スナブログ

砂川自動車商会のドモドモ日記

スナブログ:「壁」

2025-02-10 18:10:53 | 本と雑誌
ども、砂川です。


安部公房さんの「壁」を読み終えました。

ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失います。

自らの帰属すべき場所を持たない彼の眼には、現実が奇怪な不条理の塊とうつります。他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱き・・・。

 「独特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、その底に価値逆転の方向を探った芥川賞受賞の野心作」とのコトですケド、読み終わった率直な感想は「よくワカラン・・・」(笑)

夢を見てるようなお話でした。



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スナブログ:「楽しい古事記」

2024-11-28 16:04:07 | 本と雑誌
ども、砂川です。


阿刀田高さんの「楽しい古事記」を読み終えました。

日本古代史専攻ではありましたケド、古事記を原文のまま読むとかなり難儀なので、こういう本を探してました。(笑)

イザナギ・イザナミの国造り、アマテラスの岩戸隠れ、八俣の大蛇・・・。

神々と歴代の天皇が織りなす武勇伝や色恋の数々は、壮大にして奇抜、そして破天荒です。

「殺して」「歌って」「まぐわって」物語と歴史が渾然一体となっていた時代を阿刀田さんらしく、面白おかしく解説されています。

こういう本を読んでから、例えば先日の青島神社などに行くと、その見え方もずいぶん変わってくるモノです。(^^)



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スナブログ:「憑神」

2024-04-19 17:17:57 | 本と雑誌
ども、砂川です。


浅田次郎さんの「憑神」を読み終えました。

幕末の江戸、貧乏御家人の別所彦四郎は文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。

ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしていると、霊験あらかたにも神様が現れます。

でもこの神様は、神は神でも貧乏神でした。

とことん運に見放されながらも懸命に生きる彦四郎の姿に笑いと感動が・・・。

ちょと箸休めのつもりで読んだのですケド、さすが浅田次郎さん、めちゃおもしろい。

「人間はいつか必ず死ぬ。だが、限りある命が虚しいのではない。限りある命ゆえに輝かしいのだ」

素晴らしいではありませんか?(^^)

 

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スナブログ:「超常現象~科学者たちの挑戦」

2024-03-22 16:04:42 | 本と雑誌
ども、砂川です。


「超常現象~科学者たちの挑戦」、コレもあっという間に読み終えました。

これほど科学が発達した現代社会においてなお、常識では説明のできない事象は確かに存在します。

例えばイギリスの古城に姿を現すハンチング帽を被った男の幽霊や前世の記憶を詳細に語る子供たち。

死後の世界を垣間見た人や、CIAにその能力を認められたユリ・ゲラー、などなど。

人類はどこまでその正体に迫ることができるか? を最先端の科学で徹底検証したドキュメンタリーです。

興味深かったのは、ネズミが入った木箱にヘビの匂いが染み込んだ脱脂綿を入れ、サーモグラフィーで見るとネズミの体温がいっきに下がる、というトコロ。

ヘビが捕食動物の体温を感知して攻撃するのを本能で知っているからです。

おそらく人間も同じ能力が備わっていると思われ、「恐怖」を感じたときに体温が下がります。

コレを「霊気」を感じた、と表現すると、心霊現象みたいなハナシになります。

もともと外敵から身を守るために相手の顔を認識する能力が高く、コレをパレイドイリア現象というのですケド、古城の壁のシミが人にしか見えない、とか・・・。

「なぜその現象が起こるのか?」ではなく、「なぜその現象が起こったと感じるのか?」という視点に立つと、ほとんどのコトは科学で解明できそうです。

なるほどなぁ~、と感心した次第。



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スナブログ:「八日目の蝉」

2024-02-19 13:23:00 | 本と雑誌
ども、砂川です。


角田光代さんの「八日目の蝉」を読み終えてました。

児童虐待関係の本をamazonで検索していた時に出てきたので、あ、映画化されてた本だ、と思い、そのまま購入。

不倫相手の赤ん坊を誘拐し東京から名古屋、小豆島へ、女たちにかくまわれながら逃亡生活を送る希和子と、その娘として育てられた薫。

偽りの母子の逃亡生活に光はさすのか?

そして、薫のその後は・・・?

おもしろい題材なんだケド、文章力が・・・。(-_-;)

ただそこだけがザンネンでした。



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スナブログ:「赤猫異聞」

2024-02-06 15:19:52 | 本と雑誌
ども、砂川です。


正月休み中に一気に読み進んだ浅田次郎さんの「赤猫異聞」、読み終えてました。

いやぁ~、おもしろい。(^^)

さすが、な表現力ですね。

時は、明治元年暮。火の手の迫る伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人たち・・・、博打打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。

牢屋同心の「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員が無罪」の言葉を胸に、自由の身となった三人の向う先には・・・。

幕末から明治へ、激動の時代をいかに生きるかを描いた時代長編です。

浅田次郎さんの小説が大好きで、今まで何冊も読んでます。

なので、途中からなんとなくオチが分かっていたよな気がしましたケド、矜持と人情を描かせればピカイチですね。

実は浅田次郎さんをもう1冊買っているのですケド、「赤猫異聞」の余韻をもう少し楽しんでから読むコトにします。



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スナブログ:「境界知能の子どもたち」

2023-12-29 13:30:37 | 本と雑誌
ども、砂川です。


宮口幸治 さんの「境界知能の子どもたち」を読み終えました。

「普通」の子に見えるのに、「普通」ができない・・・、これは、境界知能の子だけではなく、軽度知的障害の子にも当てはまる場合があります。

知的障害でも「軽度」というところがポイントで、一見すると普通の子に見えて、見過ごされてしまうケースがあるのです 。

親や教師、周囲にいる大人は、その子のしんどさ、そしてしんどさの背景にある認知機能の問題に気づいてあげてほしいのです。 

宮口さんの著書では以前に「ケーキの切れない非行少年たち」を読んで感銘を受けたコトがありました。

私たちの立場では「知識」として持つコトが大切になる、と思ったのが始まりでしたケド、今年もたくさん本を読んだなぁ・・・。



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スナブログ:「虐待死~なぜ起こるのか、どう防ぐのか~」

2023-10-16 16:02:10 | 本と雑誌
ども、砂川です。


川崎二三彦さんの「虐待死~なぜ起こるのか、どう防ぐのか~」を読み終えました。

2000年に児童虐待防止法が施行され、行政の虐待対応が本格化しました。

しかし以降も、虐待で子どもの命が奪われる事件は後を絶たちません。

長年、児童相談所で虐待問題に取り組んできた著者が多くの実例を検証し、様々な態様、発生の要因を考察。変容する家族や社会のありように着目し、問題の克服へ向けて具体的に提言すされています。

で、終盤に非常に気になる一文が・・・。

「目黒区での五歳女児虐待死を受けて、”児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議”は”児童虐待防止対策強化に向けた緊急総合対策”を発表し・・・、子どもの安全確認を最優先とする観点から、以下の事項を全国ルールとして徹底する、として、例えば次のような例を挙げる」

「リスクアセスメントシートの活用等により、リスクを客観的に把握し、リスクが高い場合には、一時保護等を躊躇なく実施すること」

「一時保護等の措置の解除及び家庭復帰の判断に際して、チェックリストの活用により保護者支援の状況や地域の支援体制などについて、客観的に把握したうえで判断する」

まったくその通りなんだケド、現実に、現場で、その通りに行われていますか・・・?

児童相談所の職員数や一時保護所のキャパがまったく足らない、などの問題はもちろん理解していますが、「チェックする機能」をもっと・・・、と。

個人的な考えです。



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スナブログ:「重大事件」

2023-10-07 17:10:50 | 本と雑誌
ども、砂川です。


amazon便が届いたので、ちょと勉強してみます。



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スナブログ:「児童虐待~現場からの提言」

2023-08-21 17:08:07 | 本と雑誌
ども、砂川です。


台風が来たお盆休み、川崎ニ三彦さんの「児童虐待~現場からの提言」を読み終えました。

なぜ、わが子を自ら危険に陥れてしまうのか?

深刻化する背景は単に親を責めるだけでは捉えきれない。

そこには日本の貧困な福祉行政、親を取り巻く社会の急速な変容など、根本的な問題が潜んでいます。

児童相談所に勤務し数々の相談に対応してきた著者が、その実態や解決の手がかりを自らの体験をもとに語るった1冊です。

とてもわかりやすく整理されていて、自分が主催する次の研修で使おうかな、と思いました。



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