唐津城は町中を流れる松浦川が、唐津湾にそそぐ河口近くの小高い満島山と呼ばれる
山上に建っている。五層五階の天守閣は、昭和41年観光施設として再建されたものだ。
お城へは時代を感じながら一歩一歩石段を歩いて登る事も出来るが、舞鶴公園にある
珍しい斜行エレベーターが面白い。
山の斜面に沿うように設置された籠室は、全長53メートルを1分ほどで駆け上って行く。
天守に登ると内部は博物館で、その最上階は展望所に成っている。
川と海に沿うように開けた唐津の街並みが一望で、その眼下左右には、虹の松原と西の
浜松原の緑の帯が延び、丁度それが羽を広げた鶴のように見える。
このことから、唐津城は舞鶴城の別名を持つようになったと言われている。
“唐津くんち”は市内に有る唐津神社の秋の大祭で、クライマックスの御旅所神幸と
それを守護する曳山が知られている。
曳山は粘土や木型で原形を作り、それに和紙を張り重ね、更に漆を塗り、その上から
金銀を施し形作ったもので、多くは江戸時代に作られたものらしい。
祭りでは各町内から出された14台が町内を練り歩く。
曳山は武将の兜、獅子頭、龍や鯱など多彩なモチーフで作られ、重さ2トンにも達する。
こんな曳山は唐津神社の隣に有る曳山展示場に常設展示されていてまじかに見ること
が出来る。
唐津の町中には、名物の“イカの活造り”を手軽に食べさせる店が多い。
まだ生きている透き通るような白いしこしこした身は甘みが有って本当にうまい。
つい先ほどまで動いていた足は、ゲソ天として違った味わいを楽しむことが出来る。(続)
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山上に建っている。五層五階の天守閣は、昭和41年観光施設として再建されたものだ。
お城へは時代を感じながら一歩一歩石段を歩いて登る事も出来るが、舞鶴公園にある
珍しい斜行エレベーターが面白い。
山の斜面に沿うように設置された籠室は、全長53メートルを1分ほどで駆け上って行く。
天守に登ると内部は博物館で、その最上階は展望所に成っている。
川と海に沿うように開けた唐津の街並みが一望で、その眼下左右には、虹の松原と西の
浜松原の緑の帯が延び、丁度それが羽を広げた鶴のように見える。
このことから、唐津城は舞鶴城の別名を持つようになったと言われている。
“唐津くんち”は市内に有る唐津神社の秋の大祭で、クライマックスの御旅所神幸と
それを守護する曳山が知られている。
曳山は粘土や木型で原形を作り、それに和紙を張り重ね、更に漆を塗り、その上から
金銀を施し形作ったもので、多くは江戸時代に作られたものらしい。
祭りでは各町内から出された14台が町内を練り歩く。
曳山は武将の兜、獅子頭、龍や鯱など多彩なモチーフで作られ、重さ2トンにも達する。
こんな曳山は唐津神社の隣に有る曳山展示場に常設展示されていてまじかに見ること
が出来る。
唐津の町中には、名物の“イカの活造り”を手軽に食べさせる店が多い。
まだ生きている透き通るような白いしこしこした身は甘みが有って本当にうまい。
つい先ほどまで動いていた足は、ゲソ天として違った味わいを楽しむことが出来る。(続)
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