祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

チューリップ展

2015-04-27 09:11:14 | Weblog


鯉のぼり千は泳いで空にあり
チューリップ今年は干支の羊描く

乗込鯉群がりうごめき飛沫あぐ
風光る綿毛静かに時を待つ

あしたばを手折りくれたる人のいて
あしたばの初めての味を楽しむ





摂津市の大正川河川敷で、チューリップインアートin摂津展あり。花弁だけの絵です。上の小さい写真が近くで見たものです。川の上には1111匹の鯉がいます。

水路に何処から集まったのか大きな鯉の集団。あっちこっちに水しぶき。あしたばは青汁では飲んでいますが、実物は初めて見ました。あくが強いので、天ぷら、ゆでてあえ物にしていただきました。

代掻

2015-04-26 07:51:37 | Weblog




代掻の始まる時期よ獅子囃子
チューリップ獅子担ぐ人回り来る

昼休み異国の言葉藤の下
迎え水井戸に置かれて春の畑

菜の花を手折り帰りの立ち話
干す靴はバラの新芽の影にあり


      

獅子舞さんに写真を撮らせていただく。年に2回くらいまわってこられるのかな。
我が家のチューリップもこの色で最後です。後は百合が数鉢在り待ちどおしいです。色んな花が咲きだし、自転車で走るのが楽しくなりました。

花楓

2015-04-21 11:15:55 | Weblog


鐘楼に静かに春雨降り続く
花楓雫の中の薄みどり

御堂出て枝垂桜の艶やかさ

春昼やしとしとと降り古都の雨
一日を雨と歩いて京の春




   


4月の歩き会は養源院へ(京都市東山)。浅井長政の院号よりなる寺院で、淀君が創建。焼失後、妹の徳川2代将軍の奥方のお江の方が再建した寺院で、以後は徳川氏の菩提所となっている。
血の天井、鴬張りの廊下、俵屋宗達の襖絵などみる。

造幣局の桜の通り抜け

2015-04-16 18:17:14 | Weblog


人びとの傘の行列花覆う
とりどりの傘も色づけ通り抜け

吊り句札くゆりくるりと花の雨
触れてゆく桜雫を落としつつ

傘斜め緑の花を見あげおり
連れあいとまたもや来ている通り抜け








雨がよく降ります。桜の通り抜けへ出かけてきました。今年の花は、「一葉」です。(花芯から一本の葉化した雌しべが出ている花)。
下の左は一葉桜とインコ。インコを連れてきたおじさんが花にとまらせてくれました。

春の再会

2015-04-12 17:29:45 | Weblog



春寒し城外周のバスの中
花筏散らし別けゆく濠の舟

城壁の白さよ枝垂れ花の散る
花楓真白き城の白鷺城

四月きて女子会という旅行
握手して再会約し春の旅




九州の中学の同期生(関西在住)5人と改修後の姫路城で会う。まだお城にはいるには整理券がいるとのことで、庭園を見て歩く。田舎では「さるく」と言ってたでしょうか。一年振りです。
写真上の左はかんべいくん、右はしろまる姫。








さくら

2015-04-04 11:02:11 | Weblog


抱き上げて花に触れさす笑みながら
三角のコーナー香るヒヤシンス

よちよちと歩く児もいてチューリップ
花カイドウ白きテーブル置かれあり

満開の桜の空は雲刷かれ
山吹の水の流れに枝垂れ触れ





万博公園にて。

チューリップ

2015-04-02 08:52:54 | Weblog




力仕事任せる孫は春休
植え替えし柿の新芽も吹き出して

子ら帰り一人で摘みしつくしんぼ
茎伸びて日へと傾ぐよ君子蘭

詰め放題春の野菜をぐんと詰め
雨やめば開く勢いチューリップ





椿やチューリップも咲いてきて、玄関先が賑やかになりました。柿が2年ほどならないので根詰りしていると思われ、大学生の孫に手伝ってもらい植えかえる。白い根もあり、山芋とわかる。蔓が伸びむかごが毎年実を付けていたが、思ってもいなかった副産物がでてきた。時期でもないが、結構さくさくとして美味しかった。