祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

初冬

2007-11-16 00:15:57 | Weblog
高鋏枝切り柿の初体験
みかんもぐ庭木の中の一本より
唐辛子送りし吾が荷をほどく

座席少し倒してみたり冬の旅
初冬の小雨に像の無法松
兄妹城見上げおり冬浅し
冬の灯に点滴揺らしあらわれる

福岡の妹宅へ行く。小倉の病院へ先により、お見舞いする。久しく会え無かった兄も来てくれ三人で、小倉城や近くのビルのイルミネーションを少しの間、眺める。
明くる日、庭には鈴なりの柿、高鋏で、初体験。柿、みかん、大根菜、唐辛子等、切ったり抜いたりとした物を有りがたく頂き、自宅へ送る。

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2 コメント

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好きな句 (かつらたろう)
2007-11-18 21:05:46
☆座席少し倒してみたり冬の旅
季語、「冬の旅」から何か目的があっての旅行と思いましたが、後書きも拝見し、妹さんのお見舞いのようでしたね。座席を「少し倒して」の語句に、折角の旅だから、少しリラックスしたい気持ちと「さりとて」の複雑な心情が交錯するのがよく窺え素敵な句です。
お大事に!。
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かつらたろうさまへお礼 (祝恵子)
2007-11-20 09:52:11
かつらたろうさま、「冬の旅」に嬉しいコメントをありがとうございます。妹の主人のお見舞いでした。あちらの家では、散歩をしたり、買い物について行ったりと、車が無い分、よく歩きました。
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