めだか

橋までを歩けば野の花黄の可愛い



青とうがらし葉も青々と立つ支え
いただきし袋の水草めだかの卵
わくわくとメダカの卵を鉢に入れ
孵化したて泳ぐめだかの子の二匹
たこ飯の容器は今や花の壺



ご近所で、青めだかの卵をいただいてきました。袋に水草を入れもらい、その鉢から水も少し、わくわくしながら鉢に移していたら、嬉しいおオマケが付いていました。孵化したての子めだか２匹です。さて、何日目に何匹生まれるでしょうか。
現在、黒、白、朱と、黒の雌と朱の雄とのまじりが家の周囲にいます。これで青目高が仲間入りしました。
今日はメダカの日なのか、別の方が、卵ばかり持って、みんな雌のようだという人に会い、雄・雌の判断は私には難しく、数匹黒目高を分けてあげました。

百合

田に下りる夏鳥レンズで追ってゆく
美容柳花蘂のばす留守の家
花揺れるにわか雷雨の始まれば



柿若葉クワイの葉っぱ水の上
四つ付く蕾と花の百合が咲く

なめくじ

今の声確かに雉よ夏河川
釣り竿を立て少年夏帽子
小満や花に埋もれる家族旅

ナメクジの駆除薬を読む最後まで
のぞき見る子めだかのすがた探す朝
朝一は目高の槽を見る日課

オーニソガラム　アラビカムという呪文のような花の名前です。

新樹

新樹光止まるかゆくか影ゆらり
鈴に吹く新樹の風透く宮を抜け
キューリ花雄花ばかりの咲きはじむ

田水張る

残しゆく子のミニカーとカーネーション
そっけない挨拶となる夏マスク
田水張る数種の鳥の影と揺れ

新型インフルエンザの影響で、近隣の市の学校は今日から休校となった。先ほど調べていたら、わが市も高校・中学は休校で・小学校・幼稚園・保育園は通常通りということです。

河川敷の草花

アマリリス

夏雲雀鳴き声しきり風の中
遠目にも生駒の灯見え夏嵐
アマリリス空に尽きだし赤く染め

早ばやと朝顔棚の出来ており
胡瓜似のズッキーニの花まだ付けて
初西瓜子らの前には皿に分け



プランター２箱にアマリリスが１４本伸び、咲き出しました。一本に２・３本花が付きますので、少し高いところにあり、見上げれば空が染まるようです。

紫蘭

紫蘭



どの葉にも寄らず夏蝶宮の杜
治療椅子夏季語浮かべ眼閉ず
尼寺の庭は紫蘭で埋め尽くす

窓辺より胡瓜の花の見える位置
雨蛙野菜畑の貯まり水
指さして子に青梅の粒を言う

時計草

時計草からむ鉢よりほぐしゆく

時計草ラティスに絡めまずは咲く



堤防の斜面に群れる花菖蒲

　　　　

夏初め

子の二人薄茶いただく五月寺
夏初め賑わう寺に供花を持ち
墓清め供花添える子に若葉風

屋台列粽・柏餅のぞきゆく

スカンポ摘む皆帰りゆく河川敷
つつじ咲く閉門告げる人動く

連休に泊まりに来た孫二人と共に野崎観音寺へ義姉のお墓参りにいく。丁度観音寺祭で、駅から境内まで、屋台の列が出来ていて賑わっていました。二人とも喜んでいました。境内でいただいたお薄、下の女の子は保育園の時にお茶の時間があり平気でしたが、３才上の兄は初めての経験でした。

写真はお染久松の碑。

ゴム風船

菜の花のまばらとなりて青き空
大輪の吾が家の花の金盞花
じゃが芋の花は紫朝の雨

ゴム風船電車にあれば子は眠り
見上ぐればジェットコースター新樹光
イベントの声も華やぐばらの園

五月入る子らと遊べる一日を
背くらべしているような花菖蒲
子と遊び夕には豌豆抜いており

写真は枚方公園。