新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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オオケタデ:大毛蓼(マムシの解毒剤?)

2009-10-20 06:54:03 | 植物観察1日1題

オオケタデ:大毛蓼(タデ科タデ属)が赤い花穂を垂れ下げています。
東南アジア原産で、むかし日本へ渡来し観賞用に栽培され、ときに野生状態になっている1年草で、茎や枝、葉などに毛が多く、全体に大型なのでこの名がついています。
高さは1~2m、葉は互生し、長さ10~20cmの卵形で、基部はハート形になります。
8~10月、長さ5~12cmの花穂に、淡紅色の花を密につけます。
花の色が濃い紅紫色のものをオオベニタデとして区別する考えもあります。
別名のハブテコブラは、マムシの解毒薬の名で、この葉におなじ薬効があることによるそうですが、あまり知られていない話です。