昨日の続きです。
昨日、紹介しました書院は、天井や鴨居の高さが低く、座ったときに安らぎや落ち着きがでるようにされていて、まさに茶席の様式が演出されています。
武士の世にあって・・・この部屋では刀傷沙汰を起こさない配慮なのでしょうか?
さて、今回紹介するのは、重要文化財の3つの手水鉢と蹲踞(つくばい)。そして建屋の随所に見かけた扁額の文字。更に、庭に咲いている花たちです。
▲「独坐(どくざ)」と「角バラズ(かどばらず)」の手水鉢(ちょうずばち)。
▲「女ノ字(めのじ)」の手水鉢と蹲踞(つくばい)。
▲書院の中の間の廊下に掛けられていた扁額。「衆遠」と書かれています。
本堂の離れの茶室、「閑」。
▲部屋に活けられていた花。右側の実は胡桃なのです。境内にあったものを活けてみましたと・・・和尚さん。左側の実は聞くのを忘れました。
▲「凌霄花(のうぜんかずら)」と、萩。
▲「槿、木槿、無窮花(むくげ)」。蜻蛉もおりました。