スナブログ

砂川自動車商会のドモドモ日記

スナブログ:「フォール」

2024-07-10 14:05:07 | 映画
ども、砂川です。


録画していた映画「フォール」を見ました。

なかなか驚きました。

山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経っても悲しみから立ち直れずにいました。

親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。

2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功します。

しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまい・・・。

超高層鉄塔に取り残された2人の若者の運命を描いたサバイバルスリラーで、いわゆる「ワンシチュエーションムービー」、場所や状況が変わらず、一カ所で話が進む映画です。

ロケ代は安くついたやろな、と思う反面、面白いかどうかは監督の手腕っと俳優の演技力しかないのですね。

以前に見た「アローン」は砂漠の真ん中で地雷を踏んだまま身動きが出来なくなった米軍兵の話でしたし、「ロストバケーション」は誰もいない入り江でサーフィンを楽しむうちにサメに襲われ、人1人がかろうじて座れる大きさの岩に取り残される話でした。

セオリー的には主人公の内面を深く掘り下げるしかないのでしょうね。

その場に至った挫折や葛藤、家族との関係などです。

で、今回は地上600m!

東京スカイツリーと同じ高さですよ!?

まぁ~、コレほど手に汗をかいた映画もはぢめてでしたケド、「コイツら、アホやな・・・」とずっと思ってました。(笑)

高所恐怖症の人は要注意です。




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スナブログ:「マダム・イン・ニューヨーク」

2024-06-28 11:14:45 | 映画
ども、砂川です。


もう1本、「マダム・イン・ニューヨーク」です。

専業主婦のシャシは、2人の子どもと忙しいビジネスマンの夫サティシュのために尽くしてきましたケド、ことあるごとに家族の中で自分だけ英語ができないことを夫や子どもたちにからかわれ、傷ついていました。

ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、渡米したシャシは、「4週間で英語が話せる」という英会話学校を見つけ、姉にも内緒で英会話学校に通うことを決めます。

仲間とともに英語を学ぶうちに、次第に自信を取り戻していくシャシでしたケド・・・。

いや~、インドの映画はハズさないですね。めちゃくちゃおもしろかったです。

主演のシュリデヴィ がとてもキレイで、戸惑いながら前へと進む主人公をミゴトに演じていました。

お気に入りの1本にケテーイ。(^^)



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スナブログ:「ブラック・スキャンダル」

2023-12-27 16:47:31 | 映画
ども、砂川です。


なんだかスゴい映画を見た気がします。

監督スコット・クーパー、主演ジョニー・デップの「ブラック・スキャンダル」、FBI史上最高の懸賞金をかけられた実在の凶悪犯ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを描いたクライムドラマです。

1970年代のサウス・ボストン、FBI捜査官コナリーはアイルランド系ギャングのボスであるホワイティに、共通の敵であるイタリア系マフィアを協力して排除しようと持ちかけます。

しかし歯止めのきかなくなったホワイティは法の網をかいくぐって絶大な権力を握るようになり、ボストンで最も危険なギャングへとのし上がっていき・・・。

禿げ上がった頭、黄ばんだ歯などの特殊メイクを施したジョニー・デップの演技力がとにかくスゴいです。

以前から思ってはいたのですケド、この「迫力」には驚きますね。

ただ、ショーン・ペンにしてもそうなんですケド、私生活がもっと落ち着いていれば・・・。(笑)


ちなみに以前見た「ディパーテッド」でジャック・ニコルソンが演じたアイルランド系ギャングも同じくジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーをモデルにしているそうで・・・。

