしながらも、火炎が入ったら酸欠を起こして火が消えます。
これは特許工法となりました。

過去に2棟の火災事故がありました。仏壇のロウソクと工事中の火の不始末が要因です。
いずれもファイヤーストッパーが効いて外皮から火が抜け出る事はありませんでした。
単に快適なだけでなく、安全で安心して住める住宅システムの研究開発をしております。

写真は香川県の山倉建設が建築したファースの家ですが、外壁がレンガ積みで外からも耐火性を向上させております。

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グレタさんの訴えを謙虚に…北斗市

2019-12-24 17:38:09 | ファース本部

「あなたたちが話しているのは、お金と経済発展がいつまでも続くとのおとぎ話ばかり、
恥ずかしくないのでしょうか!」スウェーデンの環境活動家で16歳のグレタ・トゥーンベリさん(写真)が9月にニューヨークで開かれた国連気候行動サミットで、地球温暖化対策に本気で取り組んでいないと、大人たちを鋭く叱責した演説でした。       
当事国は、子供の戯言だと誹謗中傷する国もありますが、謙虚に顧みる必要があります。

地球温暖化と思える自然災害が相次いで発生しているにもかかわらず、売り手側の都合で延期することにグレタさん同様に大きな憤りを覚えます。
エネルギー資源の殆どを輸入で賄う我国は、家の断熱方法で冷暖房に使用するエネルギーを大幅削減する余地があります。それを先送りする愚策を実施するのです。

省エネ法は、2020年の義務化になる予定でしたが、ハウスメーカーなどの売り上げ影響でGDPにまで響くと判断したのか、いきなり「省エネ性能の説明義務」と云う、革靴の上から痒い所を掻くような半端な状態となりました。
グレタさんの怒りが聞こえて来そうで恥ずかしさを感じてしまいます。

ハウスメーカーは、全国にいる社員教育や下請け建築業者、協力業者に対して断熱と気密性能を出すための教育システムの実践が物理的に困難だからです。
住宅の省エネ「基準」がやがて「規制」になるのは、必然とも言えるのでしょう。

私達工務店経営者は、国の基準や規制に沿うよりも、そのような技術を積極的に採用し、業界をリードできるのも地域で小回りの利く小規模工務店の利点でもあります。
地域工務店は、経営者の決断ひとつでゼロエネルギー住宅の建築施工が可能となります。
私達ファース・グループは常に「省エネ義務化」に対応できる家づくりを行っています。

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工務店経営でのSDGsは必須…北斗市

2019-12-23 13:39:06 | ファース本部

SDGsは、「誰ひとり取り残さない社会構築」を目指すとして、17項目の開発目標を掲げております。
どこの工務店でもこの17項目の何処かに特化した事業を行っているものです。

写真は弊社ファース本部の入口に掲げたSDGsの特化した取り組み事業です。
SDGs3の「すべての人に健康と福祉」、7の「クリーンエネルギーを皆に」、12の「つくる責任つかう責任」、17の「パートナーシップで目標達成」を重点的に取り組んでいます。

SDGsは、CSR(企業の社会的責任)の観点から宣言するだけもそれなりの意義を持ちます。
それを実践できるところから特化させて行くことに責任を果たすことができます。
これを実践するには、4の豊かな教育、5のジェンダー平等、6の水とトイレ、8の生き甲斐のある経済活動、私達が毎日実践している9の技術革新と続きます。

11の豊かな街づくりは「#ファース」工法のような家づくりも含んでおります。
「誰ひとり取り残さない」の崇高な理念を遂行するため、今一度このSDGsを勉強し直してみることをお勧め致します。

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人生は「静と動」…北斗市

2019-12-22 15:13:43 | ファース本部

心臓は絶えず動いているのですが、膨らんで血液をカラダ全体に押し出したときのは一瞬、停止しているのだそうです。
生命を維持し続けているうちは、常に稼動し続ける心臓ですが、いつかは完全に停止する時期も必ずやってきます。

動いているモノは、必ずいつか止まる時がやってきます。
動いているからこそ、止まる事ができるとも云えそうです。
人命だけでなく、装置などの機械も止まりかけているからこそ、また稼働し始める事の意義に気付くともあります。
息づくものに「静と動」は必ず交互にやってくるのが道理なのでしょう。

