春の橋

桜芽ぐむ一号線の石造り
春光を浴びて向こう岸へと渡る
バラの芽のどの春芽より明るし

春の橋料金所を歩きます
飛ぶ鳥を真下に眺め春の橋
梅見上ぐれば飛機雲の立ち上がる




陽気に誘われて淀川の仁和寺大橋を渡り寝屋川市へと歩く。この橋は100円橋といい料金所があります。歩きは無料です。渡って団地の水路沿いを左へ、京都方面へ。水路は桜の並木が続く。まだ蕾むまではいきませんが。、4月ごろが見ごろになるのかな。一つ先の新橋を渡り帰る。1万歩は疲れました。

梅まつり

ぬかるみの道を通りて梅まつり
花三椏曲がれば水車まわす水
マンサクやグループ通る列のあり

春寒し万博名入りの大薬缶
二人してよもやま話竹の秋
山茶花の花散る水面森しずか

　　　

三田の友人と万博公園で待ち合わせをしました。梅祭りです。

二ン月

二ン月や桜盛られし美容室
芝の束工事中です春の土手
霞む山川舟音させ波を連れ

雲雀鳴く芝養生の土手傾斜
梅開く土手よりの風まだ冷ややか
髪切ってぐるぐる巻きの春マフラー

　　

春の雪

春の雪まつ毛にふわりまたふわり
のどかなるお宮参りや鈴のなる
梅蕾小鳥次々来ては去る

鉢を手に雪割草の白蕾
竹を風さわさわ音させ春来たる
娘のくれしチョコレートと花菜束



茨木市へ。眼科の診察後、雪が降ったり止んだりのお天気、茨木神社へ寄ってみました。お宮参りが二組、孫もお世話になったなと思いながら、裏の梅林へ.小さな可憐な白梅が咲きかけています。。居ました。横のまだ蕾の樹の方に目白の群れが。天辺にはすずめがゆつたりと羽ずくろい、目白はせわしなく枝から枝に同じ樹を渡る。隣の咲いている枝には行かない。蜜ではない何かを香いでいるのか食べているのか。ぽーと石に座りながめていた。
蝋梅や鵙は家の近所で撮りました。

春浅し

春浅しタンカン届く島土産
白梅の薄れし空へ咲いており
山茶花や花弁数枚まだ残す

白梅やしべ延ばしたる寺窓辺
対岸の凧揚げ大会あのあたり
蕾む梅枝先止まる鳥のいて




この鳥は河川敷などでよく見ます。群れている時もあるのですが、調べてみるとほおじろに似ていますがスズメよりは一回り以上大きいです。ツグミでしょうか。

節分

冬田には白さぎ一羽いるばかり
冬鳥の群れ来て柿の実ついばみぬ
節分の絵手紙友の近況も

赤ちゃんとおんぶ紐見え冬日和
加湿器の時折音出す寒の夜
雪だぞと通夜がえりの夫の声




昨日は(２月２日)雨もやみ、お昼から暖かくお日さまも出て、高槻の方まで自転車で出かけてきました。おんぶされた赤ちゃんはねんねこ無しでのおんぶの若いおばあさん、日向ぼっこでしょう。今は抱っこ紐を多く見ますが、重くなれば背中に、というお母さんもいるのでしょうか。
残り柿に初めは目白、後からひよどりとそれぞれに群れてきています。目白の姿を見たのは今年になり初めてです。
お友達の絵葉書を豆と一緒に。