あの映画のジャック・ニコルソンもスゴかった・・・。

実在の人物を演じる時には、本人に敬意をはらうべき、というコトか・・・。



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スナブログ:「硫黄島からの手紙」

2023-08-30 18:46:43 | 映画
ども、砂川です。


で、その2作目、「硫黄島からの手紙」。

戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立ちます。

硫黄の臭気が立ち込め、食べ物も飲み水も満足にない過酷な灼熱の島で掘り進められる地下要塞。このトンネルこそが圧倒的なアメリカの兵力を迎え撃つ栗林の秘策でした。

最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族のために一日でも長く島を守り抜け―。「死ぬな」と命じる栗林の指揮のもと、5日で終わると思われた硫黄島の戦いは36日間にも及ぶ歴史的な激戦となり・・・。

この映画をアメリカ人の監督が撮った、というのが驚きですね。

そして二宮くんがあんなに演技が上手いのも・・・。



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スナブログ:「父親たちの星条旗」

2023-08-29 18:47:05 | 映画
ども、砂川です。


お盆休みの録画していた「父親たちの星条旗」を見ました。

クリント・イーストウッド監督が、太平洋戦争最大の激戦だったといわれる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描く映画史上初の2部作のうち1作目。

アメリカ側の視点によるコチラは、硫黄島の擂鉢山に星条旗を打ち立てた6人の兵士の写真の真実と、戦場から生き残り米本土に帰還した3人のその後の人生を描いています。

果たして3人は本当に英雄なのだろうか・・・?

さすがクリント・イーストウッド監督、戦争の本質をズバリと突いています。

「プライベート・ライアン」で描かれたノルマンディー上陸作戦と同様、地獄絵図のような戦闘が続き、 人の命のなんたるかを問いかけます。

この季節に見るのがやはり説得力がありますね。



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スナブログ:「ゴーン・ガール」

2023-07-05 16:25:44 | 映画
ども、砂川です。



で、そのままの流れで「ゴーン・ガール」を見ました。

「セブン」「ファイト・クラブ」「ドラゴン・タトゥーの女」の鬼才デビッド・フィンチャー監督が、ギリアン・フリンの全米ベストセラー小説を映画化したもので、ベン・アフレックを主演に、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリスらが共演しています。

幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅のキッチンから大量の血痕が発見されます。

警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ捜査を進めますケド、メディアが事件を取り上げたことでニックは全米から疑いの目を向けられることとなり・・・。

どうしようもないダメ夫と底が知れない美しい妻のコントラストが見事で、「パーフェクト・ケア」同様、やはりロザムンド・パイクの「怖さ」が光ります。

ふと思ったのですケド、20年前に同じ映画があったら シャロン・ストーンとかがやっていたのかな・・・?

色彩を抑えた映像やカメラワークの絶妙さはさすがデヴィッド・フィンチャーで、見て損はない映画です。



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スナブログ:「パーフェクト・ケア」

2023-07-03 18:44:04 | 映画
ども、砂川です。


録画したままだった映画「パーフェクト・ケア」を見ました。

てか、いやー、ビックリした。(笑)

「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイクが主演し、第78回ゴールデングローブ賞で主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞したクライムサスペンスコメディ。

法定後見人のマーラの仕事は判断力の衰えた高齢者を守りケアすること。

多くの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚いマーラだが、実は裏で医師や介護施設と結託して高齢者たちから資産を搾り取るという、悪徳後見人でした。

パートナーのフランとともに順調にビジネスを進めるマーラだったが、新たに資産家の老女ジェニファーに狙いを定めたことから歯車が狂い始めます。

身寄りのない孤独な老人だと思われたジェニファーの背後には、なぜかロシアマフィアの存在があり、マーラは窮地に立たされ・・・。

なんといってもロザムンド・パイクの演技力でしょう。

もう「そういうキャラクター」にしか見えません。(笑)

