簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

ホルモン女と稲葉君(JR乗り潰し・因美線)

2016-05-20 | Weblog
 駅を出て、激しく車の行きかう国道53号線を横切り、しばらく行くと東西に趣のあ
る懐かしい雰囲気のする通りが有る。旧出雲街道である。



 右に折れ少し進むと人気ユニット・B’zのボーカリスト、稲葉浩志さんの実家であ
る「イナバ化粧品店」が有る。
店内には特設ブースも設けられているようで、休日など多い日にはファンが100人
以上も訪れることが有るそうだ。



 ここを左に向えば津山城下への東の入口に向かうことになる。
丁度このあたりが、出雲街道から分岐した因幡往来の追分が有ったところで、当時
ここには番所が設けられていたと言う。



 その近くの道路際に「橋野食堂」と言う、昭和の雰囲気の漂う小さな食堂が有る。
ここは2011年に制作された地域発信型映画「ホルモン女」の舞台として、地元では
よく知られたところだ。
「ホルモンうどん」が全国的に知られるきっかけとなった映画で、実話をもとに作ら
れたと言われている。



 「ホルモンうどん」とは、この地方では古くから食べられていた郷土食である。
具材にホルモンを入れた鉄板焼きのうどんで、甘辛いだしを絡めて食べる。
もともとこの地方は古くから畜産業や精肉業が盛んな地域で、そのため大量に出る
ホルモンの消費を目的に、うどんなどの料理食材の一つとして使われていたと言う。



 2011年のB-1グランプリ姫路大会で見事第2位(シルバーグランプリ)を獲得し、
映画での発信と相まって全国的に知られるようになった。

 津山観光協会ではそんな人気にあやかって「稲葉浩志君の想い出ロードマップ」
や「ホルモンうどん食べ歩きマップ」などを用意して、観光客の便宜をはかっている。(続)



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