![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/dc/9eea17516c5898f8a4a8ac2be5ec1787.jpg)
本州中部地方以北、北海道の高山帯の草地に生える多年草で、束生しほとんど分枝せず、高さ30~50cmになります。
葉は互生し、へりには大きさのそろった重鋸歯があり、根生葉は花期には消えます。
7~9月、上部の葉脇に黄白色の花が1個ずつつき、花冠の長さは約1.5cm、上唇は細長く尾状にとがり、下唇は浅く細長く3裂し、中裂片ごく小さくなります。
和名の“塩竃”は、葉まで美しい(ハマデウツクシイ→浜で美しい)というところからきているといい
この仲間の多くは細かく切れ込んだ葉をもっていますが、このエゾシオガマの葉は三角状披針形で、切れ込みのないグループに属します