祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

イカナゴ煮

2013-03-26 09:07:45 | Weblog


嬉しくて友より届くイカナゴ煮
花ミモザ庭に枝垂れているとあり

二人には充分な量つくつくし
雨上がり背伸びしている土筆摘む


   


嬉しい三田の友人より春の便がとどきました。お便りつきです。沢山ありがとうございます。
つくしももう終わりそうです。結構長く楽しみました。

花ミモザ

2013-03-26 08:21:30 | Weblog


花楓遠くの街を崖に立ち
大甕に水満々と連翹入れ
白木蓮寺の甍や空の青

花ミモザ野崎参りを口ずさみ
彼岸明け生駒連峰寺にいる
さくら咲く段上り着く山の寺





大東市の慈眼寺(野崎観音)へ義姉のお参りに,さくらは種類により咲いているのもありました。吉野桜はまだのようです。門を潜ればミモザの花がさいていました。横には歌碑あります。「のざきまいりはやかたぶねでまいろ、、」

彼岸

2013-03-24 09:28:03 | Weblog


春風や被災地よりのメッセージ
活けし壺花はさくらよ書道展
卒業証広げて笑みを袴の娘

咲き始む花よ段へと寺詣り
彼岸寺骨の仏へ香の漂う
十三参り幟はためく青い空




友の書道展へ大阪中央公会堂にいく途中、天満橋の八軒家浜の船着き場に出てみると鯉のぼりがはためいていて、10匹ほどの鯉のぼりには被災地からの子どもたちのメッセージが書かれていた。
公会堂では正面にはお昼から大学の卒業式か袴姿の娘さん親子とあう。友と書道展で1年ぶりに会う。
乗り換えて一心寺さんへお彼岸参りをし、後は天王寺さんへとお参りする。境内での出店が楽しみです。

乗込鯉(のっこみこい)

2013-03-22 17:56:36 | Weblog


乗込の浅瀬を泳ぐ鯉を見る
春の川水門にいる鯉の群れ

初蝶の水路に沿いて花に寄る
幾種かの椿を見つける水路際


    

新幹線近く工場の水路沿いにある白木蓮を見に行きましたが、幹や枝を切りすぎていて可哀想なくらいの花のつきようでした。が、椿の種類が目立ちました。

水路には鯉の道行でしょう、浅瀬を寝ながら川底にこすりながら水を跳ね渡っている鯉を見つけました。産卵の場所を探しているのでしょうか。少し下ると二つの水門があり、ここにはさっき以上の大きな鯉の群れがいます。さっきの鯉はぺヤになり浅いところを必死で産卵場所を探していたのでしょう。この一帯は水草がないのです。この水路で初めて大鯉の集団を見ました。

寒緋桜

2013-03-16 16:34:55 | Weblog


途中下車寒緋桜の下におり
この道を誰かが掃いてさくら咲く
チラホラの安行ざくら見上げおり


園児たちあかいさくらがさいてるよ
雪柳転々と登り花白し
春鳥を飛び立たせつつバス停へ




茨木市帰りに、さくら通りに途中下車してみる。寒緋桜が濃い色で下向きに咲いています。ピンクの花が安行寒さくら、小さくかわいいのが十月桜です。紅白梅も残っていました。保育園から園児たちのの声が聞こえてきます。さくら見たのかな。

白椿

2013-03-15 17:59:35 | Weblog



山間に十字架二つ春日受く
白椿橋に二人の托鉢僧
聖護院春の絢爛障壁画

格子模様庭の砂地の春の院
春野菜京大で食ぶ地下食堂
八ツ橋の京の銘菓春暖簾 




3月の歩き会は特別公開の聖護院へ(京都市左京区聖護院中町)。山伏で知られる本山修験宗の総本山です。
京都大学まで歩く、道端のクラブ勧誘の看板がズラリ並ぶ。大学に入り老歩き会メンバーは若い人の中でお昼をいただいてきました。

さくら

2013-03-12 17:47:15 | Weblog


ふらここや影落としおり揺らしおり
校庭の大縄跳びよ春日和
黒々と耕す跡の轍あと

窓辺にはベビーベットよ春日受け
帰りにはつい立ち寄りて買う草もち
一回りすれば庭先桜咲く



天神宮の紅白梅

2013-03-05 16:40:28 | Weblog


春堤下りれば鳥居にたどりつく
記念樹の梅の深紅の花開く

蕪村の碑ひときわ大きく紅白梅
春の雪天神宮は目の前に

ひなあられころころと出す孫の手へ
ハマグリの椀を一品夕餉には


    

守口市の佐太天神宮へ自転車で行ってきました。可憐な小さな白、淡いピンクなどの、梅の花の中に、女性宮司さんの就任記念樹の梅の花の深紅が、きわだって目だって咲いていました。大阪みどりの百選に入ってる天神宮です。

車に乗せてもらい もうすぐ中学生になる孫娘と久しぶりにお買い物へ。男の子は土、日とサッカー試合です。