簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

川を越える(JR乗り潰しの旅・川越線)

2019-09-13 | Weblog

 大宮駅で高崎線を降り、川越線に乗り換える。目指すは川越駅である。
電車は地下の駅を出てやがて地上に出ると、鉄道博物館を左に見る先で本線と
分かれ、進路を大きく西に取る。

 いつもの事ながら、JR東日本の多くの電車がベンチシートなのがつまらない。
初めて乗る路線では車窓が気になるが、窓に背を向けて座るので、外を見ること
が出来ない。
立ち客も多いので、座ると正面の車窓を隠されてしまうし、写真も撮れない。
首都圏の電車に乗ると写真が極端に少なくなる。





 都会の人はお疲れなのか眠っている人が多い。スマホを見るのに忙しいのか、
景色は見飽きているのか、車窓を見つめる人は殆どいない。多くの人を運ぶの
だから仕方が無いとは言え、長編成なのだから、一両ぐらいクロスシートを入
れてくれれば良いのにと何時も思う。




 
 さいたま市街地(旧大宮市)の広がりは指扇駅を過ぎる辺りまでで、車窓は
次第に郊外の雰囲気となると、ゴルフ場を下に見ながら荒川の鉄橋を渡る。
一帯は低湿な田園地帯のようだ。位置的には武蔵野台地の東北端で、幾つかの
小さな川の流れを越えるのは、ここら辺りが奥秩父から流れ出た多摩川が長年
かけて形成した扇状地として形成されたからか。
これから向かう川越は、荒川・新河岸川や入間川に挟まれて立地している。





 そんな川を越えないと着けない地であることから、元々は「河越」と呼ばれ
ていたとか。また川がもたらす肥沃な地であることから「川肥」とも言われた
とか、平安時代にこの地を押さえた川越氏に由来するとか、その地名の起源に
は諸説有るという。(続)

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