新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

サジオモダカ:匙面高・匙沢潟(水田・里地の植物③) 

2009-10-03 18:05:11 | 植物観察1日1題

葉の形が匙の形をしているのでこの名があるサジオモダカ:匙面高・匙沢潟(オモダカカ科サジオモダカ属)も咲いています。
角地の水田や浅い水中に生える多年草で、根茎は短く多数のひげ根があります。葉は根生し長さ10~20cm、柄は30cmくらい、葉身は長さ5~17cm、幅3~7cmの卵状楕円形です。
夏から秋、高さ60~90cmの花茎の頂に輪生複総状花序をつけ、直径7~8mmの3弁の花をつけます。雄蕊は6個、雌蕊は多数で花床の上に輪生します。仲間のオモダカ属は単性花で、花序の上部に雄花、下部に雌花がつくのに対し、本種や、ヘラオモダカなどサジオマダカ属は、両性花をつけます。