青葉山

参道は石段多し青葉坂
炎昼に木蔭求めて歩き会
青葉山三角点あり船岡山

口開けし境内狛犬炎暑なり
鬼百合や観光バスの多き古都
青葉山囲まれ社の静かなる




七月の歩き会は京都の船岡山公園へ。三角点の標石がある。北緯35度2分8秒７５６、東経135度44分40秒４１７、標高１１１，８９メートル、設置年　明治３６年。とある
送り火の大の文字がくっきりと前の山に見え、市街地が見渡せる。この山には不思議な光景が見られた。ペットボトルを切り、それを重ねて下の袋へ流れる？ように見えた。樹液か、雨量か、樹には傷はつけていないようでしたが。
この山の並びに、建勲（たけいさお）神社がある。御祭神は織田信長公です。
お昼の後は、大徳寺の境内を歩く。塔頭（たつちゅう）の多くのお寺が集まっていた。中には石田三成公の墓があるお寺もあった。土壁は瓦や紋だけではなく、調べてみると般若の顔や恵比寿さんも埋め込まれているらしい。

最後の百合

最後花香を広げおりカサブランカ
まくわうり早く色付け太くなれ
海の日やサッカー少年優勝す

七月の学校だよりの回覧板
張り紙は祭り復活掲示板
うり・なすび今日のおかずは近所より

　　　　

最後の百合が咲きました。花類がなくなった今　明るくなっています。
まくわ瓜の伸びた先を皆つまんでやると瓜の花が、少し大きくなってきて、実が付きだしました。下二つがまくわ瓜の実つき花と3、４日後の実です。
まな板のキューリ・へちま、ニガウリの切り口です。
あとは収穫野菜と、鉢植えのミニトマト。

七月

初オクラ昼から来るという一家
休ませる草刈り機あり乾草の列
のぼりきり一花残る立葵

七月やケーキ土産の子らのいて
柔らかき草を踏みつつ合図する
球を追い飛ばして居りぬ夏帽子




丈が低いのにオクラが実をつけてくれた。父と子が私の誕生日にとショートケーキを持参してくれました。誕生日とケーキ、この取り合わせはいつ以来だろう。ありがたく頂きました。
テニス部に入った孫娘は、ラケット持参で、早速河川敷へ。皆の分冷たいペットボトルを持ち後から行くが、届けるとすぐ暑くて退散。4年生の弟はサッカーの試合へ。

桔梗と虫、アガパンサスの白と青、最後の百合、テニスラケット。

青田風

ゆらめかすもの水中に草の花
青田風バランス上手く一輪車
髪切って土手の涼しき風に会う

窓に影ニガウリ蔓伸ぶレストラン
ころあいの大きさ選ぶウリ・キューリ
隣席の扇子の風を分けもらう





お友達がいればお互いが上手になるものですね。近所の子は一輪車に乗れるようになっていました。学校には一輪車は置いてあるようですが、はやり出したフラフープはないとのこと。
健診帰り梅雨の晴れ間に、阪急摂津市駅よりJR千里丘まで歩いてみました。3500歩くらいですが昼間に歩くのは「暑かったです」。駅前の交差点近くで、自家製の野菜を並べてあり、安さと見事さに思わず買ってしまいました。バスは発車するまでは冷房はなし。お隣さんの扇子のおすそわけが嬉しいでした。

七夕

第１４回(七夕)フェイスブック句会
インターネット俳句センター
7/7　投句
★七夕の飾りふれゆく親子連れ
★浮雲と揺れて遊んでへちま花
★ミニトマト娘のポケットに入れてやる

■第１４回(七夕)フェイスブック句会入賞発表■
■入賞発表/2012年７月９日■

【高橋正子先生特選/８句】
★七夕の飾りふれゆく親子連れ/祝 恵子
　笹飾りの並ぶ街並みでしょうか。あるいは商店街の七夕飾りで
しょうか。ゆっくりと夕涼みがてらそぞろ歩き、語り合い、飾りを
眺め歩くのでしょう。ちょっとした仕草を捉えたところに説得力が
あります。（小西　宏様）

　小さな子を連れた親子連れであろう。七夕飾りを見て、つい、
どのような願いが書いてあるのか手を触れてみてしまう。ほの
ぼのとした親子の会話がそこに見えてきます。（高橋秀之様）

選　 川名 ますみ様、小西 宏様、 上島 祥子様．


【入選/２０句】
★ミニトマト娘のポケットに入れてやる/祝 恵子
　自家製のミニトマトでしょうか？食べ頃に熟れたミニトマトを
娘のポケットに入れてやる。親子ならではの微笑ましい絆を垣
間見る様です。（佃 康水様）

家庭菜園の愉しい一こまがさらりと描かれていると思います。
（河野 啓一様）

選句とコメントを頂けると大変うれしいものです。ありがとうございました。

近くの保育園の七夕飾り

へちま花

浮雲と揺れて遊んでへちま花
時計草見あぐる人の時を止め
伊香保より旅の写真とさくらんぼ

水草の花をゆらして風抜ける
吊るされし風鈴数個鳴らしみる
夏歩きリユックに守札下げてゆく


　

今年は二階のベランダにもへちまやニガウリを日除けのために植えてみましたが、アリや虫で、少々閉口しています。
写真　へちまの花、にがうりの花、ランタナ、鉢植えの収穫野菜、時計草、へちまの受粉後の花。へちまは2本育っています。

夏の水族館

六月や東寺の見えてイルカショー
握手する少年とイルカ夏のショー
夏のショー終わるジャンプのしぶき受け

少年の見つめるアシカの水涼し
山椒魚ガラスの中にのっそりと
夏帽子ペンギンに話しかける子ら

　

六月の歩き会は梅雨時なので雨を予想して出来立ての京都の水族館へ。雨にはあいませんでしたが暑い日でした。
イルカのジャンプ、子どもとの握手、４頭で終わりの挨拶のさよならの尻尾ふり、おまけのジャンプで帰る時にしぶき以上の水を貰いました。
最後の写真は屋外空間と銘うって、京の里山ゾーンです。棚田や用水路があり、小魚もいそうです。