新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

カマツカ:鎌柄(豊作だった大台ケ原)

2009-10-16 06:11:33 | 植物観察1日1題

大台ケ原東コースのあちこちに真っ赤な実を鈴なりにつけている木が目立ちました。
材が丈夫で折れにくいので鎌の柄に利用されたことからこの名があり、また材をまげて牛の鼻輪を作ったことからウシコロシの別名もあるカマツカ:鎌柄(バラ科カマツカ属)です。
山野に生える落葉小高木で高さはふつう3~5mになります。
秋に赤く熟す果実はナシ状果で、長さ8~10mmの倒卵形~楕円形で、果柄にはいぼ状の皮目が目立ちます。
初夏に多数集まって咲く白い花も捨てがたく(05年5月7日記事)、秋に熟す赤い実もよく目立ちます。今年はなぜか近所のカマツカの実付きがよくないので、大台ケ原の見事な生りっぷりに感激して3度目の登場となりました。