簾 満月「バスの助手席」

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自家用乗用車の世帯当り普及台数

2022-12-21 | Weblog
 何時頃からか、モータリゼーション等と言われ久しいが、気が付けば
殆どの家庭が自家用車を保有する時代となっている。

 少し前までは、やっとの思いで手に入れた車は、マイカーでは無く、
言わば家族共用のマイファミリーカーであった。
しかし近頃では一家に二台も珍しくはなく、正真正銘のマイカーとなっ
ているケースも少なくない程に各家庭に浸透した。





 自動車検査登録情報協会の「令和4年3月現在自家用乗用車 世帯当
り普及台数」を調べてみると、所有率の高い地域は以下の通りである。

 1位は福井の1.708台で以下、富山の1.652台、山形の1.642台、群馬の
1.593台、栃木の1.572台、長野の1.558台、茨城の1.552台。
更に岐阜の1.544台、福島の1.535台、山梨の1.521台と続き、11位の新潟
の1.520台までが1.5台を越えている。





 反対に少ない方を見てみると1台以下は、40位が北海道の0.995台で、
千葉の0.949台、埼玉の0.941台、兵庫の0.896台、京都の0.807台、神奈
川の0.684台、大阪の0.627台と続き、47位は東京の0.421台と成っている。

 当然の事ながら、大都市程車を必要としない生活が定着しているようだ。
意外なのは北海道で、広大な大地の移動の割りに保有台数が少ないようだ。

 我が岡山も1.349台の22位であるが、感覚的には随分少ない印象である。
ご近所を見回しても、二台は当たり前である。
加えて軽トラも普及していて、保有する家庭も少なくはなく、生活の足と
して使っている。北海道も是に近い状況なのかも知れない。





 因みに世帯当たり普及台数が0.5台を越えたのは昭和51年の0.505台で、
初めて2世帯に1台となった。
1世帯1台時代を迎えるのは平成8年の事である。

 その後も延び続け、平成18年の1.112台が最高で、近年は世帯数増加の
伸び率と比較して、保有台数の伸び率が下回り、世帯当たりの普及台数は
やや減少傾向が続いているようだ。(続)
(写真:旧JR留萌線 本文とは無関係)

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