祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

白菊

2008-10-26 23:39:30 | Weblog
白菊の香り放ちて観音寺
木の実落つ納骨支度粛々と
法要を済ませ安らぐ秋の寺

義姉の納骨式に参列しました。新しいお墓で、見晴らし抜群の位置。
安心致しました。

いただいた★印とコメント

2008-10-19 16:59:29 | Weblog
★印とコメント
名前: 高橋信之先生 日付:10月18日(土) 10時6分
    ★まん丸の月の出できて帰り道★★★
   帰り道のまん丸の月。「まん丸」「帰り道」は、私などは、
   子どものころよく使った言葉。読めば童心にかえれる句
   である。(高橋正子先生)

花冠ネット句会入賞発表■
■10月5日(日)~10月11日(土)
高橋正子先生選
    【特選/5句】
       ★とくとくと回る水車よ稲は黄に/祝 恵子
         水をたっぷりと汲み上げてとくとくと回る水車。
         水の恵みを受けて稲は黄色に色づく。
         ゆったりと豊かな農村の風景。(高橋正子先生)

●十三夜ネット句会入賞発表①●
2008-10-12 10:13:08 |
   【高橋正子先生特選】
       ★荷の中の故郷よりの柿をむく/祝恵子

写真 御堂筋KAPPOでの似顔絵かき、ノーベル物理学賞の方々の似顔顔がすでに出てました。



銀杏の実

2008-10-17 23:21:29 | Weblog
コンバイン袋束ねて始動する
コンバイン納屋開けられて新しき
距離計を付けてペダルは秋の街

籾殻の蒔かれる田圃にはと群れる
秋祭り歩行者天国御堂筋
銀杏の実あおぎて空のまぶしくて

10/12御堂筋パレードが無くなり、「御堂筋kappo」となり、数時間が歩行者天国に。街角コンサート、物産展など新しいイベントとなりました。

十月

2008-10-10 13:37:59 | Weblog
稲香る静かに兄は眠り逝く
秋時雨新大阪で待ち合わせ
十月や故郷に着く終電車

朝の間に尋ねて水車を田の道へ
かちがらす(鵲)妹と歩いて水車道
道の駅観音さま立つ里の秋
毬はじけ二つ実を見て角曲がる

兄の訃報を聞き、主人は会合で尼崎、とりあえず、衣服を詰め込み雨の中、新大阪駅で待ち合わせて九州へ帰省。斎場で泊る。告別式の朝、近くに水車があるはずだと聞き、妹と出かけた。周囲の山並みの朝霧が薄れていくのが美しい。登校児との挨拶も爽やか。稲も刈り取られたところもある。かちがらすともあう。
亡き兄の孫達は幼稚園、小学生と小さく、場を和ませてくれるのがうれしい。

町切の水車、5機有る内まだ4機動いてました。

さわやか

2008-10-03 11:44:49 | Weblog
淀の川さわやかに風橋ぬける
澄む秋や淀の天空青つづく
猫じゃらし陶芸教室すぐそこに


124.コメント
名前:高橋正子先生 日付:9月30日(火) 8時26分
花薄この裏道に寺二つ
裏道には、芒が揺れて、お寺が二つ。民話に描かれるような世界ですね。