みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

下根子桜(6/16、完全に変だ)

2018-06-18 08:00:00 | 下根子桜八景
《1 完全にこのハリギリは変だ》(平成30年6月16日撮影)

《2 というのは、一部が皮が剥げてその正体を晒し初めていたからだ》(平成30年6月16日撮影)

残念だが、枯れ死するのは最早時間の問題だろう。そして、
《3 その隣のケヤキもご覧のとおりやはり変なままだ》(平成30年6月16日撮影)

《4 ちなみに羅須地人協会跡地入口のケヤキはこんな具合で普通に元気》(平成30年6月16日撮影)

《5 ところが気付いた、入口のケンポナシも同様に変。葉っぱの付き方が病的》(平成30年6月16日撮影)

《6 ちなみに、高台の東南の隅のケンポナシはこんな感じで元気》(平成30年6月16日撮影)


 これで明らかになったことは、賢治詩碑のある台地のハリギリの大木は最早生き返ることはなさそうだということだ。木の地肌を無残にもさえもさらけ出し始めているからだ。そしてその両脇のケヤキも変だが、ちょっと離れたケンポナシもこの変なケヤキと同様な症状を呈している。
 2年程前から呈し始めているこのハリギリの大木の異常が、最早それだけに留まらずに、隣のケヤキの大木にも、そしてかなり離れているケンポナシの大木にも伝染していると言えよう。病巣はどんどん広まっている。
 一刻も早く抜本的な手を打たないと、羅須地人協会跡地の大木は皆、早晩ハリギリと同じような結末を迎えそうだ。賢治の拠り所であったあの高台の大木の幾本かが、今瀕死の重態に陥りつつある。

【参照資料】
①〝下根子桜(後編、8/10)〟の《18 ハリギリの大木半分以上が枯れていた》(平成29年8月10日撮影)
②〝下根子桜(10/29、前編)〟の《23 ハリギリ》(平成28年10月29日撮影)
③〝下根子桜(8/21、その他2)〟の《28 ハリギリ》(平成27年8月21日撮影)、《29 〃 》(平成27年8月21日撮影)
④〝下根子桜八景(6/16、#1)〟の《19 このでっかい木はハリギリのようだ》(平成27年6月16日撮影)

 続きへ
前へ 
 ”みちのくの山野草”のトップに戻る。

 賢治の甥の教え子である著者が、本当の賢治を私たちの手に取り戻したいと願って、宮澤賢治の真実を明らかにした『本統の賢治と本当の露』

〈鈴木守著、ツーワンライフ出版、定価(本体価格1,500円+税)〉
をこの度出版した。
 その約一ヶ月後に、著者の実名「鈴木守」が使われている、個人攻撃ともとれそうな内容の「賢治学会代表理事名の文書」が全学会員に送付された。
 そこで、本当の賢治が明らかにされてしまったので賢治学会は困ってしまい、慌ててこのようなことをしたのではないか、と今話題の本である。

 現在、岩手県内の書店での店頭販売やアマゾン等でネット販売がなされおりますのでどうぞお買い求め下さい。
 あるいは、葉書か電話にて、『本統の賢治と本当の露』を入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金分として1,620円(本体価格1,500円+税120円、送料無料)分の郵便切手をお送り下さい。
      〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
               電話 0198-24-9813
 ******************************************【鈴木 守既刊案内】*****************************************
 ☆『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』                  ☆『宮澤賢治と高瀬露』(上田哲との共著)          ★『「羅須地人協会時代」検証』(電子出版)

 ☆『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』        ☆『羅須地人協会の真実-賢治昭和二年の上京-』      ☆『羅須地人協会の終焉-その真実-』

 『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』(定価 500円、税込)、『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』1,000円、送料込)、『宮澤賢治と高瀬露』(1,000円、送料込)は『宮沢賢治イーハトーブ館』において販売しております。
 なお、『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』はもう在庫はございません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 薬師岳(6/14、残り) | トップ | 四大声聞が譬喩を語る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

下根子桜八景」カテゴリの最新記事