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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

せらい子(ご)

2023-01-05 21:02:12 | うちのキヨちゃん
 せらう・・・は阿波弁だと思うが、もしかしたら県西部の方言かもしれない。例えば、後に子供が出来たりして、上の子が焼きもちを焼いたりすると「せらう」と言う。そういう子供を「せらいご(子)」と呼んだりする。
 さて、最近のリュウは病状としては多分かなり良くないのだが、薬の副作用が無い分元気だ。そして家族がつききりで世話するので、それはもう「良い子」である。
 調子が良くなった一つは、おしっこやウンチを訴えることが出来るようになったこと。そして、おしっこもおむつに出さずに待っていることもあること。
 これで、本当に大きくなり過ぎた腫瘍が、悪させずこのまま少しでも小さくなってくれたら・・・と願わずにいられない。
 そんなリュウは昼間は大人しいらしい。キヨちゃんに出来るのはおやつをあげたり、水を補給することだけなので、私が帰ると途端に、
 「おしっこ~」
と鳴く。
 そしてくりりんが帰ると、
 「あ、ご飯だ!」
と思うらしく、普段引っ張ってやらないと立ち上がれず、這って水も飲みに行くのに、ちゃんと立って頂戴アピールをする。

     

 そんなリュウを観ながらキヨちゃんが言う。
 「良かったなあ、リュウ。お前みたいに幸せな犬はおらんぞ。人間より大事にして貰おうとる。」
そしてさらに、
 「お前は母ちゃんより幸せじゃ。」
おおおおお~い!!!それは失礼だろう!(笑)。
 はい、我が家のせらいごならぬ「せらい婆さん」である。


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コメント (3)
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