ひまわり

向日葵の数百本は森の中
茎揺れて風の中なりひまわりは
この丘が一番多し風ととんぼ


空蝉や一人で歩く森静か
睡蓮の茎延ばしおり蕾み持ち
ガラス器の展示に挿され綿の花


　　　　

服部緑地の植物園へ。

草茂る

カメムシ

草茂る野草の本より名を見つけ
むらさきの薄さを見せて式部の花
二種類の朝顔離れて咲き初じむ

新しき命を溜めて泳ぐメダカ
話題変えればその時に蝉鳴き出す
手に抜きしばかりを下げて夏大根


デイリー句会
むらさきの薄さを見せて式部の花★★★★

　　　

カメムシの種類でしょうか、いま堤防に沢山います。

夏休み

夏休み学童鉢を持ち帰る
夏休みサッカー少年合宿へ
掲示板神社と地区の夏祭り

ふうわりと白雲に浮き合歓の花
合歓の花大木となり風に揺る
釣り人のまた増えており夏の淀


　　　

近所の彼は２年生、学童より帰る途中。大変ですね、水着、ランドセル、水筒と朝顔の鉢植え。孫の５年生は夏やすみに入ると早速サッカーの合宿とか、もう帰っているかな。

お花畑

夏芝の花の小道を杖二人
散水のホース水色雲の峰
夏雲に張り付かれおる天の空

誘いの道最初に芝生踏み進む
塩飴と水分補給夏歩き
お花畑木蔭で憩う木のベンチ



万博公園のお花畑は、もう秋の花でいっぱい。芙蓉、槿、オミナエシ、朝顔、ススキなど。誘いの道、おひさま広場、夏空テラスのコーナーあり。

蓮の花

　　　


紅蓮にトンボ小さく彩をつけ
空入れて蓮池水面に花の影
池の風届く高さに泰山木咲く

森の色水面に映し池の夏
百日紅池を見渡す場所に咲く
描く人や撮る人多し蓮の池


　　　

万博公園の日本庭園の蓮池にて。

夏日

子かまきり夏日に足を揺り踏み出す
まだ泥の付きたる夏のミニ大根
家裏に立てかけられてゴムプール

夏野菜帽子を取りて入れてゆく
オクラ採る少しぬめりを感じつつ
いただきし光メダカを飽きず見る

　

ミニとうがんの花から実となる工程です。上の写真は実らしいのがつきそれに、花が咲き（下の写真）この時点で、受粉をして、（成功すれば）まだ上を向いています。徐々に重くなり下がっていきます。初めての受粉は失敗でした。いま２個が大きくなりつつあり楽しみです。偶然かまきりの子を見つけました。足の付け根以外は葉っぱの色です。動きが可愛い。

７月ネット句会投句

７月ネット句会投句 7/14


★一試合済ませて来たと日焼けの子
★指にまだ百合の花粉の付きしまま
★水打てば辻角に立つ補導員

初スイカ

初スイカ子らとのひと時楽しめる
ミニ冬瓜花の受粉を試みる
見かえれば門より園児と笹飾り

水を打つ辻角に立つ補導員
ピーマンの数の重さに枝撓わむ
採りたてを水に浮かべて夏野菜




正面から見てばかりのキューリの花、実がつけば花の裏はこのようになっているのに写真を見て気がつきました。
ミニ冬瓜は去年は失敗、今年も挑戦もちろん鉢植えで。今回は南側に。雄花ばかりでしたが、一つ実がついた雌花、早速受粉、付いてくれますように。

姫女苑

古墳山へ道標のあり姫女苑
百日紅ミッキー飾る三輪車
梅の実の透けて寺の朱の手すり

水玉の大きなハスの葉っぱには
正門の藁ぶき屋根よ大壺の蓮
六地蔵一本添えらる七変化


　　　

茨木市の紫金山古墳近くのお寺にて。