秋祭り

昨日は、我が地元の秋祭りの宵宮、そして今日は本宮。

昨夜の宵宮は、神社境内で神官による御祓い、子供会によるバザー、カラオケ大会などの催しが行われた。
なかでも、大人御輿は29年振りのお披露目です。昭和53年に25年振りに復活し3年間に限って担ぎ出されたのですがそこでストップしておりました。
神社の倉庫から境内に御輿を出し、飾りつけをして太鼓を叩くだけということに・・・。



何分にも、江戸時代からの本格的な御輿で重さ1トン。約80人の大人が揃わないと村の中を練り歩けないシロモノです。
力仕事をしていない、まして肩に担ぐことをしないサラリーマンが中心ですから、肩も足も腰もダメです。昔の80人と比べると倍の人数であっても、ちょっと無理かもしれません。
ということで、境内に引き出すまでで精一杯です。ということで、境内に引き出し、お披露目となりました。



来年は、台車に乗せて、引っ張る御輿に改良しなけば・・・折角の御輿もまたしてもお蔵入りになりかねません。
何とか、村の中を引き回したいものですが・・・。

そして本宮の今日は、子供御輿による4ｋｍを2時間30分かけての巡行です。
この子供御輿も、子供の減少化で・・・・。



秋祭りの起こりは・・・五穀豊穣を氏神に祈願し、氏神を御輿に乗せて家々を御祓いするというもの。
その五穀もなくなり・・・氏神さんも当てにしなくなり・・・しだいに「秋祭り」も忘れられつつあって・・・。
せめて、この祭りを通して、ご近所との繋がりを深めたい・・・。

さて、この大人御輿・・・来年の盆踊りに・・・そして秋祭りに・・・登場させたいものである。