すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

虫もつかないが、虫はかみつく・・・

2008-06-25 23:02:09 | ひとりごと
 私の仕事は常にジャージが仕事着である。出勤してジャージに着替えて、事務所の掃除をしていたら大腿部に「チクリ」とかすかな痛みがした。
 「ゲッ!」
これは、ジャージの中に虫がいるに違いない!と慌ててジャージをゆすってみる。何か虫が入っているような違和感はまるでない。ゆすっても落ちてくる気配もない。おそるおそる更衣室でひっくり返してみたが分からなかった。
 ところが家に帰ってから見ると、なんと大腿部は7カ所の虫さされの痕。しかも足首にもあるところをみると、やはりゆすった時に落ちて最終足首を噛んだってことではないのか?一体何者だろう?かなり小さい虫なのだろうが。しばらくはかゆみがひかないだろうから、鬱陶しい。
 仕事柄車で山間部を走り回る。最近はとにかく暑いので、窓は全開である。山道などそこに木の枝や葉っぱがあるのだから、森林浴もいいところだ。でも、国道は暑くて日焼け止めを塗っていても、悲しいくらいに日焼けしてしまう。
 先日もさんざん山の中を走った後、公用車のガソリンが減っているので給油に立ち寄った。全開の窓から
 「すいません、レギュラー満タン。」
そうすましてお願いしたが、ふと違和感を覚えて頭を振った。そこにはヘアアクセのように、かめ虫がいた。
 ああ、虫も付かない女の、悲しい虫の話である。

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コメント (7)
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