冬のラン展示

冬の部屋ランの香りに包まれる
加湿器の湯気にかすかに揺れるラン

金賞や努力賞あり冬展示
寒の内京阪線に乗り換えて


　　

守口市の百貨店のらん展へ。

大阪国際女子マラソン

待つ時間一時城の寒梅の香を
枯れ木によりランナーの足音を待つ

ほのと咲くまばらな花よ寒ざくら
着ぶくれて声援仲間吾れもまた

大学の幟と応援冬マラソン
興奮さめ冬のビジネス街をゆく





ヘリコプターが旋回するなか、先導のパトカー２台、あと上の写真と続けば、寒さの中で待つたかいがあります。
大阪城で国際女子マラソンの応援へ。予想をたがえずガメラ選手の優勝でした。３連覇とやら。ネクストヒロイン（若手選手育成支援）のなかで、京産大の奥野有紀子選手を応援。初マラソンだそうです。８位になりました。白バイ先導の視線を見れば、ミラー
を見ながらの距離感を測っているのが感じられます。
大阪城の梅園もほんの少しちらほら咲きでした。よく見れば、濠端の１本の寒さくらにも蕾がついていますね。

球根

寒のバラ近かづけば犬と目が合う
嬉しくて鴨やメジロと会う水路

水仙のずらり並んで水路沿い
足伸ばし来てよかったと冬の街

寒の街水路で会いし芭蕉の碑
球根の芽の出る水辺で一休み

珍しく寒の晴れです。着込んで自転車で高槻市、茨木市と主に水路沿いを走ってきました。約９キロ。
高槻市の玉川の里の水路沿いに、芭蕉の句碑が立っていました。「うの花やくらき柳のおよびごし」高槻市の花は卯の花。当時は卯の花が一杯咲いていたのでしょう。

　　
　

蝋梅

止むを待ちどんどへ急ぐ飾り持ち
一時は撫で牛に風どんどの火

炎へと注連縄飛ばす自らに
小豆粥鍋よりよそう小皿へと

蝋梅の水滴こぼす程の膨らみ
数か所の蝋梅探しに雨あがる

冠雪

冠雪の山並み見えて祇園橋
正月のお飾り多し古都の街

下車すれば京の歩きの寒の路
朱の塗りの柱に破魔矢藁の亀

石塀小路抜ければ晴れ着冬の京
蕗の薹ガラスに納まり苔にあり



　 　

１月１３日の歩き会は八坂神社の初詣へ。八坂神社の朱塗りの柱には、破魔矢の先に藁の亀がいました。
お参りした後、ねね通りを歩き、お昼。解散後は一人別れて近くにある、ねねの高台寺へと石段を登る。
下の写真４，５、６は高台寺です。冠雪の山は四条大橋（またの名を祇園橋というそうです、）から眺めました。

万博のどんどだき

　


火が点きてたちまち炎どんどかな
どこまでもどんどの煙ついてくる

赤い実の向こうの広場のどんど見え
鳴き声を求めて枯葉の森に入る

女の子男の子居て回す独楽
冬の樹にきつつきつつく穴の見え


　　　　　

万博のどんと焼きの広場へ。お国自慢の味、お雑煮。十軒程の店が出ていています。ハマグリのお雑煮には魅力はありましたが、並らんでいるので、あきらめました。無料焼き芋の抽選には長蛇の列ができてます、これもパス。
羽つき、竹馬、独楽回しなど、子ども達は楽しんでいました。とても今日は寒い日です。

十日戎

七草のパックを開けて水に放つ
水流しななくさの葉を選りわける

境内の寒ぶりに硬化貼りつける
福餅と御神酒買うて裏庭へ

笹もってこい混み合ってます戎さん
十日戎太鼓のバチは子がならす

　 　

注連縄

穂を散らす注連縄つつく雀いて
めじろ声五日に聞ける天神宮

五日には天神宮へペダルこぐ
阿吽の像めざめし蕾冬の梅

句帳出しメモして急ぐ冬の街
寒に入る妹の初孫知らせ来る







五日は穏やかな日になり、淀川を渡り寝屋川市、守口市と自転車で出かけてきました。
佐太天神宮（守口市佐太中町）です。

スノータイヤ

堤防に出てみる朝の雪景色
松に雪見上げておりぬ残り雪

スノータイヤ履かせて皆でやってくる
正月鯛みなでつついて潮汁

大学生小学生いてお正月
一組は初詣済ませ来る家族



　　　

朝　淀川の河川敷を見に行ってきました。昨日の雪がまだ残っています。
二日は家族の集まりです。孫たちは、小学生、中学生、高校生、大学生が皆揃いました。今日も夕方雪が降りましたが、積もることはありませんでした。

新年

　　明けましておめでとうございます




葉ボタンや千両活けて居間に置く
注連縄と日の丸立てている玄関

妹の賀状を上に束ねくる
巫女に受く破魔矢とお札とおみくじと

新年の手水の青筒真新し
いま雪は舞うて鉢物覆いたる


　　　　　

とても寒いお正月になりました。夕方４時過ぎに降り出した雪は２時間くらいで止みましたが、あっという間に積りました。