祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

鉄線花

2018-04-29 10:56:19 | Weblog











園児描く絵貼り付けてあり鯉のぼり
しじみ貝水に放せばあぶくする

最後に咲くチューリップはコップにと
生まれ島手指し碑の島春広場

車椅子ラップを歌う春舞台
皆咲いて玄関前の鉄線花

ツツジ咲く庭に獅子舞う笛太鼓


少々見えにくいですが、奄美群島の石碑が尼崎駅の広場にあります。
奄美大島の関西総会があり、芸能など、楽しんできました。
もちろん島の名産品も買って帰りました。








帰省春の旅

2018-04-20 21:57:50 | Weblog








喪の旅は即決帰省春の旅
児の所作のなごむ喪の席春寒し

仏壇の対の白百合香りくる
若布和え小皿に盛られ手渡さる

春炬燵仕舞し布団出してくれ
駅弁売り春のホームは折尾駅

妹の握りしむすび春の旅
故郷の迎えてくれし山卯月



   

身うちのお弔いに帰省してきました。
唐津城。唐津駅に卑弥呼像。帰りに小倉城へ、庭園より写す。
お弔いの後、実家に小一時間、妙音寺さんの納骨堂にお参りしました。境内は子供のころ、よく
遊ばせてもらいました。銀杏の木には、かちがらすが巣をつくっていたものです。
亡くなった兄が植えた藤の花は、棚から支えが頑丈になり、大きく繁っていました。。当時も
藤の蕾が下がっていたのを思い出します。
故郷の山、作礼山です。887,1メートル。
姉の入院施設に寄り妹宅には夜なかに帰りつきました。折尾の妹宅でお世話になりました。













藤の花

2018-04-12 22:29:10 | Weblog









藤の花読書続ける昼の紳士
葱坊主にならぬうちにとすべて切る

閉ざされている公園に八重桜
チューリップ今はグランド人けなく

椿咲く先祖返りの花一つ
花散らし水鉢にパンジーの影








椿の花に今年は真っ赤な花が2花ついています。元々の色は赤から始まって、品種改良されて
いるのでしょうから、先祖返りですね。


さくらの花びら

2018-04-07 11:47:25 | Weblog






一本のチューリップいま切りしもの
あさり貝延びて塩吹く逞しさ

合格のお礼は祈願のお寺へと
花屑を分けて色鯉近ずきぬ

保育園お昼寝時間藤蕾む
便りにはさくらの花びら添えられて


  

お友達からの便りは嬉しいものです。和紙に詩的な文面、さくらが貼られています。
唐津市への中学の同窓会出席、ご苦労さまでした。



石清水八幡宮の胡蝶の舞い

2018-04-07 10:57:56 | Weblog










吹きあぐる花の吹雪よケーブルカー
境内の舞台で踊る蝶の舞

国宝となりしお宮の春の舞
参道の山椿の花切り株に

枝垂れ桜もう一頑張りで山門へ

八幡市駅でメンバーと別れ、男山ケーブルに乗り、石清水八幡宮へ。発車すると湧き上がる桜吹雪に
歓声が上がる。境内に作られた舞台で胡蝶の舞いを見せていただきました。




背割堤さくら

2018-04-07 08:44:44 | Weblog







橋渡り土手の桜をめざしゆく
地に触れし枝の桜も散ってゆく

シートにもお弁当にも散る桜
木津川をはさみ春山男山

気持ちよくさくらふぶきを受けており
虫網でサクラふぶきを追う児いて

四月の歩き会は京阪電車八幡市駅下車、背割の堤の1,4キロ桜並木をあるく。満開は過ぎているが
桜吹雪を浴び気持ちがよい。木津川と宇治川を分ける国営公園。