ども、砂川です。
朝日新聞に興味深いニュースが・・・。
私の母校の関西学院大学は、昭和40年代後半にスポーツ推薦制度が廃止になったのが原因で徐々に弱体化していき、私が入学した昭和62年ごろは体育会各部はどこも不振にあえいでいました。
そんな中、アメリカンフットボール部だけは変わらず隆盛を誇っていたのです。
全日本制覇をする高等部からそのまま「上がって」くるので、スポーツ推薦とは関係なかったんですね。
ところがそのアメリカンフットボール部でさえ、当時、「天才クォーターバック」と呼ばれた東海選手が在籍したコトもありなかなか京都大学には勝てなかったんです。
国立大学で推薦入学ももちろんないにのに、京都大学はスゴいな・・・、と思っていたものでした。
しかし、のちに部員の不祥事もあり、名勝・水野監督がご勇退されてからは、こちらもやはり弱体化していっていたのです。
関京戦の、「あの熱さ」を知る私たちには、非常にさみしいコトでした。
その京都大学アメリカンフットボール部が、このたび社団法人を設立し、その法人が資金の流れを一元管理して財務・経理の透明化を図り、企業とのスポンサー契約締結を目指すそうな。
Jリーグでは、我らがセレッソ大阪が社団法人を設立して育成にかけてひとつの成功を収めてはいますケド、大学体育会が社団法人設立とは考えたものですね。
こういう仕組みが大学スポーツ界に定着していくと、もっと計画的に強化を図れるようになれますし、アメリカンフットボールのみならず、サッカー、ラグビー、野球なども「コンテンツ」としての魅力を十分に発揮できるようになるのではないでしょうか?
楽しみですね。