盆梅と刀剣展

障子に影盆梅写し金屏風
身を澄まし香りかぎおり紅白梅

座敷に梅並ぶ古木の天満宮
朽ちし木の意思あるごとく梅開く

どの鉢も古木の割れ木梅の花
刀剣を展示す座敷の盆梅展

　　

大阪天満宮の盆梅と刀剣展へ。１００年２００年の盆梅、浅い鉢にどのように根っこが巻いて
いるのか、どうして長生きしているのかが不思議ですよね。お手入れ大変でしょうね。
鉢の花は可憐な花ですが、境内を出た、傍にある、小さな池の星合橋を渡ると、お店と
梅の花が咲いていました。

雛

目の前に紙びな飾ざるお寿司店
春の荷の一つに奄美の黒砂糖

ほんわかと春朝刊の詩心に触れ
春の夢ふるさと空から見下ろして

春寒し足場解体テキパキと
春の夕続く家並み工事済む

　

耐震工事が済みました。その間に台風がきて、ベランダの波板が飛んで、工事が追加になったり
大変でした。足場解体まで１１日かかりました。

ジクソーパズルをしていた時期がありました。中島潔さん。佐賀県岩屋の出身、隣駅が　
おうち(相知駅）吾がふるさとです。この絵を見つけた時は、嬉しかったです。
次は藤城清治さんでしたっけ・

節分

節分の豆より先に面選ぶ
いつ見ても生き生きと咲く水仙は

立春や足場すばやく組み立てる
頭上より瓦はぐ音春浅き

瓦下ろす梯子のスイッチ春の空
屋根からのラジオ音楽春工事

工事が始りました。瓦をスレートに変えました。ご近所で、丸太で組んでいたので、
そうかなと思ってましたが、パイプで組んでいきました。足場も狭いですね。毎日
違う職人さんたち、スレート屋根は完成しましたが、壁のきれつ、（日曜に来てく
れました。）波板とりつけ、雨トユ、まだあったような。その後、足場の解体とな
ります。
波板は補強した丈夫な製品がまだ入らないとのことで、入荷待ちとのことです。
屋根では、職人さん持参のラジオから工事の合間に音楽が聞こえてきてました。

寒木瓜

寒木瓜や昨夜の雨を含みおり
深皿に冬バラ浮かべ新店舗

冬耕や打ちつぱなしのゴルフ場
梅開く根元に猫のうずくまる

冬うらら土手でぶらぶら口笛を
吾影の足の長さよ冬堤防