みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

啄まれてもまた咲くカリガネソウ(9/24)

2018-09-24 18:00:00 | 濡れ衣を着せられた高瀬露
 一時(いっとき)、何者かによって蕾が悉くついばまれてしまった我が家のカリガネソウだった。もう花を見るのは無理かなと諦めていたならば、復活した一輪が先日咲いたことは報告した
 そして何と、本日(9/24)は二輪も咲いているではないか(カリガネソウは一日で散ってしまうようだ)。
《1 》(平成30年9月24日撮影)

《2 》(平成30年9月24日撮影)

《3 しかも蕾も大分多くなってきた》(平成30年9月24日撮影)

そこで私は勝手に納得した。
 賢治学会の一部の幹部は鈴木さんが検証できた一連の研究結果(いわゆる、限定付きの「真実」)<*1>を潰そうとしているのかもしれないが、振り返って見ればそんなことは歴史上しばしばあること。このまま耐え続け、主張を貫いて行けばやがて蕾も膨らむだろうし、もしかするとその限定付きの「真実」がやがて定説になることだってあり得るよ。
ということをこのカリガネソウは私に教えているのだと。
 そして、
 高瀬露さんの場合は、そうされる客観的根拠は全くないのに、ほぼ100年の長きにわたって今まで〈悪女〉の濡れ衣を着せ続けられているのだ。そして今でもだ。しかも悪女呼ばわりされていることを露さんは知っていながらも、「彼女は生涯一言の弁解もしなかった。この問題について口が重く、事実でないことが語り継がれている、とはっきり言ったほか、多くを語らなかった」という、敬虔なクリスチャン<*2>として生き抜いたのだ。それに比べれば鈴木さんは主張し続けて何年経ったというのか。せいぜい10年ほどだろう。啄まれたならば私のように蕾をまた出し、花を咲かせなさい。
と教えてくれているのだと。

 そして私は思った。例の私に対する個人攻撃とも取れる文書が賢治学会員に送付された際に、賢治学会員のお一人が私のことを心配して、
という内容のお電話をくださったが、幸い私は現時点では殺されることもなく元気に生きながらえているのだから、露に比べればどうってことはない。まあ、確実に賢治研究の分野からは徐々に除外されつつあることは何となく肌で感ずるけれども……ね。

<*1:註> 詳しくは〝『「羅須地人協会時代」再検証』(一気読みタイプ) 〟等をご覧下さい。
<*2:註> あるクリスチャンが、「敬虔なクリスチャンであればあるほど弁解をしないものなのです」と私に教えてくれた。

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 賢治の甥の教え子である著者が、本当の宮澤賢治を私たちの手に取り戻したいと願って、賢治の真実を明らかにした『本統の賢治と本当の露』

             〈平成30年6月28日付『岩手日報』一面〉
を先頃出版いたしましたのでご案内申し上げます。
 その約一ヶ月後に、著者の実名「鈴木守」が使われている、個人攻撃ともとれそうな内容の「賢治学会代表理事名の文書」が全学会員に送付されました。
 そこで、本当の賢治が明らかにされてしまったので賢治学会は困ってしまい、慌ててこのようなことをしたのではないか、と今話題になっている本です。
 現在、岩手県内の書店での店頭販売やアマゾン等でネット販売がなされおりますのでどうぞお買い求め下さい。
 あるいは、葉書か電話にて、『本統の賢治と本当の露』を入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金分として1,620円(本体価格1,500円+税120円、送料無料)分の郵便切手をお送り下さい。
      〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
               電話 0198-24-9813

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