イワシモツケ:岩下野(晩夏の花と実・八方尾根3) 2012-09-28 00:25:24 | 植物観察1日1題 五竜アルプス平や八方尾根のあちこちでイワシモツケの果実がきれいな模様になっているのを見かけました(寫眞枠内)。萼片が花のあとそり返り、果期まで残ったものです。 そのイワシモツケが八方池の近くで1株だけ遅い花をつけていました。 本州近畿地方以北の山地帯~亜高山帯の日当たりのよいところに生える落葉低木で、よく分枝し高さは約2m、標高の高いところですより小形になります。 5~6月、枝先に直径6~7mmの白い花を散房状に多数つけます。花弁は5個でほぼ円形、雄蕊は約20個で花弁とほゞ同長になります。