簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

シーサイドライン (JR乗り潰しの旅)

2013-02-11 | Weblog


 長崎本線の諫早から、佐世保本線の早岐を結ぶ47.6キロの路線が大村線であるが、
そこを走る列車の多くが長崎、佐世保間で運行されている。

 ここには目の覚めるようなブルーに塗り込められた「快速・シーサイドライナー」が
凡そ1時間に1本有るので直行するには便利は良いが、各駅に停まる普通列車は極めて
少なく、決して便の良い路線とは言い難い。



 長崎本線を走る列車の多くは、喜々津と浦上の間は昭和47年に開通した山の中の
トンネルの多い新線を経由するが、長崎から大村線に入る普通列車の多くは、この
間は大村湾に近い本来の本線(今は旧線)を経由するから、鉄道路線の乗り潰しには
有難い。

 左に波静かな大村湾、その先の対岸には西彼杵半島の緑を見ながら進む路線は、
「シーサイドライン」の名の通り大村湾に沿って走る。





 浪穏やかな湾は水面が鏡のように静まり返っている。
その先に低い山並みの続くのどかな風景の路線では、途中大村辺りでは長崎空港が遠望
でき、ハウステンボスの施設を間近に目にすることが出来る。
ハウステンボスは、駅から続く橋で早岐瀬戸を渡ればそのままエントランスに着く近さだ。



 ハウステンボス駅から大村線の終点の早岐までは電化されている。
博多方面からは、佐世保線の特急みどりに併設されたハウステンボス号が早岐で切り
離されここまで乗り入れている。
 ここから終点の佐世保までは、10分余りである。(続)





  にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする