ども、砂川です。
浅田次郎さんの「憑神」を読み終えました。
幕末の江戸、貧乏御家人の別所彦四郎は文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。
ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしていると、霊験あらかたにも神様が現れます。
ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしていると、霊験あらかたにも神様が現れます。
でもこの神様は、神は神でも貧乏神でした。
とことん運に見放されながらも懸命に生きる彦四郎の姿に笑いと感動が・・・。
ちょと箸休めのつもりで読んだのですケド、さすが浅田次郎さん、めちゃおもしろい。
「人間はいつか必ず死ぬ。だが、限りある命が虚しいのではない。限りある命ゆえに輝かしいのだ」
素晴らしいではありませんか?(^^)