簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

水島海上保安部 (水島臨海鉄道に乗る)

2022-09-21 | Weblog


 正式には、「第六管区海上保安本部 水島海上保安部」と言うらしい。
主に中四国地方の瀬戸内海、並びに岡山、広島、山口(一部)、香川、
愛媛を管轄の範疇とする「六管」に於いて、岡山県西部水域の内、笠岡市
神島西端から倉敷市と玉野市の市境に到る間を担っている。



 主な任務は、海上に於ける犯罪捜査、法令違反の取り締まり、海難救
助から海洋汚染の監視と調査と幅広い。
対応する所属船艇は35m型巡視艇が、消防機能を有した「PC53 りゅ
うおう」と「PC13 みずなみ」があり、20m型巡視艇では、「CL69 
にいかぜ」と「CL53 きびかぜ」を有している。(水島海上保安部HP)
場所柄、中小型の艦艇が配備されている。



 水島港の取扱貨物量は中四国では最大級で、全国で10位にランキング
されているが、入港隻数を見ると年間約3万隻の船舶が出入りし、この
数は全国では1番という。
出船入船で込み合う港に監視の目を光らせるのが、この保安部である。



 港には神戸税関や広島植物防疫所、検疫所等の出先機関も揃っている。
しかし近頃では、遊漁系プレジャーボート等の機関故障が多発しているら
しく、その対応も増えているようだ。
事前の点検を徹底するよう注意を呼び掛けている。



 港に立てば、湾を取り巻く工場群が一望で、間近には保安部の巡視艇
等を目にすることが出来るが、残念ながらここにはプロムナードデッキ
のような遊歩道や飲食・土産物等商業施設など観光的な要素は何もない。

 港は巨大な水島コンビナートに有って、孤高を保ち、それを構成する
一要素に徹しているようにも見える。(続)





にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水島港 (水島臨海鉄道に乗る) | トップ | あちてらす倉敷(水島臨海鉄... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事