簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

新幹線・新潟から長野へ(JR全線乗潰しの旅)

2010-04-16 | Weblog
新幹線は便利な乗り物であるが余り好きではない。
理由は簡単、速過ぎるからである。
早すぎて、景色を楽しむ余裕が無い。
こだまなら兎も角、駅に止まっても1分か2分では何をする事も出来やしない。
だからと言って乗らないのかと言うとそうでもない、結構利用する。
今日も新潟から高崎を経て長野まで行く新幹線に乗っている。

 【写真:JR新潟駅】

利用するときにはそれなりの理由がある。
目的地に早く着きたい時か、目的地の場所により早く近づきたい時だけだ。
速過ぎるから否だけど、速いから使う。なんだか矛盾しているがこれが実情。
つまるところ新幹線は旅を楽しむと言うよりは、単なる移動手段として捕らえれば
これほど早くて便利な乗り物は無い。

 【写真:上越新幹線】

新幹線は、サラリーマン時代出張の楽しみを奪った。
早朝の便に乗れば午前中の会議に間に合ってしまう。
まして午後からの会議なら充分すぎる余裕が有るし、夕方に終わればその日のうちに
帰る事になる。

会議を終えて久し振りに先輩・友人と酒を酌み交わし、当日はホテルでゆっくり一泊。
翌日朝移動して、午後出社、こんな楽しみが無くなってしまった。
早い事が新幹線の売りでは有るが、良いことばかりでは無いようだ。







 【写真:Maxとき350号】

新潟発20時16分のオール2階建て“Maxとき350号”で高崎へ向う。
ここで長野新幹線に乗り換えるが、“あさま549号”は6分前に発車したところで、
次は22時22分発の“あさま553号”までないから、45分ほど待つことになる。



 【写真:JR高崎駅】

待合室にはかばんを抱えたサラリーマン風の姿も見受けられる。
日帰り出張の帰りなのであろうか?

“あさま553号”は定刻にホームに滑り込んできた。
ここで僅かばかりの乗客を乗せ、各駅に停まりながら長野に向う。
50分ほどで終着駅に到着すると、今回のたびはその目的を達成して終わりだ。



 【写真:高崎駅ホームにて】

                            (JR全線乗潰しの旅 終)

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