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wolpertinger@Gero-onsen

2011-05-25 | trip
***下呂のヴォルペルティンガー***
 下呂温泉合掌村では、まだまだ興味深いモノを見ることが出来ました。
 何故だか日本古来の狛犬を収集展示した博物館「狛犬博物館」なるものがあり、木製の狛犬、沖縄のシーサーまで様々な狛犬様が陳列されていました。正直入る前は「こまいぬなんかぁ退屈だろう」と思っていたのですが、陳列ケースの中にどうみても狛犬ぢゃないだろしかも舶来もんだろと思われる珍奇な1体を発見。これには説明が「ドイツの伝説獣 ヴォルぺル・ティンガー 兎に角が生え翼があり、足は片方鳥の怪獣」と紙に筆書きしてありました。
 狛犬博物館のヴォルペルティンガー
 こりゃまるでシュヴァンクマイエルが作ったオブジェみたいじゃないですか。これがドイツの狛犬様なのでせうか、、、と思ってさっき調べてみました。さすがに日本では情報なしなので、ドイツへgo!!

 ユニコーンと同様、ヨーロッパに伝わる架空の野獣らしいのですが、宗教絡みでないのかドイツ本国でも余り興味持たれてない様子で、まつわる伝説が載ってませんでした。ヴォルペルティンガーはWolpertingerと表記し、未確認動物のげっ歯目でドイツ・バイエルン地方高山の森林に生息している珍獣らしいです。ということは、架空の生物ではなく「つちのこ」「ネッシー」同様の珍獣ということです。ですから目撃情報もあります。一般的なものは、角の生えたリスorウサギで、牙を持ち翼がはえているというものだそうです。そしてこれも何処の国でもお決まりで、旅館や観光客相手のお店で、地域特有のぬいぐるみがお土産用に販売されてるということです。ミュンヘンの博物館にはドイツの生き物として収蔵してあるそうです。ひょっとして下呂合掌村の狛犬博物館のヴォルペルティンガーの剥製は、南ドイツ土産なのかもしれませんね?

・・・て、狛犬様はそーいう類のものじゃないから全然ちゃうやろが~



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