新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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ヤナギラン:柳蘭(信州花紀行・霧ヶ峰から八島湿原②)

2011-07-28 21:09:11 | お知らせ」

ヤナギラン:柳蘭(アカバナ科ヤナギラン属)は、関西近辺の池畔などでも見られることがありますが、やはり信州の高原のほうがお似合いです。
葉が柳に似て蘭のような花が咲くというのでこの名がありますが、蘭とは遠いアカバナ科です。
高さは1m以上ほどもある大きい草花で、地下に匍匐枝をのばして繁殖するのでしばしば群生します。
早朝に紅紫色の花を開き、4枚の花弁の中には8本の雄蕊と1本の雌蕊があって、雄蕊が先熟し、雌蕊はそのころは下方に湾曲湾して柱頭は開きません。しかし雌蕊が成熟すると花柱は真っ直ぐになり柱頭は4つに割れて反巻します。
種子には白い毛があり、風に乗って散布されます。

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