多武峰・談山神社の東大門から登っていく途中に、重要文化財「摩尼輪塔」がある。
この変わった石碑(というより塔婆)の八角形の石塔の正面と左側面に文字が彫られている。
上円部には大日如来の種字である「アーク」という記号が彫られている。
正面の塔身には、「妙覚究竟摩尼輪」と彫られ、側面には「乾元二年癸卯五月日立之」と1303年の銘があることから、700年ほど前に造られたものなのだ。
梵字は「薬研彫」の手法で彫られている。
この「薬研彫」とは、昔、薬を粉砕する道具の「薬研」とい道具のV字型から、この「薬研彫」の名称が出来たとか。
摩尼とは「宝珠」という。では宝珠とは何かといえば、仏像やお地蔵さんが手にしている、球形で上部が尖っている珠なのです。五重塔の仏塔や仏堂の頂上、また橋の欄干に付けられた「擬宝珠」などもその現われとか。
石の笠の頂上に、橋の欄干の形をした「宝珠」が乗っていました。
円盤と六角形という組み合わせは、ひときわ目立つデザインだ。現代でもヒケをとらないアートだ。
『かなり薄くなっている「妙覚究竟摩尼輪」文字の「妙覚」とは、仏に帰依して良い報いを受けることで、それがここ談山神社で究意、すなわち究極となる、ということである。』(莫山先生の説明引用)
重要文化財の「摩尼輪塔」。なかなかユニークな存在だ。
六角柱の石に「妙覚究竟摩尼輪」と書かれているそうだが、薄くて見ずらい。
参道の傍ら、小川の縁に建てられていた。
この変わった石碑(というより塔婆)の八角形の石塔の正面と左側面に文字が彫られている。
上円部には大日如来の種字である「アーク」という記号が彫られている。
正面の塔身には、「妙覚究竟摩尼輪」と彫られ、側面には「乾元二年癸卯五月日立之」と1303年の銘があることから、700年ほど前に造られたものなのだ。
梵字は「薬研彫」の手法で彫られている。
この「薬研彫」とは、昔、薬を粉砕する道具の「薬研」とい道具のV字型から、この「薬研彫」の名称が出来たとか。
摩尼とは「宝珠」という。では宝珠とは何かといえば、仏像やお地蔵さんが手にしている、球形で上部が尖っている珠なのです。五重塔の仏塔や仏堂の頂上、また橋の欄干に付けられた「擬宝珠」などもその現われとか。
石の笠の頂上に、橋の欄干の形をした「宝珠」が乗っていました。
円盤と六角形という組み合わせは、ひときわ目立つデザインだ。現代でもヒケをとらないアートだ。
『かなり薄くなっている「妙覚究竟摩尼輪」文字の「妙覚」とは、仏に帰依して良い報いを受けることで、それがここ談山神社で究意、すなわち究極となる、ということである。』(莫山先生の説明引用)
重要文化財の「摩尼輪塔」。なかなかユニークな存在だ。
六角柱の石に「妙覚究竟摩尼輪」と書かれているそうだが、薄くて見ずらい。
参道の傍ら、小川の縁に建てられていた。
紅葉の時期は平日でもすごい人出なんでしょうか?
秋の紅葉を見たいとは思ってるんですが・・・
スターアニスさんの目の付け所、やっぱり造詣の深いかたのそれですね。
↓の下馬の碑、今までまったく気がつきませんでした。
これから、ちゃんとみるようにします。
何百年も経っても当時のままの状態で、保存されるのはよいですね。
>談山神社・東大門の奥に置かれている「下乗」の石碑
…とても素敵な門と石ですね。(^^♪
奈良県のお寺は、石碑だけ載せても一年かかりそうですね。