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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

風邪に追い討ち・・・

2012-10-20 13:00:05 | ひとりごと
 昨日は地元のお祭りだった。キヨちゃんが
 「今年は御寿司作るのもしんどいけん、みんなも頼むっていうけん、仕出し弁当頼むな。」
と言っていた。せっかくのお弁当だし、出来るだけ早く帰って一緒に「飲もう」と思っていた。
 風邪は喉の痛みは治まったが、鼻水になっている。身体もだるいが食欲はまだあるし、熱も出ていないので、予定している仕事を何とか片付けて、出来るだけ定時で帰ろうと考えていた。
 ところが、この前から調子の悪い担当様がいて、かなり心配な状況となった。主治医に数日前往診も頼んだが、詳しい検査が出来ないから通院して欲しいとの返答。本人に通院を勧めても
 「そっとしておいて。死んだほうがマシ。」
と取り付く島も無い。ご家族は遠方であり、近くの親類が説得に来る予定だった。
 しかしあんまり悠長な事を言ってる場合でもなく、再度説得。何とか翌日なら行くという所までは譲歩してくれた。
 けれど、担当様がいる場所は、施設とは言え夜間職員がいない施設。夜が心配であり出来ればすぐにでも行きたいと再度説得してもダメ。その方が信頼しているヘルパーにも同行してもらって説得するもダメ。
 上司にも相談し、緊急ショートステイで病院に行くまで一晩だけでも見守り出来る場所で・・・と、施設にも無理を言って頼んだが、本人が翌日になるまでは絶対部屋を出ないという・・・・。
 親類の方も
 「仕方ないです・・・。」
と言い、心配ながら夕べは戻った。夜勤さんに見回りを依頼して、何かあればと携帯電話もオンコール体制にしていた。
 幸い何の連絡もなく無事通院できたらしいが、全く予想外のところから電話。それは別の担当様のご家族からだった。
 「婆ちゃん・・・死んだんよ。」
・・・!!!!!!
 その担当様は認知症が進んでいたため、グループホームへの入所が決まったところだった。ご家族も精一杯自宅で介護して、かなりお疲れではあったが、ご本人も納得のいく、他のご家族も納得のいく「いい施設」が見つかりほっとされていた。
 私とてお元気だった担当様の急逝は衝撃だったが、ご家族のショックはいかばかりかと・・・。
 風邪で今日は午前中に診療所に行こうと思ったが、出掛ける元気がない。買い物も親友ナースに電話して頼んだ。
 そのくせ、じっとしていられず、シーツなどの大物を洗濯したり布団を干したり、湿気が多くてすぐカビの来る私の部屋の大掃除をしている。カビや埃と一緒に「嫌な流れ」も無くなってくれればいいのだけれど。

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