初音聞くひょうたん池の森の方
こぶし咲く高く空へと白埋め
黄水仙せせらぎ聞こゆ方を向き
カンヒサクラ鳥の動きも見飽きずに
腰据えて凝視する人椿描く
青空は白木蓮を浮かしおり
提げかえるポピーの蕾長く伸び
3月25日歩き会は万博へ。桜には少し早いがカンヒサクラは満開でした。囀りや花桃、レンギョウ、ユキヤナギ、ラッパ水仙、柳の芽など咲き、楽しく春の息吹を頂いてきました。
4月にはチューリップ、ポピー、桜などの祭りあります。売店でポピー苗を買ってきました。(季語は夏でしたね)
こぶし咲く高く空へと白埋め
黄水仙せせらぎ聞こゆ方を向き
カンヒサクラ鳥の動きも見飽きずに
腰据えて凝視する人椿描く
青空は白木蓮を浮かしおり
提げかえるポピーの蕾長く伸び
3月25日歩き会は万博へ。桜には少し早いがカンヒサクラは満開でした。囀りや花桃、レンギョウ、ユキヤナギ、ラッパ水仙、柳の芽など咲き、楽しく春の息吹を頂いてきました。
4月にはチューリップ、ポピー、桜などの祭りあります。売店でポピー苗を買ってきました。(季語は夏でしたね)
一日の子らのお泊まり春休み
春休み子らと連れ立ち乗る電車
石段を登りつづけて初桜
卒業の子に背の丈抜かれおり
初桜子は目的地へ走りゆく
吊す篭くるりとまわるヒヤシンス
上の孫は小学生を卒業しました。背丈、抜かれてしまいました。次の子も大きくなりました。
車を手放してから私共は、歩くか自転車かバスだけ。子供達は車での移動に慣れきっていて、バスや電車に乗り継いでいくのが苦手の様子。次からは地図を見せてどうやって目的地まで行けるか自分たちで準備させてみようかしら。
春休み子らと連れ立ち乗る電車
石段を登りつづけて初桜
卒業の子に背の丈抜かれおり
初桜子は目的地へ走りゆく
吊す篭くるりとまわるヒヤシンス
上の孫は小学生を卒業しました。背丈、抜かれてしまいました。次の子も大きくなりました。
車を手放してから私共は、歩くか自転車かバスだけ。子供達は車での移動に慣れきっていて、バスや電車に乗り継いでいくのが苦手の様子。次からは地図を見せてどうやって目的地まで行けるか自分たちで準備させてみようかしら。
カリヨンの平和の塔よ花菜風
黄水仙水路の方へ皆向いて
藤棚を透かして見あぐ寺の塔
園児らはお昼寝の時沈丁花
ふっくらとほどき始める白木蓮
廃車する尾灯遠のく春時雨
市の公園の一つに平和公園がある。そこにはカリヨンの塔がある。「カリヨン」と検索してみると、フランス語または英語でメロディーを奏でるための複数の鐘を持った(組鐘)を意味することばだそうです。市のカリヨンは9メートルのアーチに14個の鐘が取り付けられ、午前8時、正午、午後5時にメロディーを奏でるそうですが、私はまだ残念ながら聞いておりません。広島の被爆石や、祈りの子の像にはいつも千羽鶴が懸けてあります。
黄水仙水路の方へ皆向いて
藤棚を透かして見あぐ寺の塔
園児らはお昼寝の時沈丁花
ふっくらとほどき始める白木蓮
廃車する尾灯遠のく春時雨
市の公園の一つに平和公園がある。そこにはカリヨンの塔がある。「カリヨン」と検索してみると、フランス語または英語でメロディーを奏でるための複数の鐘を持った(組鐘)を意味することばだそうです。市のカリヨンは9メートルのアーチに14個の鐘が取り付けられ、午前8時、正午、午後5時にメロディーを奏でるそうですが、私はまだ残念ながら聞いておりません。広島の被爆石や、祈りの子の像にはいつも千羽鶴が懸けてあります。
川に向く大き石碑や春景色
真青なる空の一点揚げひばり
梅の花はらはら散るを両の手で
土筆つむ風に飛ばさぬ量となる
つくづくし話は旅のこととなり
遠ざかる児童の傘列春の路地
くらわんか舟発祥地碑
昔から淀川は大阪と京都を結ぶ交通の大動脈として、多くの舟が上下していましたが、大阪夏の陣(1615年)のときに徳川方に協力した功によって、淀川を上下する舟に食べ物を売る特権を与えられたのが、くらわんか舟で、後に地の利によって、枚方の方が繁盛したようです。発祥地は、ここ高槻市柱本といわれ云々。と添え書きあり。
真青なる空の一点揚げひばり
梅の花はらはら散るを両の手で
土筆つむ風に飛ばさぬ量となる
つくづくし話は旅のこととなり
遠ざかる児童の傘列春の路地
くらわんか舟発祥地碑