私達、人間はあらゆる面で「静と動」の繰り返しで継続しています。
人の生命と同じく、企業の生命は、そこ人々のコントラストで息づいているように感じます。
人々にコントラストがあるからこそ人生って面白いのでしょう。

真っ白があるから、グレーがあり、黒が出来、彩色を施す可能性があります。
真っ黒の素地には、そもそも真っ黒の色づけなどが出来ません。
色の付いた素地では選択肢が狭くなると言う事でしょうか。

今日は60年近いお付き合いがあった方が亡くなり、その告別式に行ってきました。
常に控えめで目立たない人で、当方とは正反対の生き方をした方だと思われます。
いつも穏やかで誰からも慕われた彼の生き様に共鳴する部分が多くあります。
彼は常に「静」を大切にして88歳の人生でした。

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営業費用はゼロに近いほど良い…北斗市

2019-12-21 14:33:47 | ファース本部
木造住宅を建築するには、使用する木材の情報をしっかりと把握しておくことが重要です。乾燥度合いの悪いもの、粗悪な集成木材、ストック中に腐食しそうな安価なモノもあります。安価な木材には充分な見極めが必要です。

家づくりでは、その木材を組み込むため、多くの補強金物を使用します。
昔は釘やビスも含め、一切の金物を使用しないで家づくりを行った時代もありました。
もともと日本の木造建築は、金物に頼らないのが特徴でもありました。

純粋な木造建造物は、ある程度木材の含水量を保有させ、組み込んでから乾燥収縮させることでの微妙な狂いで、ホゾが絡み合い接合部を強化する匠の技が確立していたからです。
昨今では、集成材や乾燥木材の普及で金物をしっかり固定させる事が重要となりました。

市販されている金物は、基本的に公的強度認定を取得しており、安価でも強度的に問題が生ずる事は極めて少ないのです。むしろ予算のない工事現場では、大工さん等の手間請け費用を安価で施工精度に問題を生ずる場合があります。

鉄骨プレハブ系の住宅がありますが、鉄は木材の70倍も熱を伝える鉄が構造体です。
その大半は、大手住宅メーカーが販売しています。
温熱環境対策は、極めて低いレベルであり、徹底した量産システムを確立しているにもかかわらず、決して安価な家ではありません。  

営業費用に膨大な経費を費やしているからです。
地域密着工務店は、普段の地域活動やメンテナンス業務が、お施主さまとの信頼を得ており、自然な活動が受注に結び付き、つまり営業費用を殆ど掛けていません。

その金の生まない営業費用分を、家づくりの中身に生かすことが出来ております。
写真は加盟工務店、道東の犬飼工務店さまの店頭に掲げた広告板です。

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換気と省エネの矛盾…北斗市

2019-12-20 17:25:38 | ファース本部
そもそも何のために外気を取り入れる換気をするのは、省エネのため家の気密性能を向上させた事からが始まりです。
家の気密化により室内の空気が汚染され、換気の必要性が問われるようになりました。
隙間の多い家は、自然に空気が入れ替わる「自然換気」で充分な量の換気を得られます。

本州で「熱交換式換気扇完備」と云うチラシを目にしたことがありました。
その家の断熱熱損失係数G値やC値と云われる気密性能も書かれておりません。
普通の家に、シロッコファン二個も取り付けた熱交換式換気扇を用いても無意味です。

熱交換式換気扇で熱回収を行っても自然換気量の方がはるかに多く、使用する電気量と相殺すると大きなマイナスになります。
隙間の多い家は何も取りつけなくとも自然に空気が入れ替わるのです。
それは、住居内で人が生活するだけで室内の圧力(湿圧、温圧など)が上がるために必然的に自然換気がなされます。無理やりに機械換気を行なう必要は全く無いのです。

現在は建築基準法で、機械換気で0.5回以上の換気量が決められております。
そのため確認申請書には、機械換気で気積(容積)半分以上の空気入れ替えが行えることを証明する換気量計算書を添付しなければなりません。

換気とは外気と室内空気を入れ替える事ですから、省エネのための気密住宅に矛盾します。とは言え気密住宅を換気しなければ、室内空気が汚染してしまいます。
そのための対策としては、熱交換式換気扇を用いる事になります。

熱交換式換気扇とは、冷たい外気(夏は暖気)と暖かい室温(夏は冷房した冷気)をエレメント(熱交換部で出る空気と入る空気を交差させ熱回収する)素子を介します。
湿気も一緒に回収するモノを全熱式熱交換式換気扇と云いますが、素子を湿気の通す素材を使用し、日本国内で流通している換気扇の殆どがこの方式です。

