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visiting a grave 1

2010-12-14 | Edo
***墓参り~馬琴編~
 友人お薦めスポット、小石川植物園内にある東京大学総合研究博物館・小石川分館へ行ってきました。
          
この建物は旧東京医学校の校舎で、建築物自体が見る価値あり。テラス付き2階建ての館内は一部改装してありますが、動物の標本や薬草を収納した棚やら昆虫標本、骸骨、剥製、ホルマリン漬けのガラス瓶…ヤン・シュヴァンクマイエルが欲しがりそうなものがいっぱい。それらを陳列した机や棚の質感はブラザーズ・クエイの世界…。
     入口前の窓より室内を覗く
・・・なのに。なのに、行った日が悪かった。特別展をやっていて館内撮影禁止。おまけにその展示品が標本の間に置いてあって、せっかくのダークでミステリアスな雰囲気が台無しに。作品は、良く言えばミスマッチ・対極の妙というのでしょうか。私にはキモカワ系安っぽいポップ・アートとしか見えず、芸術品でない古い標本の方がアートに見えました。
 さて、茗荷谷の谷底にある博物館から駅へ這い上がって行き、駅裏の細い坂道を拓殖大学方面へ行くと、曲亭馬琴の墓がある深光寺があります。小さいながらも江戸古地図にも載っている古いお寺です。
          
坂を上って本堂左手すぐに馬琴の墓はありました。今はもうお参りする人もいないのか、枯れた松葉が墓石の上にいっぱい落ちていたので、それを綺麗に掃って撮影。
        墓碑銘など判読不可能になってました
このお寺は小石川七福神の恵比寿さまだったので、福があるようにお参りしました。
          
 同じ道筋に、しばられ地蔵尊もありました。そういうのがあるのは知ってましたがこんな処とは知らなかったので興味本位で見てみましたが、お地蔵様たいへんなことになっています。
            
願をかけたヒモでお地蔵様をしばって、成就するとヒモを解くのだそうですが、この状況から察するに願いがかなっている人少ないのかな?


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