ども、砂川です。
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少し日にちが過ぎましたケド、シゴトを早めにあがって、18:30から天王寺区民センターで主任児童委員研修。
今回のテーマは「児童虐待対応における主任児童委員の役割」でした。
講師の方の講和をお聞きしたアト、5~6人くらいのテーブル討議がありました。
さすがに大阪市内の主任児童委員さんが集まってられるだけあって、使命感、責任感の高い方ばかりでしたケド、先日の平野区役所での意見交換と同じで、「では、児童虐待の情報を聞きました。で、それから何を?」と、そこで止まってしまいます。
つまり、私たち主任児童委員は「権限」がないのですね。
情報を知っていながら何もできない、という「もどかしさ」をみなさんがお持ちでした。
しかし、「権限」として一律に与えてしまうのは、確かにリスキーだと私は思います。
民生委員や主任児童委員といえども、「とても問題のある人物」が選出されてしまうコトもまれにありますし、警察ではありませんので、攻撃された時のすべがありません。
先日の新聞報道で、全国の児童虐待の件数が、平成26年度はついに8万件を越えた、とありました。
平成21年度は約3万7千件でしたので、いかに増加のスピードが早いかがわかります。
これは、児童虐待そのものが増えている、というよりも、世間の関心が高まったコトから、「通報の件数が増えた」ためであるとも考えられます。
役所や学校だけではなく、地域でも防止のための大きなファクターになり得る、と私は考えています。
今一歩の、あとほんの少しの努力や工夫で、何かが変わりそうな、そんな風に思っているのですケド・・・。