どもども。
とにかく走りだしました。私にとっては9年ぶりの市街地レースです。
3万人というと、ボストン、シカゴ、ベルリン、ニューヨークそしてロンドンの「世界
五大マラソン大会」に匹敵する規模です。
大阪城を出て玉造筋を南下。ココは以前、大阪シティハーフマラソンで走ったコトが
あります。周りはキグルミのヒト、やたらテンションの高い外人さん、など、いろいろ
います。
さすがに大阪マラソン、沿道の声援もハンパではなく多いです。(笑)
千日前から御堂筋へ。給水所はまだスルーして走ります。
緊張のせいか、オシッコがしたくなってきました。(笑)
仮設トイレは、ワリと短い間隔で設けられていますケド、なにせランナーの数が多く、
トイレもイッパイ並んでます。
あれでは10分以上ロスするな・・・、とあきらめ、御堂筋を北上。早くも片町で折り返して
きたトップランナーとすれ違い、少し間隔をおいて、女子ではトップのリディア・シモン選手
とすれ違います。
コースの各所に「オールスポーツ」の撮影ポイントやテレビ局のカメラがあり、カメラに
向かってポーズを撮ってしまうのは、悲しきサガです。(笑)
10km地点を過ぎ、谷町筋を越え、天満橋の辺りで「アカン・・・」と脇のコンビニへ。
「スミマセン、トイレ貸して下さい」(笑)
私の他にも3人ホド並んでましたケド、店員さんはとても親切でした。(笑)
仮設トイレに並ぶよりはタイムロスが少なそうで、結局3分くらい。再び走り始めます。
片町で折り返して中之島公会堂を回り、御堂筋を南下。難波で右折して大阪ドームへ。
沿道の声援はやはりスゴくて、ほとんど人垣状態です。
沿道の企業が揃いのハッピを着て声援してくれるトコロもあり、企業にとっては宣伝効果も
バツグンですね。
「被災者一同」と書かれた横断幕と揃いのハッピで応援してくれた人達。ホントに感動
しました。
ドームで折り返して、初めて給水。20km地点です。
再び難波交差点で、今度は南下。スズキなにわ(営)前を通って通天閣へ。
「ゲットゴール、ゲットゴール・・・」セレッソ大阪のチャントがアタマの中で鳴り続いて
ます。(笑)
折り返して25km地点。少し脚が痛くなってきました。
と、ココでソウルフレンドの大坪さん夫婦を沿道に発見!
「スナガワさ~ん!」大きな声援に、ビックリ。(笑) とても嬉しかったです。(笑)
26号線を南下。今度は天下茶屋付近の沿道で太田自動車の太田クンを発見。(笑)
30kmを過ぎ、玉出で右折、北加賀屋で左折、住之江公園で右折。
いよいよキツくなってきました。(笑)
この辺りで、沿道の見知らぬヒト、「脚が痛いのは気のせいや」と書かれたボードを上げて
応援してくれてます。(笑)
「そやそや、気のせいや。どってコトないで」と自分に言い聞かせて走ります。(笑)
35km地点で給水。沿道のヒトにもらったアメとチョコを食べ、少し屈伸。
脚がパンパンで曲がりません。雨が降って来ました。
周りは、脚が「つぶれた」ランナー達がイッパイ。私はとにかく走りだします。
走っているヒトも「落ちて」くるヒトが多く、前へ進み続ける私は、次々と抜かして
行きます。
私も過去の失敗が「生きて」いるというコトですね。(笑)
プランを作り、ペースをしっかりと守りました。
南港で右折。と、目の前に見えてきた南港大橋のあまりの急こう配。(笑)
「ウソやろ・・・?」思わず笑ってしまいました。(笑)
橋を下りて右折すると38km地点。昨年つぶれたポイントです。
給水して屈伸。今年は大丈夫です。キツいですケド、走りだします。
40km地点、どんどんキツくなりファイナルパワーも出てこない。止まりそうになった私の
目に入ったのは、沿道で声を枯らして応援する森島さん。
「あっ、モリシー!」
「おぅ、あとちょっとや、頑張れー!」
セレッソシャツのエンブレムをもう一度握って、モリシとアイコンタクト。(笑)
あと2km、あと1km、雨に濡れながら「ゴーーール!」
ゴールしました。ゴール地点のブースにも中島ヒロトさんがDJで応援、祝福。
私は貧血でへたり込みました。(笑)
タイムはなんと・・・昨年の淀川市民マラソンよりも遅いではあーりませんか!?
ガーーーン! ショック! (笑)
雨にも負けず、風にも負けず・・・でしたケド、昨年の自分には負けてしまいました。(笑)
しかしながら記念すべき第1回大阪マラソンに参加できたコトは大きな喜びであり、
ランナーのはしくれとしての誇りでもあります。
で、忘れてはなりません。前日から当日にかけてホントにたくさんの方から激励や祝福の
メールやメッセージをいただきました。
当日、沿道に応援に駆けつけて下さった友人や地域町会の方、ホントにありがとうござい
ました。感謝したします。
マラソンに応募されたけれども、ザンネンながら落選された方の「無念」も背負って
走りました。(笑)
ホントにホントにありがとうございました。