ロシアマフィアが出てきてどうのこうの、は陳腐な設定に見えますケド、有無を言わさず最後まで持っていきます。

「ロスト・バケーション」のブレイク・ライブリーを見た時も思いましたケド、こういう発見があるので映画は楽しいですね。



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スナブログ:「フルメタル・ジャケット」

2023-06-15 16:45:34 | 映画
ども、砂川です。

今、伝わってくる報道だけでは詳しいコトはわかりませんケド、以前見たスタンリー・キューブリック監督の映画「フルメタル・ジャケット」を思い出しました。


南カロライナ州の合衆国海兵隊新兵訓練基地。ヴェトナム戦争のさなかの今日も、これから8週間の地獄の特訓を受ける新兵たちが入隊してきます。

ジョーカー、パイル、カウボーイといった面々。

彼らは早速頭を丸刈りされ、整列させられて、鬼のような訓練教官ハートマンからウジ虫呼ばわりされ、厳しい訓示を受けます。

実際訓練は苛酷で厳しいもので、しかもハートマンは容赦なく彼らをシゴく。

特に何をやらせてもノロマで不器用なデブのパイルはシゴきの対象とされ、あげくはパイルのミスのとばっちりが他の訓練兵に及び、仲間からもリンチにあいます。

そんなパイルをジョーカーは精一杯かばうのですケド、パイルは徐々に精神に異常をきたし、目つきも変わってきます。

遂に卒業前夜にトイレで狂気が爆発、ハートマンを撃ち殺し、自らも銃をくわえて絶命し・・・。

ふと思ったのは、同じような事件がアメリカなどで発生すると「乱射」という表現を使うと思うのですケド、今回の事件では「発射」と伝えるのはどういう事情なんでしょうか・・・?

 

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スナブログ:「弁護士ジョリー」

2023-03-09 19:24:54 | 映画
ども、砂川です。


さてさてインド映画をもう1本(笑)、「弁護士ジョリー」です。

弁護士のジョリーは念願の事務所を持てるチャンスをつかみますケド、資金が足りず、警察を相手に裁判を起こそうとしている女性ヒナに嘘をついて大金を騙し取ってしまいます。

手続きが済み次第、金を返すつもりでいたジョリーだったが、騙されたことを知ったヒナが自殺してしまいます。

罪悪感にさいなまれたジョリーは、ヒナが訴えようとしていた事件を調査し、彼女の夫を謀殺した悪徳警官を有罪にすべく、訴訟を開始しますケド・・・。

ココで問題になるのは「遭遇戦(エンカウンター)」という言葉で、犯罪者や容疑者の抵抗や暴力に直面して身の危険を感じた場合、相手を撃ち殺せるという、法的手続きを踏まない殺人で、コレにインド警察の不正がからみます。

一見笑いを誘う小ネタを挟みながらも緊迫したやり取りが繰り広げられる法廷シーンは本作最大の見どころで、やはりインド社会に対する痛烈な批判を織り込んでいるのですね。

脚本も上手いし、それぞれの役を演じる俳優も魅力イッパイで、いやいや、ハリウッド映画よりも全然おもしろい、なんて思える1本です。



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スナブログ:「きっと、またあえる」

2023-03-07 17:01:31 | 映画
ども、砂川です。


もう1本、2019年のインド映画「きっと、またあえる」です。

邦題は2009年の「きっと、うまくいく」を明らかに意識してますね。(笑)

アニの息子は受験に失敗し、病院に担ぎ込まれます。そこへいまは親世代となった悪友たちが集まり、アニの息子を励ますため学生時代の奮闘記を語り始めます。

90年代、インドでもトップクラスのボンベイ工科大学に入学したアニでしたケド、学生寮は負け犬ばかりが集まるといわれるボロボロの4号寮に振り分けられます。

アニと4号寮の仲間たちは、寮対抗の競技会で「負け犬寮」の汚名を返上すべく、知恵とやる気と団結力でさまざまな競技を勝ち抜いていきますケド・・・。

もうめちゃくちゃおもしろい。(笑)

そしてインドの過熱する学歴競争への風刺もイッパイです。

 自分も大学生の頃は散々アホなコトしてたなぁ・・・、とか妙に思い出したり。(笑)



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