昔から淀川は大阪と京都を結ぶ交通の大動脈として、多くの舟が上下していましたが、大阪夏の陣(1615年)のときに徳川方に協力した功によって、淀川を上下する舟に食べ物を売る特権を与えられたのが、くらわんか舟で、後に地の利によって、枚方の方が繁盛したようです。発祥地は、ここ高槻市柱本といわれ云々。と添え書きあり。
メジロ鳴く梅の香りのそのなかに
句碑裏のまどろむ猫や梅しだる
雲雀うたう吾が影つれて空へとぶ
さわさわと大樹ならして春境内
春鳥と同じ高さの橋渡る
うららなり浮かれ歩いて対岸へ
淀川を渡り寝屋川市へ。地図も持たずぶらりと。高い木を目標に行き、二つの神社を見つけた。この写真のメジロは最初の氏神社に蜜を吸いにきてました。前日も家近く紅梅の花に5.6羽見てますし、毎日あえてうれしいこと。次に見つけたのが、佐多大神宮、朱色の柱や柵がこの時期にはうれしいような。紅白梅みごとに咲いてました。芭蕉の句碑、筆塚、戎神社もなかにありました。どちらにも新旧のなで牛さんが2頭づつ光っておりました。
句碑裏のまどろむ猫や梅しだる
雲雀うたう吾が影つれて空へとぶ
さわさわと大樹ならして春境内
春鳥と同じ高さの橋渡る
うららなり浮かれ歩いて対岸へ
淀川を渡り寝屋川市へ。地図も持たずぶらりと。高い木を目標に行き、二つの神社を見つけた。この写真のメジロは最初の氏神社に蜜を吸いにきてました。前日も家近く紅梅の花に5.6羽見てますし、毎日あえてうれしいこと。次に見つけたのが、佐多大神宮、朱色の柱や柵がこの時期にはうれしいような。紅白梅みごとに咲いてました。芭蕉の句碑、筆塚、戎神社もなかにありました。どちらにも新旧のなで牛さんが2頭づつ光っておりました。
猫柳レンズ覗けばぷつぷつと
おしゃべりも楽し区画の春菜畑
春風の抜けゆく建築足場にも
森ゆけば春を見つけて帰りたや
すみれ咲く幸あれと若夫婦
草萌や客を誘いて河川敷
子供達と折った千代紙の手裏剣と苺など。
おしゃべりも楽し区画の春菜畑
春風の抜けゆく建築足場にも
森ゆけば春を見つけて帰りたや
すみれ咲く幸あれと若夫婦
草萌や客を誘いて河川敷
子供達と折った千代紙の手裏剣と苺など。
千代紙の折り指見つめ春座敷
春座敷紙手裏剣を児は投げる
春苺後部席より香りくる
ひな祭り薄く切られた寿司のねた
書道展この句は読める春の歌
春会場ながれるかな文字書道展
中之島の中央公会堂へ初めて行く。高校の友人ご夫婦が代表される書道展。今年は中之島の公会堂で開催された。教室をお持ちの方ばかりの出展で、私には読むのさえ難しい。
日本銀行、市役所、図書館、公会堂が土佐堀川沿いにある。堂々とした建物ばかりです。先日来てくれた若夫婦もこの近くのビルに会社があり、そちらのビルの方がもっと古い建物ですとのことでした。
写真は中央公会堂
春座敷紙手裏剣を児は投げる
春苺後部席より香りくる
ひな祭り薄く切られた寿司のねた
書道展この句は読める春の歌
春会場ながれるかな文字書道展
中之島の中央公会堂へ初めて行く。高校の友人ご夫婦が代表される書道展。今年は中之島の公会堂で開催された。教室をお持ちの方ばかりの出展で、私には読むのさえ難しい。
日本銀行、市役所、図書館、公会堂が土佐堀川沿いにある。堂々とした建物ばかりです。先日来てくれた若夫婦もこの近くのビルに会社があり、そちらのビルの方がもっと古い建物ですとのことでした。
写真は中央公会堂
伊丹空港
春光へ飛び立つ機首の遠くなり
浅き春空港へヘリ降りてくる
雪割草展望台の風を受け
万博公園
鳥の声梅の園にて楽しめり
せせらぎを抜けて傾斜の枝垂れ梅
湿り気の森の小道よ春の香よ
春夕焼鳥翅広げ水を打つ
2月末お昼からモノレールで終点の空港へ、展望台で楽しむ。飛行機ばかり見とれていると、ヘリコプターが降りてきた。この小さなヘリも管制塔の指示を受けてきたのだろうなぁ。帰りに万博公園で下車、閉門までいた。
春光へ飛び立つ機首の遠くなり
浅き春空港へヘリ降りてくる
雪割草展望台の風を受け
万博公園
鳥の声梅の園にて楽しめり
せせらぎを抜けて傾斜の枝垂れ梅
湿り気の森の小道よ春の香よ
春夕焼鳥翅広げ水を打つ
2月末お昼からモノレールで終点の空港へ、展望台で楽しむ。飛行機ばかり見とれていると、ヘリコプターが降りてきた。この小さなヘリも管制塔の指示を受けてきたのだろうなぁ。帰りに万博公園で下車、閉門までいた。