私は、工事現場が好きなのか・・・。すぐに、職人さんの近くに寄ってしまう癖がある。まぁ寄らないまでも1日中、工事の様子を眺めていることがある。
家内は、「そんなに見ていたら、目障りで職人さんがやりにくいでしょう!」と怒っていたのだが、今では呆れて、黙ってしまった。
相談しながら進める工事内容であるため、仕方なく職人さんの傍に居り、結果として本当の監督と共に居ることになっているのだが・・・。ついつい、眺めてしまうことになっている。
これが結構楽しくて、ブログづくりを休むことしばし。(毎日、上ばかり見ていて疲れて・・がホンネ。)
屋根屋さん、大工さん、板金屋さん、建具屋さん、塗装屋さんの一人一人の動き、所作を見ていて「流石職人さん!」と思えることが沢山ある。
まず服装が違う。足元が違う。屋根に登っても滑らないアメゴムを張った足袋。大工さんとは同じようであるが、ふくらはぎまでの長い足袋でチョット違う。滑り止めと足への負担を軽減するためなのだろうか?
使う道具も違う。瓦専用の金づちは片方が尖っている。瓦を削るために必要だとか。それとも屋根から万一、滑り落ちることになったとき、アイスピックのように屋根に打ち込み、滑落止め防御のためなのか・・・。(勝手に想像するが・・・)
昔の屋根であるため、棟(ムネ)の部分と瓦の下に土が沢山乗っている。更に杉の木の皮も・・・。大屋根だけで瓦と土で15トン。4トン車で4台分。杉の皮も1台分。そして両方の軒の庇の部分を含めると、22トンくらいになるのかなぁ。よくまぁ、これだけも乗せていたものだ。一本一本の柱君。よく耐えてきた。ご苦労さん!!
10/31 簡易リフトと足場を使っての土降ろし。
11/3 両方の大屋根の瓦が降ろされた。