ミニトマト

ミニトマト種類の違い表れる
花付きのキューリイガイ生まれくる

夏帽子沢山干さる園の庭
隅々の早苗の束は水の中

石垣のさつき水路にうつりおり
特集は水害のこと夏広報

　　　　

鉢の百合

柿若葉可愛い花をチョンと付け
鉢百合の色花飽かず眺めおり

濃く香る矢張り女王カサブランカ
咲く花と子メダカ確かむ朝一に

角度変え子目高の数読んでみる
兄よりの贈り来るもの新茶・菓子



玄関先は賑やかになりました。百合、カンパニュラ、紫陽花、アマリリス、野菜など。
メダカが生まれ始めました。

靱（うつぼ）公園

　







児はザブザブ噴水に近づいてゆく
夏つばめ吾前に来てひるがえる

日傘さす前ゆく娘らは影を連れ
若葉陰描く人あり彩をのせ

自転車やペットも遊ぶバラの園
梅田より始めての路線街薄暑



靱公園へ（西区靱本町）。梅田よりバスにて。
最後の写真、さくらパンダは大阪駅ビル５階の時空の広場にいます。

子供フエステバル

鯉のぼり子ら生き生きと大正川
祭りには売り手買い手も子供らで

夏の朝高きものより咲きだす花
カンパニュラ青白ピンク皆清ら

新しき土混ぜ植える夏の苗
トマト苗植えればすぐに脇芽でる

摂津市の大正川をはさんでこどもフエステバルにがあり、こんなに子供達が集まったのは驚きです。
１１１１匹の鯉のぼりの下での、野外ステージ（ダンス、マジック、けん玉、他）。
こどもバザーで、売り手も買い手も子供の時はとてもほほえましく、可愛らしかったです。

麦藁帽子の少女

　



　　

麦藁帽少女の像は花の中
夏帽子首まで覆う園児らは

虹の立つ噴水輝く足もとに
花うつぎ近づけば垂れ紅の色

五月入る京都の歩き植物園
若葉陰一息入れる歩き会


　　　

五月の歩き会は京都の植物園へ。麦藁帽子の少女の像との再会です。今回は温室には入りませんでしたが、
気持ちよく、新緑の中を歩きました。牡丹は満開、芍薬は咲きはじめ。少女の像の後ろの高い尖り花は、
エキウムウイルトプレッテイーという名の珍しい花ですね。　　

鯉のぼり

子供の日親子で走る自転車は
鯉のぼり揺るる影には吾もおり

今日立夏大正川の風を受く
五月来る小魚流れ逆らいて

子らはしゃぐ待ちきれなくて水遊び
肩車指さしている鯉のぼり



摂津市の大正川河川敷に１１１１匹の鯉のぼりが泳いでいます。

暮の春

ハンモック揺する風あり夏近し
鼻に傷アンパンマンも春の芝

パーカッションウクレレ並び春惜しむ
春終わる万博広場のガレージセール

藤棚を訪ねて見あぐと白もあり
暮の春懐かしき品見て歩く



　　　　　　

万博公園へ。ゴールデンウイークですね。緑が生き生きとなりました。

五月の桜

千本の空輸のさくら池に散る
パンジーは煉瓦の建物囲みおり

滝流れ大阪の都心のオアシス
ポピー揺れ子ら走りまわる空間

五月入る梅北ガーデンに佇む
滝の音淡き水色のネモフィラ



北海道から桜の枝木を空輸して、滝の池へ生け込んでいるとのことで、うめきたガーデン（大阪市北区）へ行ってみました。
平日でしたので、入園者は思ったより少なく感じました。

葱坊主

葱坊主弾けば寄りくる蝶のいて
保育園お昼寝の時間藤下がる

耕せば夕暮れていき只一人
茎残し雨降り後のチューリップ

カットして散歩の犬の夏近し
鉄線花パトロール隊は子らの後



チューリップや椿も終わり、残った小さな花には双子ちゃんや、葉っぱの色がそのまま花びらにくっついて
いるものなど面白いチューリップもありました。後は野菜の苗を手に入れる前に土作りが残っています。