祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

ユリ

2019-05-30 21:46:45 | Weblog











待ち望むユリの最初は明るい黄
オクラの花一日かぎりで落ちてゆく

まな板の洗いしばがりの紫蘇きざむ
目覚むれば河原よりの声夏雲雀

ソーメン食ぶふるさと力士の話題となる
苦瓜の網と支柱の補強する


  

野菜の花たちが咲きだしました。

子メダカ

2019-05-30 19:35:04 | Weblog










嬰児の一喜一憂夏座敷
抱かれても起きず眠る児青簾

増えてゆく子メダカ飽きず目を凝らす
ほら鳴いた姿みせずに雨蛙

地区祭りの展示
迫力のねぶた祭りを色鉛筆で
活花の花の一部の雨蛙

つまずいただけなのに、20日間くらいで、どうにか歩けるようになり
赤ちゃんにも会いに行くことができました。

カーネーション

2019-05-20 16:58:53 | Weblog










ーネーション容器の缶の目鼻だち
青梅や眺める吾は杖をつき

獅子背負い影を連れ来て夏はきぬ
紫陽花の開き初めし白広がる

初夏や令和生まれの男の子
若葉風光とともに子の誕生


 

杖なしで平らなところは歩けるようにはなりました。
その間に、赤ん坊が誕生しました。嬉しいことです。


五月

2019-05-10 21:58:37 | Weblog






連休の五月初めは苗を植ゆ
初夏や苗並べ配置決めてゆく

手伝いの孫の背高しトマト苗
夏に入るプランターに土肥料込め

初スイカ手伝い終えし孫に切る

 

この日の夕方、敷居につまずき、特に左足が痛みで動かず、
アクシデント。両膝の注射にはまいりました。杖をつき
部屋を歩いてます。

草笛

2019-05-10 18:43:10 | Weblog











スカンポを揺らす一羽の雀いて
尼寺に白き蝶は消えてゆく

鳴るならぬ草笛のあり野の歩き
電車の子カーネーションを包み持つ

モッコウバラ地蔵尊の幟の揺れ
種貰い句帳にはさむ初夏の朝