ちなみ熱交換式換気扇以外の大半は排気専用で、第三種換気扇と云い気密性能高い住宅では家屋内が負圧状態となり、玄関のドアが開かないなどの事象が伴います。
「#ファース」は、開発当初(平成元年)に国内品がなかったので、ドイツ製の熱交換式換気扇を使用した時代がありました。写真は現在のファース専用熱交換式換気扇です。

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つくる責任つかう責任…北斗市

2019-12-19 18:12:14 | ファース本部

SDGsの12項に「つくる責任つかう責任」と云うのがあります。(画像)
一方的につくり手側の責任を押し付ける風潮に対し、使い手側の責任もあることを解いたと思われます。そもそもSDGsの理念は「誰ひとり取り残さない社会の構築」です。
つくり出す側も色々な都合や立場、環境も考慮しなければ理念に背きことにもなります。

私達の家づくりも平面図や立面図をもとにして木材を刻み、二次元から三次元への建築現場が進んで参ります。その多くを機械に頼ることになりますが、機械も材料も人間が段取りしたことに変わりありません。その人間はたびたび間違いを起こします。
間違いを起こしても住む人の不都合にならないよう、完璧に手を尽くし、心を尽くすのです。

この手を尽くす、心を尽くす事こそ「つくる責任」を果たす事なのでしょう。
どんなに手を尽くし、心を尽くしても、100%施主の思いに届くとも限りません。
しかし「つくる責任」を果たしているとしたら、あとはお施主さまが「つかう責任」を果たすことをしなければなりません。

誰がみても欠陥手抜き工事でない限り、ヒトの行う行為には至らぬ部分も在るモノです。
SDGsの12項「つくる責任つかう責任」では、使い手側の責任についても触れています。
「作り手と使い手」は、つねにその立場が逆転する場合が有り得ます。
使い手は、常に使い手だけで通される訳でなく、何処かで作り手にも関わっているのです。

私達の家づくりは特に「つくり手」と「つかい手」とが連携し合う事で寄り良い家が出来上がって行きます。家は竣工した時点からがお施主さまとのコラボレーションの始まりです。
SDGsを深く勉強しますと、様々な思考のもとに構築した17項目の開発目標です。

私達は、つくり手の責任が果たせ易く、つかい手の責任も容易になるようなハード研究を行っております。それが「#ファース家」であることに自信と誇りを持っております。

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日向のような暖かさを…北斗市

2019-12-18 17:40:59 | ファース本部

私達は、カラダ全身を気温24℃前後の熱で包まれていることが快適さを感じます。
春先の気温24℃の時は、普通の衣服をまとったままで極めて自然なので、とりわけ快適さを意識する事もありません。外気がどうであろうと、そのような空間を作ることが快適空間を構築するために必要な家づくりなのです。

先ずは断熱と気密性能が優れていなければなりません。
断熱材をいくら厚くしても、隙間があれば暖気がそこから逃げ出してしまいます。
やはり気密性能は絶対的に必要であり、断熱力の全くないビニールハウスが保熱しているのは、気密性能が大きく効いているからでしょう。

表題のような「日向のような暖かさ」とは、対流暖房のように温風を吹き掛けるエアコン暖房でも、足の裏だけを熱する床暖房でもありません。
床面温度、壁面温度、天井面温度と室温が総て23℃になった時こそ「日向のような暖かさ」のような自然な温かさを覚えるのでしょう。これを輻射熱暖房と云います。

むしろ暖房をしている事を忘れされるような空間こそ、理想的な暖房空間です。
外部が氷点下でカラダがカチカチに冷やされた状態でも、24℃の輻射熱空間に入ると短時間でカラダの芯まで熱が届くため、寒さを感じなくなります。

外気の寒さにカジカンダ手足やカラダは、真っ赤に燃えたストーブにあたると癒されますが、背中は温まっておりません。
床面温度、壁面温度、天井面温度と室温が総て24℃の家屋内に入れば暖房空間にいる事を意識しません。

春先の「日向のような暖かさ」では、それが暖房ではなく、自然がくれた暖かさなのです。
私達の「#ファース」研究は、常に日向のような空間を家屋内に構築するための研究開発を行っております。写真はファースの家の内部で日向のような暖かさです。

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