簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

新穂高の湯 (JR全線乗り潰しの旅)

2013-05-03 | Weblog
 まだ雨も雪も落ちてきてはいないが、天気は確実に下り坂である。
昨日あれほど綺麗に見えた穂高の山々は、乳白色の分厚い雲にすっぽりと覆われ、
全くその姿を見ることが出来ない。タクシーを飛ばして正解で有った。





 奥飛騨温泉郷は、新穂高、中尾、蒲田などの源泉エリアなどで構成されている。
その一つ、今回宿を取った中尾源泉エリアは、3,000m級の山々に囲まれた小さな
高原に開けた地に、旅館・民宿・ペンションなど25軒が温泉を誇って立地している。



ここからは笠が岳や錫杖岳、焼岳を一望に望むことが出来、高台には公園に足湯も
設けられている。



 その中尾高原に至る入口のバス停の直ぐ前には、「ゆ」と書かれた大きな暖簾の掛る
看板が建っている。その前を通る国道を横切って、蒲田川に架かる橋を渡ると知る人ぞ
知る新穂高温泉の秘湯「新穂高の湯」が有る。



 河原にある、巨大な川石で造られた開放感溢れる混浴の露天風呂で、やや温めの
単純泉が川底から自噴している。
野趣満点の露天風呂では、天気が良ければ川越しに槍ヶ岳を望みながら湯あみを
楽しむことが出来る。



 この露天風呂のすぐ上には橋が架かっているので、湯船は橋の上からは丸見え、
入るにはかなり勇気がいる。





 夏には結構な人が利用するらしいが、広い湯船で泳ぎ、中には浮輪や、遊具を持ち
込み、水着を着用して温泉プールのように利用する家族連れ等も有るとかでマナーの
悪さを心配する声も有るようだ。(続)



にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

トリップアドバイザー伊万里観光ホテル口コミ情報 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする