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埼玉県の南西部、武蔵野台地の北東端に位置する川越市は、人口35万人余で
埼玉県ではさいたま、川口に次いで第三の規模である。
都心から30キロメートルの首都圏の一躍を担う、ベッドタウンとしても発展を
続ける町という。
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武蔵の国川越は、江戸時代になると有力大名が支配する幕府の北の要として、
又川越藩のその城下町として栄えてきた。
町は江戸から或は領内の各所から、物資や農産・特産品の集散地として、当時
は主に川越街道を使った陸運や、新河岸川の舟運の要衝としてその繁栄の歴史
を支えてきたという。
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その為江戸との交流も厚く、文化や芸術に江戸情緒を色濃く写す町となり、
時にその勢いは江戸を凌ぐもので有ったという。
そんな町には城跡を始め、神社仏閣や商家など歴史的な建造物も多く残り、
今日「小江戸(こえど)」と呼ばれる観光地となっている。
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舟運から鉄道に変わった今日では、JRを筆頭に、西武新宿線や東武東上線
などが乗り入れ、首都圏の新宿や渋谷から1時間、横浜からでも1時間半ほどの
距離で、乗り換え無しで来られるようになった。
車なら関越自動道の川越ICから観光の中心的なところまで数キロと離れては
いないのでアクセスも良い。
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そんな風に地の利も良い事から、観光客の数は年間700万人 を越えるという。
平成23年には「歴史まちづくり法」(通称)により「歴史的風致地区向上地区」
(いわゆる「歴史都市」)に認定されたことも有り、近年では国内のみならず、
日本の伝統や、江戸情緒を求める外国人観光客も増えているらしい。(続)
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