ども、砂川です。
普段はレンタルで映画を借りるコトはあまりないのですケド、この連休中はよく見ました。
そのうちの1本、「バベル」です。
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦、リチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)が突然何者かに銃弾を浴びせられ、妻が重傷を負う事件が起こります。
同じころ、会社役員の父親(役所広司)と共に暮らす聾唖の少女(菊池凜子)は満たされない日々にいらだちを感じながら孤独な日々を暮している。
アメリカでは、なかなか戻らない夫婦から2人の子供を預かっているベビーシッターが自分の息子の結婚式にその2人の子供を連れてメキシコへ。
異文化に刺激を受け興奮するものの、帰路の国境付近でトラブルに巻き込まれ・・・。
モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本で同時進行するストーリーが細い糸で結ばれ、そして衝撃的なラストへ・・・、みたいな見出しではありましたケド、見終わってみるとモヤモヤ感がハンパなく・・・。(笑)
3~4つのストーリーが同時進行するオムニバス形式の映画といえばクエンティン・タランティーノ監督の「パルプフィクション」が印象的でしたケド、そこまでの構築美もなく、結局、何がつながってるの?というと銃だけ。
確かに猥雑な映像描写はパルプフィクション的ではあるのですケド、どちらかというと不快感が・・・。(笑)
ただ、菊池凜子の演技力は大したモンだ、と感心しました。役所広司やブラッド・ピットを「食って」いた、と言っても過言ではナイですね。
でも、スッキリする映画ではなかったのがザンネン。